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システムの利用状況の監視
サーバモニタには、現在実行されているタスクの種類、ハードウェアにかかっている負荷、サーバが最後に再起動されてからの動作状況の一覧など、システムの実行状況に関する情報が表示されます。サーバモニタを見るには、管理者デスクトップにある[Core Services]フォルダを開いてください。また、サーバモニタにはFirstClassのサービスとミラーボリュームに関する情報も表示されます。
セッションモニタには、ログイン中のユーザ名と、そのユーザの動作内容がリアルタイムに表示されます。セッションモニタを見るには、[管理]>[セッションモニタ]を選ぶか、管理者デスクトップにある[Core Services]フォルダを開いてください。このウィンドウからは、ユーザのログオフ、ユーザのデスクトップの表示、ユーザのプロフィールの表示などの作業を行うことができます。



ディスク使用量の統計値
FirstClassは、監査を実行するとディスク使用量のレポートを作成します。このレポートには、各ユーザが使用しているハードディスク容量が記録されます。ディスク使用量のレポートの名前は、DiskUse.txtです。
81203_42521_14.png注意
ネットワークストア内のアイテムをすべて監査する前に予定時間が来てしまい、監査が完了しなかった場合は、diskuse.tmpファイルが作られます。このファイルは、監査が再開されてネットワークストア全体の監査が完了するまで使用されます。監査が完了すると、このファイルはdiskuse.txtという名前になります。
ディスク使用量の統計値は、FirstClassかテキストエディタで見ることができます。また、スプレッドシートにインポートすることができます(詳細は、表計算ソフトのマニュアルを参照してください)。
このレポートでは、次の情報が1行につき1ユーザずつ表示されます。
・第1列…そのユーザに固有のユーザID
・第2列…そのユーザのアカウントが登録されているボリューム名
・第3列…総容量
パフォーマンス上の理由から、FirstClassはこのフィールドの内容を保持しません。このフィールドはログ解析プログラムなどで下位互換性を保つために残していますが、その値はつねに0となります。
・第4列…合計ファイル数
パフォーマンス上の理由から、FirstClassはこのフィールドの内容を保持しません。このフィールドはログ解析プログラムなどで下位互換性を保つために残していますが、その値はつねに0になります。
・第5列…合計使用量
そのユーザのメールボックスとフォルダ内にある、送信メール、受信メール、ドキュメント、アップロードしたファイルの総容量を、キロバイトで表します。
・第6列…参照使用ファイル数
そのユーザのメールボックスとフォルダ内にある、送信メール、受信メール、ドキュメント、アップロードしたファイルの総容量を、ファイル数で表します。
・第7列…ユーザ権限
そのユーザに与えられている特別な権限です。このフィールドには、以下の権限が1つまたは複数表示されます。
A…管理者または副管理者
E…ユーザ情報の編集
U…非公開ディレクトリの閲覧
V…ユーザ情報の閲覧
FirstClassでのディスク使用量レポートの閲覧
FirstClassにログインした状態でディスク使用量レポートを閲覧するには、
1       管理者デスクトップの[Reports]フォルダを開いてください。
2       Statistics Folderを開いてください。
3       Shiftキーを押したままDiskUse.txtをダブルクリックしてください。
テキストエディタでのディスク使用量レポートの閲覧
FirstClassにログインしないでディスク使用量レポートを閲覧するには、
1       ハードディスク上にある[FCNS]フォルダ(Windows)または[fcns]フォルダ(Mac OS X)を開いてください。
2       [STATS.DIR]フォルダを開いてください。
3       DiskUse.txtファイルを別の場所にコピーしてください。
4       コピーしたDiskUse.txtファイルを開いてください。



ディスク容量の増加
システムプロファイルで、ご利用のサーバの各ボリュームで必要な最小空きディスク容量を設定することができます。あるボリュームの空きディスク容量が、設定した最小空き容量以下になると、サーバは、ユーザやゲートウェイから送られてくるメッセージの受信をそのボリューム上で拒否します。
その場合は、次の複数の方法で空き容量を増やすことができます。
・DiskUsageレポートを調べて、ディスク容量を大量に消費しているユーザを特定し、そのユーザに自分のメールボックスを空にするよう依頼します。
[グループ権限]フォームかユーザの[ユーザ情報]フォームで、ディスク使用量制限を設定します。
・サイズの大きい添付ファイル付きのファイルを探して削除します(まず添付ファイルを削除してから、ファイルを削除します)。
・削除したアイテムのすべてのエイリアスも必ず削除してください。あるアイテムによって利用されていたディスク容量に空きが生まれるのは、そのアイテムのコピーがすべて削除された場合だけです。サイズの大きいファイルを削除しても、送信者のメールボックスと他のすべての受信者のメールボックスからそのファイルのエイリアスも削除しないかぎり、ディスクに空きはできません。
システムプロファイルか、投稿が多い会議室の[会議室の権限]フォームで、アイテムの有効期間を短くします。
・統計値ファイルとログファイルを削除します。何かの問題が再発した時に原因を調べる場合に備えて、これらのファイルはバックアップをとってから削除することをお奨めします。
Mac OS Xでは、統計値ファイルはfcns\stars.dirに、ログファイルはfcns\logfilesに保存されます。
Windowsでは、統計値ファイルはFCNS\STATS.DIRに、ログファイルはFCNS\LOGFILESに保存されます。
