 FirstClassツールズの診断ツールを使用すると、問題の起こっている可能性があるボリュームやディレクトリをチェックすることができます。また、システム設定情報を確認することもできます。ディレクトリアイテムの診断によって発見された問題は、再構築作業によって解決できる可能性があります。詳細は、ディレクトリの再構築を参照してください
再構築によって、すべての問題が解決できるわけではありませんしたがって、再構築を実行する前に、まず問題を絞り込む必要があります。問題の絞り込みは、以下の手順に従って行うことができます。
 注意以下の手順は１から開始し、その手順でエラーが報告されなかった場合にだけ次の手順に進んでください。
1 ボリュームを診断する。
フォルダの構成をチェックします。詳細はボリュームの診断を参照してください。
2 ディレクトリアイテムを診断する。
ユーザのレコードをチェックします。詳細は、ディレクトリアイテムの診断を参照してください。
ディレクトリに不整合が見つかった場合は、この段階で再構築作業を行うことを検討してもいいでしょう。詳細は、ディレクトリの再構築を参照してください
3 特定のユーザを診断する。
特定のディレクトリエントリで問題が疑われる場合、診断する範囲を設定して問題個所を絞り込むことができます。詳細は、ボリュームの診断またはディレクトリアイテムの診断を参照してください。
診断画面の表示
診断ツールでは、システムのボリュームまたはディレクトリ上の問題を診断します。診断ツールを起動するには、FirstClassツールズのメニューから［Diagnostics］を選択し、診断したい内容に応じて［Diagnose Volumes］か［Diagnose Directory Items］を選んでください。
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