電源切断やディスクの不良などによりディレクトリが壊れた場合には、必ずディレクトリの再構築を行ってください。
他の問題については、サーバの診断を実行して問題を絞り込んでください。詳細は、サーバの診断を参照してください。
電源切断やディスク不良が発生した場合に加え、以下の問題が発生したらディレクトリの再構築を行ってください。
・ディレクトリに不整合が発見された。
エラーコード1050:User Directory contains inconsistent data.(ユーザのディレクトリでデータの不整合が起こっています)
このエラーは、FirstClassサーバに登録したユーザ、会議室、ルートなど格納されているデータベースであるディレクトリに問題が検出されたことを示しています。
エラーコード2007:The recipient's name could not be found in the Directory.(参照エラー:受取人名がディレクトリにありません)
・(管理者デスクトップで[管理]>[ディレクトリの一覧]を選択した時の)ディレクトリ一覧表示で、名前で並べ替えた場合とユーザIDで並べ替えた場合に違いがある。
・存在するはずのユーザがディレクトリの一覧に表示されない。
・ディレクトリに登録されているユーザがログインしようとすると、以下のエラーが発生する。
エラー4105:File does not exist.(ファイルが見つかりません)
このエラーは、存在しないファイルやフォルダにユーザがアクセスしようとしましたことを示しています。
たいていの場合、このエラーは、ユーザがFirstClassを使わずに手動でオブジェクトを削除したか、ファイルが損傷を受けて監査時に削除されたことを表します。
・ユーザまたは会議室に重複エントリがある。
・診断によってエラーが検出された(詳細はサーバの診断を参照してください)。
ディレクトリの再構築を通常のバックアップ作業後に行う必要はありません。上記の条件にあてはまる場合か、カスタマーサポートから指示があった場合にだけ、ディレクトリの再構築を行うようにしてください。
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