複数のブロックリストの作成
複数のブロックリストを作成して、好ましくない単語や語句をFirstClassで指定することができます。このブロックリストはrules.SubjectBlockドキュメントと同じように動作します。つまり、SMTPメールルールは、このリストを使用して、指定されたテスト
に基づいてスパムスコアを追加するようインターネットサービスに指示します。しかし、ブロックリストはこれ以上の機能を持っています。それは、メッセージの[件名]フィールドだけではなく、様々なフィールドをチェックすることです。
リスト用ドキュメントの作成方法
リスト用ドキュメントは[Filters]フォルダ内に保存し、「lists」という名前の後に固有名を付けなければいけません。例えば、
・lists.reallybadwordsドキュメント−スパムレベルを100追加する。
・lists.moderatelybadwordsドキュメント−スパムレベルを50追加する。
・lists.questionablebadwordsドキュメント−スパムレベルを25追加する。
自分のサイトでスパムスコアをもっと細かく設定したい場合は、[インターネットの基本設定(Basic Internet Setup)]フォームの「[迷惑メール/スパム]タブの[メールルール]タブで、スパムレベルをカスタマイズすることができます。
rules.MailRulesファイルが複数のブロックリストを利用する方法
rules.MailRulesファイルには、リストファイルに登録した好ましくない単語や語句がメッセージのフィールドの内容にあるかをテストするルールが記述されています。
自分で独自のルールを作成した場合は、既存のルールで名前を変更するか、各リフトファイル用のルールを追加して、ブロックリストの設定を有効にしてください。例えば、[Filters]フォルダに次のようなリストを作成したとします。
・lists.mylists
・lists.myclasslists
・lists.myschoollists
その場合、この3つのルールをrules.MailRulesファイルに記述してください。
Subject: IF (@inwordlist("lists.mylists", $subject)) SET $spamlevel += 100 AND $spamtests += "SUBJECT_IN_LIST;"
Subject: IF (@inwordlist("lists.myclasslists", $subject)) SET $spamlevel += 50 AND $spamtests += "SUBJECT_IN_LIST2;"
Subject: IF (@inwordlist("lists.myschoollists", $subject)) SET $spamlevel += 25 AND $spamtests += "SUBJECT_IN_LIST3;".
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