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新機能と追加機能
インターネットサービスの新機能と追加機能は次のとおりです。
起動と設定
・インターネットサービスをWindowsNTサービスとして実行可能になりました(インターネットサービスの起動を参照)。
InetSvcs.cfファイルを、ハードディスクの[Config]フォルダではなく[FCServerフォルダ]に保存可能になりました(実行ファイルとともに)。
・すべてのログ取得とデバッグを、インターネットサービスコンソールからではなく、インターネットモニタから実行可能になりました(WindowsとMac OS X)。
・Windowsでは、インターネットサービスコンソールからログ取得とデバッグを実行可能になりました。ただし、UNIXデーモンとして実行する場合は、コンソールが使用できません。
タスク一覧で、接続IPアドレス、ポート、接続時間を表示するようにしました。
インターネットサービスのリソースフォルダ
・バージョン8.0以前のサイト用に、以前のクラスタスクリプトもこのフォルダ内に保存しています。
・このフォルダ内に[新規サイトの作成(Create a new site)]フォームを用意しました。
[WWW]フォルダ
・[Internet Service]フォルダ内に[Template Sets]コンテナが新しく追加されました。このコンテナには[.templates][.webmailtemplate][.mobiletemplates][LiveLink template sets]の各フォルダが収録されています。
・FirstClassのWebサイトを自動作成する[新規サイトの作成(Create a new site)]フォームが新しく追加されました。
[Main Site]コンテナが新しく追加されました。デフォルトのFirstClassのWebサイトはこのコンテナ内に収録されています。
・[サイトの基本設定(.sitepref)]フォーム(従来の[Global Site Preferences]フォーム)は[Main Site]コンテナ内に収録され、新しいWebサイトのコンテナが作成される度に、その中に自動作成されます(デフォルトのWebサイトの設定についてを参照)。
インターネットサービスの拡張
・[Internet Services]フォルダ内に新しく収録した[AddHandler]ドキュメントを利用して、ISAPI(Internet Services API)に対応しました(ISAPIの利用方法を参照)
CIFS(Common Internet File System)/SMBに対応しました。これにより、FirstClassデスクトップをリモートドライブとしてマウントし、FirstClassのコンテナやアップロードしたファイルに(エクスプローラのなどの)ネットワークディレクトリからアクセス可能になりました。
インターネットサービスのセキュリティ
・rules,SubjectBlockファイルを複数作成して、ブロックしたい単語をカテゴリごとに作成することが可能になりました(自分専用のブロックリストの作成を参照)。
・スパム対策用の攻撃リスト機能を追加しました。STRIKEコマンドを使用して、メールを配信しようと何度も接続を試みる疑わしいIPアドレスを登録します(スパムの処理を参照)。
IPアドレスの一時ブロックリスト機能を追加しました。BLACKLISTコマンドを使用して、疑わしいIPアドレスがメールを配信できないようにします(スパムの処理を参照)。
・「接続保留」機能を追加しました。スパムを配信するIPアドレスを接続保留状態にして攻撃を無力化し、FirstClassのサイトへの影響を少なくします(スパムの処理を参照)。
・システムの悪用が疑われる現象やDoS(Denial of Service)攻撃を監視できるようになりました(インターネットサービスモニタの使用を参照)。
・セキュアな電子メール暗号化方式であるS/MIMEに対応しました(セキュアなメールの送信を参照)。
・シマンテック社のアンチウィルス機能を利用して、受信、送信メッセージの添付ファイルのウィルスチェックができるようになりました(サ―バでのウィルス駆除、および[メールの詳細設定(Advanced Mail)]フォームの[Antivirus]タブを参照)。
・LDAPプロトコルでSSLに対応しました(SSL証明書について、および[ディレクトリの詳細設定(Adanced Directory)]フォームの[LDAP]タブを参照)。
・POP3プロトコルでSSLに対応しました(SSL証明書について、および[メールの詳細設定(Adanced Mail)]フォームの[POP3]タブを参照)。
・IMAP4プロトコルでSSLに対応しました(SSL証明書について、および[メールの詳細設定(Adanced Mail)]フォームの[IMAP4]タブを参照)。
[Filters]フォルダにある各種フィルタリング用ドキュメントで、2種類の新しいワイルドカードに対応しました。
その他
・HeaderMatchファイルでSETオプションを利用できるようになりました(ブラウザの種類による振り分けを参照)。
・MIMEタイプを登録するファイルの名前がMIME Typesに変わり、管理者デスクトップの[Internet Services]フォルダにもハードドライブの[Config]フォルダにも保存できるようになりました(詳細はMIMEタイプのファイルについてを参照)。
・クライアントソフトウェアとインターネットサービスで使用する画像、アイコン、フォーム、ヘルプファイルが[FC Resource Registry]に保存されるようになりました(インターネットサービスのリソースについてを参照)。



フォームの新機能
インターネットサービスのフォームの新機能は次のとおりです。
[インターネットの基本設定(Basic Internet Setup)]フォーム
・インターネット接続の設定は、[接続]タブから[全般]タブに移動しました。
[接続]タブは2番目から8番目に移動し、接続保留オプションと接続拒否オプションが追加されました。
[迷惑メール/スパム]タブ内に[RBL]、[ジャンクメール]、[スパムスコア]、[IPの監視]タブが追加されました。
・SMTP AUTHを利用するユーザのリレー許可の設定画面は、[迷惑メール/スパム]タブから[迷惑メール/スパム]タブ内の[リレー]タブに変更されました。
・[迷惑メール/スパム]タブ内の[ジャンク]タブに攻撃リストのオプションが追加されました。
・CIFS/SMBのオプション追加にともない、[FTP]タブの名前が[ファイル]タブに変更されました。
・[迷惑メール/スパム]タブ内の[メールルール]タブに、スパムスコア、拒否、クロスポストの制限の各オプションが追加されました。
[メールの詳細設定(Advanced Mail)]フォーム
[SMTP]タブでSSL証明書を設定可能になりました。
[Antivirus]タブにシマンテック社のアンチウィルススキャンエンジンを利用できる機能が追加されました。
[送信]タブで、メッセージ本文に[テキスト形式とHTML形式]が選択可能になりました。
[Webとファイルの詳細設定(Advanced Web & File)]フォーム
[CIFS]タブが追加されました。
[HTTP]タブに[アクセス]タブと[ログ]タブが追加されました。
・[HTTP]タブ内の[アクセス]タブに、管理者のログインに関するオプションが追加されました。
・[HTTP]タブ内の[ログ]タブに、ログ取得のオプションが追加されました。
[インターネットモニタ(Internet Monitor)]フォーム
プロトコルの状態コントロールの情報がそれぞれ別のタブに移動しました。
[プロトコル]タブにCIFSの項目が追加されました。
[コントロール]タブに[タスクの優先度]と[ログをディスクに書き込み]ボタンが追加されました。
・HTTPキャッシュ、IP、一時ブロックリスト、接続保留数、DNSキャッシュを、個別にクリアできるようになりました。
[サイトの基本設定(.sitepref)]フォーム
[表示]タブにWebサイト名とフッタのフィールドが追加されました。
[表示]タブの[インタフェース]フィールドの選択肢に「モバイル」と「Livelink」が追加されました。
[表示]タブに[メニュー幅]のオプションが追加されました。
[背景色とフォント]タブが追加され、そのタブ内に[背景色]タブ[フォント ]タブが追加されました。
[背景色とフォント]タブに[テーマ]フィールドが追加されました。
・[背景色とフォント]タブ内の[フォント]タブにフィールドが追加されました。



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