 コンタクトについて
FirstClassでは、友人の電子メールアドレス、電話番号、住所など、個人アドレス情報を保存できます。この情報は、個人アドレスに保存されます。個人アドレスを使用すると、サーバに登録されている人と登録されていない人のどちらも、ニックネームなどを利用して簡単にメッセージの宛先に指定できます。
また、メールリストを作成することもできます。
 ヒントすべての受信者が会議室にアクセスできる場合は、メールボックスがメールでいっぱいにならないように、メールリストではなく会議室を作成することをお奨めします。
個人アドレスとメールリストは、自分だけが見ることのできる［コンタクト（Contacts）］フォルダ内に置くか、他のユーザが見たり、発言したりできる共有コンタクトに置くことができます。コンタクトは、自分、管理者、および他のユーザが作成して、ユーザ間で共有することができます。
個人アドレスとメールリストを追加すると、そのユーザが開いたディレクトリに表示されます。共有コンタクトの場合、登録アドレスをユーザが開いたディレクトリに表示するには、［コンタクト（Contacts）］フォルダ内にその共有コンタクトへのリンクを置くか、共有コンタクト内の登録アドレスを［コンタクト（Contacts）］フォルダにコピーする必要があります。
例外
個人アドレスに電子メールアドレスの情報がない場合、またはコンタクトの利用権限を管理者から与えられていない場合、個人アドレスはディレクトリに追加されません。ただし、コンタクト利用権限がなくても、参照用に個人アドレスを作成することは可能です。
［コンタクト（Contacts）］フォルダ
すべてのFirstClassユーザのデスクトップに個人用の［コンタクト（Contacts）］フォルダが用意されています。［コンタクト（Contacts）］フォルダには、自分が使用するために個人アドレスとメールリストを追加することができます。
デスクトップ以外のウィンドウから［コンタクト（Contacts）］フォルダを開くには、［ファイル］＞［開く］＞［コンタクト］を選択します。
［コンタクト（Contacts）］フォルダをデスクトップから移動しないでください。移動すると機能しなくなります。誤ってこのフォルダをデスクトップから移動してしまった場合は、デスクトップに戻すと正しく機能するようになります。
コンタクトの表示
［コンタクト（Contacts）］フォルダと他の共有コンタクトで、登録されているアドレス情報の表示方法を設定することができます。
コンタクトの表示のヒント
［インデックスカード表示］でコンタクトを表示すると、電話番号などの標準の情報を直接見ることができるので、ユーザに電話をかけるときなどに、そのユーザの個人アドレスフォームを開く必要がありません。
コンタクトを姓で並べ替える場合は、コンタクトを詳細表示で表示し、［姓］列を追加し、この列で並べ替えます。
個人アドレス情報の表示方法の制御
FirstClassには、個人アドレスを追加および保存するためのフォームが何種類か用意されています。たとえば、OutlookまたはPalmの個人アドレスフォームを使い慣れている場合は、同じようなレイアウトのFirstClassフォームがあります。
［基本設定］の［全般］タブで、［コンタクト（Contacts）］フォルダに使用するフォーム、および作成するアドレスのデフォルトとして使用するフォームを選択します。特定のコンタクトに使用するフォームは、そのコンタクトの権限で選択します。
個人アドレスの追加
［コンタクト（Contacts）］フォルダ、または他の共有コンタクトに個人アドレスを追加できます。
［コンタクト（Contacts）］フォルダへの個人アドレスの追加
1 ［ファイル］＞［新規作成］＞［新規アドレス］を選択します。
簡単な方法
追加するアドレスがFirstClassメッセージまたはドキュメント内に含まれている場合は、アドレスを選択して、［ツール］＞［コンタクトに追加］を選択します。これにより、個人アドレス情報の一部が自動的に入力されます。
2 新規個人アドレスフォームを編集します。
共有コンタクトへの個人アドレスの追加
1 共有コンタクトを開きます。
2 ［ファイル］＞［新規作成］＞［新規アドレス］を選択します。
3 新規個人アドレスフォームを編集します。
メールリストの作成
メールリストを作成するには、以下の操作を行います。
1 ［ファイル］＞［新規作成］＞［新規メールリスト］を選択します。
共有コンタクトにメールリストを作成する場合は、最初にコンタクトを開いておきます。
2 新規個人用メールリストフォームを編集します。
コンタクトのグループ化
［コンタクト（Contacts）］フォルダまたは他の共有コンタクト内にコンタクトフォルダを作成して、コンタクト情報を整理できます。
たとえば、特別なプロジェクトに関連するすべてのコンタクト情報用のコンタクトを作成して、登録アドレスをこの共有コンタクトに移動またはコピーできます。他の共有コンタクトと同様に、このコンタクトを共有できます。
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