サーバでのウイルス駆除
シマンテック社のAntiVirusエンジンを使用すると、(インターネットサービス経由で)送受信されるメールの添付ファイルをスキャンし、インターネットサービスがメールをユーザに配信する前にウイルスに感染した添付ファイルを削除するように設定することができます。
シマンテック社のAntiVirusスキャンのご購入については、弊社までお問い合わせください。
AntiVirusスキャンのソフトウェアとライセンスを購入したら、インターネットサービスとは異なるマシンにインストールします。インストール後、インターネットサービスのマシン(およびクラスタマシン)の[メールの詳細設定]フォームの[Antivirus]タブで、AntiVirusスキャンをインストールしたマシンのIPアドレスを設定します。
AntiVirusスキャンを実行していない限り、[Antivirus]タブのオプションは有効にしないでください。
この設定が完了すると、インターネットサービスによって受信メールと送信メールのあらゆる添付ファイルがAntiVirusスキャンのマシンに送られ、ウイルス感染の有無が判断されます。
[メールの詳細設定]フォームの[Antivirus]タブの設定内容(および送信メッセージか受信メッセージか)に従って、インターネットサービスはこの添付ファイルを削除して警告文を表示するか、不達通知を送信するか、あるいはこの添付ファイル付きメッセージをサーバに送信します。受信メッセージと送信メッセージの警告文は、[メールの詳細設定]フォームの[Antivirus]タブで設定します。
受信メッセージと送信メッセージの処理方法
AntiVirusスキャンのマシンがウイルス感染した添付ファイルを受信メッセージに発見すると、インターネットサービスは添付ファイルを削除して警告文に置き換え、そのメッセージをサーバに配信し、その後受信者のメールボックスに配信します。
AntiVirusスキャンのマシンがウイルス感染した添付ファイルを送信メッセージに発見すると、インターネットサービスはそのメッセージの送信を停止し、警告文を含む不達通知を送信者に返します。
また、必要に応じて、警告文の添付ファイルの名前を[rules.AttachmentBlock]ドキュメントで設定できます。このファイル名は等号(=)で開始し、その後にファイル名を追加しなければなりなせん(最大半角63文字)。以下は、[rules.AttachmentBlock]ドキュメントの設定例です。
# このファイルには、拒否するファイルのファイル名かファイルのタイプ名/クリエータ名を1行ずつ記述します。
# 添付ファイルの代わりにテキストを添付することもできます。
#
# このテキストは、コロンで開始し、1行または複数の行に記述します。
# 代わりに添付するファイルの名前は、
# 等号(=)で開始し、1行に記述します(デフォルトはBlockedAtt.txt)。
=VirusHasBeenDetected.txt
# この添付ファイル名では、大文字と小文字は区別されず、DOSのワイルドカードである
# 「*」と「?」が利用できます。
* Macintoshファイルのタイプ名とクリエータ名も同じように指定できます。
# 「TTTT:CCCC」という構文を使用してください。TTTTはファイル名で、CCCCは
# クリエータ名です。ワイルドカードには「?」を使用してください。
:この添付ファイル「\@」は削除されました。
:その理由は、管理者が危険または拒否するよう登録しているファイル名と種類に
:このファイルが一致したためです。
*.exe
*.scr
'APPL:????'
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