空きディスク容量を増やすためには、ファイルの削除後に必ず監査を行ってください。監査は、すぐに行うことも、予定されている次の監査まで待つこともできます。



ユーザ統計値
FirstClassでは、ユーザを選んで、そのアクティビティの統計値を収集することができます。デフォルトの統計値には、ユーザID、時刻、日付の各フィールドと、収集する統計の種類に固有なフィールドが含まれます。ユーザの統計値ファイルは、yymmddまたはyymmddIという名前になります。yymmddはこのログファイルが作成された日付で、日付の後の「I」はインターネットのユーザの統計値だけに表示されます。このファイルは毎日午前0時に更新されます。サーバが午前0時の時点で停止している場合は、サーバの再起動時に新しいファイルが作成され、毎日更新されます。  
ユーザ統計値レポートのカスタマイズ
1       管理者デスクトップの[Reports]フォルダを開いてください。
2       [ログ管理(Statistics Control)]フォームをダブルクリックしてください。
3       フォーム上部の3つのフィールドを設定してください。
4       [記録する情報]欄で、ユーザの統計値ファイルに記録したい動作を選んでください。詳細は、[記録する情報]欄のユーザアクティビティを参照してください。
ご利用のFirstClassシステムで選択する動作の数とアクティビティのレベルによって、統計値ファイルのサイズが決まります。
5       このフォームを閉じて、変更を保存してください。
ユーザ統計値の閲覧
1       [ログ管理(Statistics Control)]フォームの[ログ保存場所のパス]で指定したフォルダを開いてください。
2       閲覧したいファイルを開いてください。
このファイルは、「TextEdit」(Mac OS X)や「メモ帳」(Windows)で開くことができます。
ユーザ統計値ファイルの形式
ユーザ統計値ファイルには、[ログ管理(Statistics Control)]フォームで指定した情報のフィールドが、区切り文字で区切られて記録されます。
以下は、どのレコードにも共通で使用できるフィールドの種類です。
・動作を行ったユーザのユーザID (User ID)
・動作を行った日付(date) ddmmyy形式
・動作を行った時刻(time) hh:mm:ss:am|pm形式
・動作が行われたコンピュータのIPアドレス(IP address)
・ユーザの第一組織単位 (OU)
・処理中のファイルまたはフォルダに固有のファイルID (fileID)
FirstClassは、ファイルIDを使用して、ボリューム上にあるファイルやフォルダにアクセスします。
・操作を行ったユーザのクライアントID (clientID)
FirstClassは、固有のクライアントIDを各ユーザに割り当てます。同じクライアントIDが他のユーザに割り当てられることはありません。
・処理中のメッセージID (message ID)
FirstClassのメッセージにはすべて固有のメッセージIDがあります。
・処理中のオブジェクト名 (obj name)
・処理中のオブジェクトの種類 (obj type)
・処理中のオブジェクトの親オブジェクト (parent obj)
例えば、ある会議室にあるアイテムの親オブジェクトは、その会議室になります。
・処理中のオブジェクトのファイルサイズ (file size) バイト単位
・動作が行われたクライアントマシンのIPアドレス(選択されている場合)
・動作を行ったユーザの第一組織単位(選択されている場合)
[記録する情報]欄のユーザアクティビティ
・AddUser
このレコードが記録される動作
[管理]>[ユーザの追加]操作によってユーザが追加されたとき。
このレコードが記録される情報
ユーザの追加/削除/変更
記録形式
AddUser, user ID, date, time, IP address, OU, new user ID, last name, first name, initial, client ID
・ApplyModel
このレコードが記録される動作
ユーザグループのモデルデスクトップが更新され、所属メンバーにモデリングが再び適用されたとき。
このレコードが記録される情報
モデルデスクトップ
記録形式
ApplyModel, userID, date, time, IP address, OU, priv group name
・Approve
このレコードが記録される動作
ユーザがオブジェクトを承認状態または未承認状態にしたとき。
このレコードが記録される情報
アイテムの承認
記録形式
Approve, userID, date, time, IP address, OU, approved, conference, messageID, fileID
approvedには、承認状態なら0、未承認招待なら1が入ります。
・Attach
このレコードが記録される動作
メッセージへのファイル添付が完了したとき。
このレコードが記録される情報
アップロード/ファイル添付
記録形式
Attach, userID, date, time, IP address, OU, filename, file size, messageID
・ChangeUser
このレコードが記録される動作
ユーザ情報が変更されたとき。
このレコードが記録される情報
ユーザの追加/削除/変更
記録形式
ChangeUser, userID, date, time, IP address, OU, changed userID
・Close
このレコードが記録される動作
メッセージ、フォルダ、会議室などのオブジェクトが閉じられたとき。
このレコードが記録される情報
メールボックスを開く、個人のメッセージを開く、フォルダを開く、会議室を開く、会議室のアイテムを開く、テキスト/その他を開く、外部フォルダを開く
記録形式
