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ディレクトリアイテムの診断を実行する必要があるのは、ユーザレコードに損傷がある場合、特にユーザや会議室が消失してしまった場合です。一般的な診断は[Overview]タブで行うことができ、たいての損傷はここで発見されます。しかし、特定のフォルダに損傷があることが表示された場合には、特定のエントリに対する検査を実行し、そのフォルダを指定してチェックすることができます。そうすることで、より詳細な診断結果が得られます。
[Diagnose Directory Items]を選択すると、3つのタブがある画面が表示されます。この3つのタブは、[Overview](診断の結果)、[Detail](診断の詳細)、それに、診断機能をカスタマイズできる[Options](オプション)です。準備ができたら、[Diagnostics]ボタンを押して診断処理を開始してください。
診断処理中に、いつでも[Stop]ボタンをクリックして処理をキャンセルすることができます。このボタンは、診断が行われている間だけ機能します。



[Overview](診断の結果)タブ
このタブでは、画面上部のStatus部分に診断の進捗度が視覚的に表示され、画面下部のSummary部分に診断結果が表示されます。診断結果は、以下の3つの項目に表示されます。
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最初の項目(Progress)には、診断中に発見された問題の数が表示されます。これらの問題にすぐに対処する必要はありませんが、放置していると問題がより深刻になる可能性があります。
Problemsの項目の下には2つのボックスがあります。このボックスの内容を確認する必要があるのは、[Options](オプション)タブで特定のエントリを診断するよう設定した場合だけです。この2つのボックスは、「Numbers of items diagnosed to have problems」(問題があると診断されたアイテム数)と、「Numbers of items」(診断したアイテムの合計数)です。
例えば、特定のディレクトリエントリを設定して特定のエントリを選んで検証した結果、6つの問題があり、1つのアイテムで問題が確認され、合計50個のアイテムが診断されたとします。この場合、報告された6つの問題による影響を受けているアイテムは、診断した50アイテムのうち1つだけだったことを表します。
エラーまたは警告への対処
問題が発見されたら、以下の作業を行ってください。
1       [Save As]ボタンで、テキストファイルに診断情報を保存してください
2       ネットワークストア全体のバックアップを取ってください。
3       [Options]タブを利用して、問題を絞り込んでください。
4       再構築作業によって問題が解決できるかどうかを判断するには、ディレクトリの再構築を参照してください。
20070112_143127_0.png警告
ディレクトリを復元できるのは、再構築後1回だけです。したがって、サーバ起動後に、標準的な再構築ではディレクトリの問題が解決できなかったと判明した場合には、以前のディレクトリへの復元とオプションを利用した再構築を試みてください。

問題を解決することができず、これ以上解決方法が見つからない場合は、カスタマーサポートまでお問い合わせください。



[Detail](診断の詳細)タブ
このタブでは、診断ツールが発見した詳細情報が表示されます。画面は2つの項目に分かれています。一方には、選択した診断オプションの情報が表示されます。もう一方には、診断の開始された時刻と完了した時刻が表示されます。また、問題があった全項目の一覧も表示されます。
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[Options](オプション)タブ
このタブでは、診断するシステム領域を設定することができます次の選択肢があります。
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General Directory overview(全ディレクトリを検証)
すべてのディレクトリエントリに対する整合性を検証し、最適化を行います。
[Check for duplicate entries](重複エントリの調査)をチェックすると、すべてのエントリについて重複がないかを検証します。



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