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Webインタフェースのカスタマイズについて
FirstClassインターネットサービスには、複数の標準テンプレートが用意されています。これらのテンプレートは、WebからログインしたときのFirstClass環境のインタフェースを設定します。標準テンプレートを使用しない場合は、ユーザに表示する情報の種類と外観に合わせてこのテンプレートをカスタマイズ、置換、または拡張することができます。
サイトの基本的なルックアンドフィールを変更する場合は、［サイトの基本設定（.sitepref）］フォームを使用することができます。たとえば、異なるWebインタフェースやWebサイトの外観を表示したり、色とフォントを変更したりすることができます（Webサイトの基本設定の変更について を参照してください）。
Webテンプレートをカスタマイズする最も一般的な理由は、サイトの根本的な変更です。たとえば、FirstClassデザイナーで新しいフォームを作成し、対応するWebテンプレートを［Main
Site］フォルダのデフォルトテンプレートのセット（［.Templates］）に追加することができます。ユーザ設定テンプレート作成の詳細については、インターネットサービスのヘルプカテゴリ「Webインタフェースのカスタマイズ」に記載されたドキュメントを参照してください。
システムで複数のWebサイトをサポートしている場合は、一意のテンプレートを作成して、この多様性に対応することができます。たとえば、営業部署とエンジニアリング部署の両方にそれぞれ異なるサイトを構築している場合は、この２つの部署の異なる観点を反映するテンプレートを作成することができます。Webサイト作成の詳細については、FirstClassでのWebサイト作成についてを参照してください。
以下の項目について理解してからカスタマイズを開始してください。
・FirstClassインターネットサービス
・お使いのオペレーティングシステム
・基本的なHTMLとインターネットサービススクリプトに関する的確な知識
ユーザ設定のフォームとテンプレートの作成
ユーザ設定テンプレートは、以下の複数の方法によって作成できます。
・既存のテンプレートをFirstClassドキュメントまたはテキストエディタにコピーし、そのコードをカスタマイズする
・HTML、JavaScript、およびインターネットサービススクリプトを使用して、FirstClassまたはテキストエディタで新しいドキュメントを作成する
・FirstClassデザイナーを使用して新しいフォームを作成し、HTMLドキュメントとしてそのフォームを保存する
注意
Webサイトでユーザ設定のフォームを使用する場合、このフォームのHTMLテンプレートも作成し、そのテンプレートを該当するテンプレートのフォルダに配置する必要があります（［WWW］フォルダでのユーザ設定テンプレートの配置先を参照してください）。
テンプレートをカスタマイズする場合は必ずインターネットサービススクリプトを使用してください。インターネットサービススクリプトには、以下のものが含まれます。
・コマンド
・関数
・.shtml、.shtm、.swmlで終わるファイル
・インクルードファイル（.inc）
・テンプレート（テンプレートのフォルダに配置）
［WWW］フォルダでのユーザ設定テンプレートの配置先
ユーザ設定テンプレートをデフォルトのWebクライアントインタフェースとして使用する場合は、現在のテンプレ―トフォルダ（デフォルトでは、［.Templates］という名前）にそのテンプレートを配置します。
［WWW］フォルダにテンプレートを配置する場合、適切なテンプレートが正しいフォルダにあり、［複数サイトと複数言語の設定］フォームがサイトの設定に合わせて正しく設定されていることを確認してください。
コーディング規則
このドキュメントでは、メニュー項目と変数に以下のコーディング規則を使用しています。
・斜体のテキストは、引数や変数などユーザが独自の値を入力する必要があるものを示しています。
・角括弧で囲まれた項目は、オプションです。
例：[, msgboxtype]、[stringexpression]
・中括弧と縦棒（パイプ記号|）によって、必須の選択肢である複数の項目を表します。
例：{Goto label| Resume Next | Goto 0}
・コード例は、必ずCourier Newフォントで記述します。
例：
Sub Click()
StringField1002.SetFocus
End Sub
FirstClass Webテンプレートでは、以下を使用します。
・すべてのX-FCタグに青を使用し、静的コードやその他のインターネットサービススクリプトの構文と区別します。
・X-FCタグで組み込みインターネットサービススクリプトを使用する場合、ピンクを使用します。
例：<X-FC-FIELD `1000 + $INDEX` LONG>
・サーバサイドインクルード文には赤を使用します。
例：<!--#include virtual="/.templates/GlobalStyles.inc"--><!--#set var="COLOUR" value="
・HTMLまたはJavaScriptコードには黒を使用します。
例：<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=<X-FC-CHARSET>">
・コメントには緑を使用します。
例：<!--#rem General Purpose Globals:...-->
この色分けコーディング規則は便宜的なものですが、これによってテンプレートの読みやすさが大幅に向上します。必須ではありませんが、テンプレートのデバッグを簡略化することができるため、この規則に従うことをお勧めします。
注意
X-FCタグと引数では、大文字と小文字は区別されません。
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