Close, userID, date, time, IP address, OU, type, name, parent obj
・CommLinkFail
このレコードが記録される動作
クライアントとサーバ間の接続が切れたとき。ログアウトの記録が同時に作られます。この記録を調べて、モデムやTCPの問題を見つけることができます。
このレコードが記録される情報
モデムキャリアの損失、Commリンクの障害
記録形式
CommLinkFail, userID, date, time, IP address, OU, session number
・ConfDelivery
このレコードが記録される動作
アイテムが会議室に送信されたとき。
このレコードが記録される情報
会議室への配信
記録形式
ConfDelivery, server, date, time, IP address, OU, conference name, from name, subject, messageID
conference nameにはアイテムが投稿された会議室の名前が、from nameには(ゲートウェイから送信されたアイテム用に)そのアイテムが作成したシステム名が入ります。
・ConfItemDel
このレコードが記録される動作
アイテムが会議室から削除されたとき。
このレコードが記録される情報
会議室のアイテムの削除
記録形式
ConfItemDel, userID, date, time, IP address, OU, subject, messageID, fileID
・ConfPermissions
このレコードが記録される動作
ユーザが会議室の権限を表示したとき。
このレコードが記録される情報
会議室の権限の表示、会議室の権限の編集
記録形式
ConfPermissions, userID, date, time, IP address, OU, obj name, fileID
・ConfSubscribe
このレコードが記録される動作
ユーザが会議室の参加者一覧に追加されたとき。
このレコードが記録される情報
会議室への参加
記録形式
ConfSubscribe, userID, date, time, IP address, OU, obj type, obj name, subscribed user ID
・Control
このレコードが記録される動作
[管理]>[サーバ管理]にあるメニュー項目が選ばれたとき。
このレコードが記録される情報
管理/System Profile/同報
記録形式
Control, userID, date, time, IP address, OU, control command, success
successには、選ぶことができれば0、アクセス拒否されればError 1030が入ります。
・Create
このレコードが記録される動作
メッセージ、フォルダ、会議室などのオブジェクトが作成されたとき。
このレコードが記録される情報
メッセージの作成、会議室の作成/削除
記録形式
Create, userID, date, time, IP address, OU, obj type, parent obj, fileID
・DeleteUser
このレコードが記録される動作
[管理]>[ユーザの削除]操作によって、ユーザアカウントが削除されたとき。
このレコードが記録される情報
ユーザの追加/削除/変更
記録形式
DeleteUser, userID, date, time, IP address, OU, deleted userID
・Directory
このレコードが記録される動作
ユーザがディレクトリを検索したとき。
このレコードが記録される情報
ディレクトリの検索
記録形式
Directory, userID, date, time, IP address, OU, pattern
・Download
このレコードが記録される動作
メールの添付ファイルではないファイルをユーザが会議室からダウンロードしたとき。
このレコードが記録される情報
ダウンロード/添付の保存
記録形式
Download, userID, date, time, IP address, OU, filename, messageID, fileID
・GetInfo
このレコードが記録される動作
ユーザが[ファイル]>[プロパティ](Windows)または[情報を見る](Mac OS X/Macintosh)を選んでオブジェクトの情報を表示したとき。
このレコードが記録される情報
プロパティ/情報を見る
記録形式
GetInfo, userID, date, time, IP address, OU, obj name, fileID
・History
このレコードが記録される動作
ユーザがメッセージの履歴を表示したとき。
このレコードが記録される情報
履歴の表示
記録形式
History, userID, date, time, IP address, OU, subject, messageID, fileID
・Login
このレコードが記録される動作
ユーザがログインしたとき。
このレコードが記録される情報
セッション(ログイン/ログアウト)、ゲートウェイ
記録形式
Login, userID, date, time, IP address, OU, interface, platform, link type, session #, modem speed, client version, protocol, network address
このうち、
Interfaceには、GUI、CLUI、ゲートウェイのいずれかが入ります。
Platformには、Mac OS、Windows、DOS、VT100のいずれかが入ります。
link typeには、SerialまたはLANが入ります。
client versionには、8000(バージョン8.0の場合)などの数字が入ります。
Protocolには、AppleTalk、IPX、TCP/IP、Localのいずれかが入ります。
