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FirstClassのユーザは、本来のインターネットメールアドレス以外に、インターネットメールを受け取ることができるアドレスを持つことができ、これをメールエイリアスといいます。このメールエイリアスは、デフォルトでは自動的に作成されません。なお、本来のインターネットメールアドレスは、「名_イニシャル_姓」になります。例えば、荒井良子(姓「arai」 名「ryoko」)ならアドレスはryoko_araiとなります。
本来のメールアドレスとは異なるメールエイリアスをユーザに与えるには、[Advanced Directory]フォームの[メールエイリアス]タブで、該当するオプションを有効にしてください。また、ユーザごとに任意のメールエイリアスを作成するには、ユーザの[ユーザ情報]フォームでメールエイリアスを設定してください。
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[メールエイリアス]タブについて
[メールエイリアス]タブでは、メールエイリアスを自動作成する方法を「自動メールエイリアス」欄で選択できます。また、利用できるメールエイリアスの種類を「受信メールアドレス」欄で設定できます。この2つ設定を組み合わることで、ユーザが利用できるインターネットメールアドレスを設定することができます。また、ユーザによってはインターネットメールを全く受信できないようにすることもできます。これにより、不要なメールがそのユーザに届かないようになります。
firstclass.comの荒井良子さん(姓「arai」 名「ryoko」 ユーザID「rarai」)の例をみてみましょう。
例1
[自動メールエイリアスを作成しない]と[デフォルトのメールエイリアスの短縮形]を選択した場合、rarai@firstclass.com宛のメールを荒井良子さんは受信できません。「rarai」が荒井さんのユーザIDと同じためです。しかし、次のアドレス宛のメールは受信することができます。
・ry_ar@firstclass.com(これ以外の、他のユーザと重複しない短縮形のアドレスも含む。)
・ryoko_arai@firstclass.com(荒井さんのユーザ情報に設定されている名と姓から生成。)
例2
[自動メールエイリアスを作成しない]と[ユーザ情報のメールエイリアスのみ]を選択した場合、荒井さんは、ユーザ情報の「名」と「姓」から作られたryoko_arai@firstclass.com宛のメールだけを受信することができます。また、姓名が他のユーザと重複していなければ、次のアドレス宛のメールも受信することができます。
ただし、Arai Ryokoと似た文字が姓名に含まれる登録ユーザが他にいる場合(例えば、Arai RyosukeやAsagi Ryoko)、荒井さんは、姓名と完全に一致するメールアドレス(ryoko_arai@firstclass.com)宛のメールだけを受信できます。
例3
[「イニシャル」+「姓」]と[ユーザ情報のメールエイリアスのみ]を選択した場合、次のアドレス宛のメールは受信できません。
・ry_ar@firstclass.com(これ以外の、他のユーザと重複しない短縮形のアドレスも含む。)
・ryoko_arai@firstclass.com(荒井さんのユーザ情報に設定されている姓名から生成。)
しかし、次のメールアドレス宛のメールは受信することができます。
・rarai@firstclass.com(自動メールエイリアスにより作成。)
・荒井さんの[ユーザ情報]で設定されているメールエイリアス。
例4
ユーザがメールを全く受信できないようにする場合は、
・[自動メールエイリアスを作成しない]を選んでください。
・「受信メールアドレス」欄で、[ユーザ情報のメールエイリアスのみ]を選んでください。
・[ユーザ情報]フォームの「メールエイリアス」欄を空白にしてください。
注意
これは極端な例で、通常このような設定は行われません。
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