フォームのタブ
このフォームを使用して、ご利用のシステム上でHTTPプロトコルとFTPプロトコルの設定を行います。標準的ではないインターネット設定にしない限り、これらのプロトコルを変更する必要はありません。
[HTTP]タブ
このタブを使用して、インターネットブラウザのオプション、HTTPプロトコル、ログの設定を行います。
[アクセス]タブ
有効
ご利用のシステムで、HTTP、HTTPS、またはその両方を有効にします。
HTTPポート
ご利用のHTTPサーバのポート番号です。通常は、デフォルトの80番を許可します。Webサイト管理者から指示がない限り、このポートは変更しないでください。
HTTPSポート
ご利用のHTTPSサーバのポート番号です。通常は、デフォルトの443番を許可します。Webサイト管理者から指示がない限り、このポートは変更しないでください。
証明書
システム上で複数のサイトを運営していない場合は、システムのセキュリティ証明書名を入力します。
運営しているサイトが複数ある場合は、[複数サイトと複数言語の設定]フォームに証明書名を入力してください。
HTTPタイムアウト
インターネットサービスがWebブラウザからの応答を待つ時間です。この時間を過ぎると接続を切断します。
デフォルトの言語
ブラウザが要求する言語と一致する言語ファイルがシステムにない場合に使用するデフォルトの言語です。
読取専用ファイルのみをキャッシュする
このオプションを選択すると、読み取り専用ファイル(Windows)、または保護されたファイル(Macintosh)のキャッシュを保存することができます。書き込み可能なファイル(Windows)または保護されていないファイル(Macintosh)のキャッシュは保存しないようになります。
このオプションによって、インターネットサービスはキャッシュするファイルを厳選することができます。
CGIのDNS逆引きを無効にする
CGIのよるDNSの逆引き参照を無効にします。DNSの逆引き情報が必要ないCGIに対して、DNSサーバがIPアドレスからドメイン名を逆引きする必要はありません。
認証なしでディレクトリへのアクセスを許可する
URLに「/Directory」と記述してFirstClassのディレクトリ閲覧することを、未承認のユーザにデフォルトで許可します。
ブラウザでログインしているユーザのIPアドレス変更を許可しない
これをチェックすると、Web経由でログインしているユーザが使用するセッションキーの一部として、ユーザのIPアドレスを取り込みます。
これにより、ユーザがログイン時のハッシュを記憶して、他のコンピュータからそのコンピュータのユーザの振りをしてログインすることができないようにします。
ユーザがインターネットサービスにセッションのクッキーを設定することを許可していれば、ログインのハッシュがURLに取り込まれないようになるため、この設定は絶対に必要というわけではありません。
管理者のログインにはHTTPSのみ許可
これをチェックすると、管理者はWebアクセスにHTTPSを使用しなければならなくなります。これにより、管理者がWebから作業を行う際に、HTTPSより安全性の低いHTTPを使用することができないようになります。
[ログ]タブ
このタブを使用して、ログ統計値の形式、取得する間隔(統計値をログファイルに記録する場合にだけ有効)、記録先を設定します。
ログの形式
・NCSA共通ログ形式
この形式は市販の標準的なログ分析ツールで使用できる、最も安全の高いものです。
・FirstClassログ形式
この形式ではより詳しい情報が記録されますが、データベースやレポートを自作する必要があります。
・NCSAとFirstClassの統合ログ形式
この形式では、NCSA共通のフィールドにFirstClassのフィールドが追加されます。
認証済みユーザのみログ取得
デフォルトでは無効になっています。認証済みユーザのログだけを記録します。
リソース(アイコン、テンプレートなど)のログ取得
デフォルトでは無効になっています。インターネットサービスで使用するリソースのログを記録します。
どちらのオプションも、有効にすると、HTTPトラフィックの多い大規模なサイトでは特にサーバの負荷を減らすことができます。
記録先
・記録しない
ログ統計値を保存しません。
・サーバのログファイルに記録
統計値を取得し、サーバのログファイルに記録します。ログファイルは、デフォルトでは[fcns]フォルダの[logfles]フォルダにあります。
・サーバの[statistics]フォルダ内に記録
統計値を取得し、サーバの[Statistics Folder]に記録します。このフォルダは、デフォルトでは[fcns]フォルダの[Stats.dir]フォルダにあります。統計値ファイルの名前には「I」が付き、「01Aug03I.txt」のようになります。
・以下のフォルダに記録(絶対パス)
デフォルト設定である[FCServer]内の[Stats]フォルダ以外の場所に統計値を保存します。
統計値ファイルを保存するフォルダのパスを(OSで使われる標準のパスの書き方で)入力してください。統計値は常に記録されるため、パフォーマンスを低下させないようにするには、あまり使われていないボリューム上のフォルダに作成するのが最適な方法です。このフォルダは、インターネットサービスのマシン上ではなく、サーバマシン上に作らなければいけません。
[FTP]タブ
このタブを使用して、FTPプロトコルを設定します。
FTPポート
FTPクライアントが[FTP]フォルダからファイルをダウンロードするために使用するTCPのポートです。通常は、デフォルトの21番を許可します。FTPの管理者から指示がない限り、このポートは変更しないでください。
FTPタイムアウト
インターネットサービスがFTPクライアントからの応答を待つ時間です。この時間を過ぎると接続を切断します。
アノニマスFTP(匿名FTP)を許可する
FTPユーザが匿名アクセスできるようにします。
[CIFS]タブ
このタブを使用して、CIFS(Common Internet File System)/SMBプロトコルの設定を行います。
CIFSのTCP用ポート
CIFSモジュールが直接TCP接続を受け付けるポートです。デフォルトは445番です。
CIFSのNBT用ポート
CIFSモジュールがNetBIOS接続を受け付けるポートです。デフォルトは139番です。
CIFSは両方のポートで実行されます。
CIFSタイムアウト
セッションごとに許容するCIFSのアイドリング時間です。デフォルトは30番です。
暗号化されていないパスワードでのログインを許可しない
ユーザは暗号化されていないパスワードでデスクトップにログインすることが、デフォルトではできないようにします(Windowsのみ)。
ご利用のシステムでユーザのパスワードを暗号化せず、プレーンテキストのパスワードを使えるようにしていると、セキュリティ上の危険性が高まります。
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