[MIME Types]ファイル
MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)とは、インターネットで送信できるようにドキュメントとメッセージの書式を設定するための仕様です。MIMEの対象となるドキュメントには、次のようなサーバパースファイルやHTMLではないファイルが含まれます。
・画像
・音声
・動画
インターネットサービスは、[MIME Types]ファイルを使用して、Windowsファイルの拡張子と、Macintoshファイルのタイプ、クリエータ情報をMIMEタイプにマッピングします。このファイルは、Windowsのメモ帳やMac OS XのSimpleTextなどASCIIデータを扱えるエディタで開くことができます。
[MIME Types]ファイルを使用して、次の設定を行うことができます。
・ファイルタイプを特定のプログラムに関連付ける。
・テンプレートのないドキュメントを表示する。
・HTML形式でないファイルをブラウザで表示できるようにする。
・パースするファイルの種類をインターネットサービスに伝える。
[MIME Types]ファイルは、管理者デスクトップの[Internet Services]フォルダ(またはそのクラスタ)か、ハードディスクの[FCServer]>[Config]フォルダに保存することができます。リモートでアクセスできる管理者デスクトップにこのファイルを保存した場合は、変更する度に[インターネットモニタ (Internet Monitor)]の[コントロール]タブにある[設定の再読み込み]ボタンを押す必要はありません。両方の場所にある場合は、管理者デスクトップのファイルが[Config]フォルダにあるファイルより優先して適用されます。
既存の[MIME Types]ファイルを変更することは可能ですが、標準的なFirstClassのシステムでは、ほとんどの場合変更は不要です。デフォルトでは、この[MIME Types]ファイルは、一般に広く使われているファイル拡張子を処理するように設定されています。
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