Network addressには、次のいずれかが入ります。
・ネットワーク番号.ノード番号.ソケット番号(10進法、AppleTalkの場合)(例えば、2.56.235)
・ネットワーク番号.ノード番号.ソケット番号(16進法、IPXの場合)(例えば、000000D3.00-C2-EE-00-01-34.4032)
・IPアドレス(ドット形式、TCP/IPの場合)(例えば、198.133.37.10)
・Logout
このレコードが記録される動作
ユーザのログオフか接続時間切れによって、サーバがセッションを終了したとき。
このレコードが記録される情報
セッション(ログイン/ログアウト)
記録形式
Logout, userID, date, time, IP address, OU, seconds since login
・MsgDelete
このレコードが記録される動作
ユーザがメールボックスからメッセージを削除したとき。
このレコードが記録される情報
メッセージの削除
記録形式
MsgDelete, userID, date, time, IP address, OU, subject, messageID, fileID
・MsgDelivery
このレコードが記録される動作
メッセージがゲートウェイかユーザのメールボックスに配信されたとき。
このレコードが記録される情報
メールボックスへの配信
記録形式
MsgDelivery, server, date, time, IP address, OU, to, from, subject, messageID
・MsgForward
このレコードが記録される動作
ユーザがメッセージを転送したとき。自動転送によってメッセージが転送されても、MsgForwardは記録されません。
このレコードが記録される情報
メッセージの転送
記録形式
MsgForward, userID, date, time, IP address, OU, subject, messageID, fileID
・MsgReply
このレコードが記録される動作
ユーザがメッセージに返信したとき。自動返信によってメッセージが返信されても、MsgReplyは記録されません。
このレコードが記録される情報
メッセージの返信
記録形式
MsgReply, userID, date, time, IP address, OU, subject, messageID, fileID
・Open
このレコードが記録される動作
メッセージ、フォルダ、会議室などのオブジェクトが開かれたとき。
このレコードが記録される情報
メールボックスを開く、個人のメッセージを開く、フォルダを開く、会議室を開く、会議室のアイテムを開く、テキスト/その他を開く、外部フォルダを開く、インスタントメッセージ、公開チャット
記録形式
Open, userID, date, time, IP address, OU, obj type, obj name, fileID
・OpenDeskTop
このレコードが記録される動作
管理者がユーザのデスクトップを開いたとき。
このレコードが記録される情報
ユーザのデスクトップを開く
記録形式
OpenDeskTop, userID, date, time, IP address, OU, opened userID
・Password
このレコードが記録される動作
ユーザが自分のパスワードの変更を試みたとき。
このレコードが記録される情報
パスワードの変更
記録形式
Password, userID, date, time, IP address, OU, success
successには、変更できれば0、アクセス拒否されれば1030、パスワードが間違っていれば1035が入ります。
・Resumes
このレコードが記録される動作
ユーザがプロフィールか[ユーザ情報]フォームを見たとき。
このレコードが記録される情報
プロフィールの表示、会議室のプロフィールの表示
記録形式
Resume , userID, date, time, IP address, OU, whose resume , clientID, type
typeには、プロフィールを見た時は0、[ユーザ情報]フォームを見た時は1が入ります。
・SaveAttach
このレコードが記録される動作
ユーザがメッセージの添付ファイルを保存したとき。
このレコードが記録される情報
ダウンロード/添付の保存
記録形式
SaveAttach, userID, date, time, IP address, OU, attachment name, file size, messageID
・Search
このレコードが記録される動作
ユーザが検索を実行したとき。
このレコードが記録される情報
検索
記録形式
Search, userID, date, time, IP address, OU, parent obj, search string, flags, number of hits, duration in seconds
flagsは、[検索]フォームで選択されたチェックボックスを表します。
・Upload
このレコードが記録される動作
メールの添付ファイルではないファイルをユーザが会議室にアップロードしたとき。
このレコードが記録される情報
アップロード/ファイル添付
記録形式
Upload, userID, date, time, IP address, OU, filename, file size, fileID
・WhosOnline
このレコードが記録される動作
ユーザが[ツール]>[在席確認]を選んだとき。
このレコードが記録される情報
在席確認
記録形式
WhosOnline, userID, date, time, IP address, OU, search pattern
search patternはつねに空になります。



サーバ統計値
サーバ統計情報ファイルのStats.txtには、サーバが初めてインストールされてから今までに起こったサーバの全動作の累積集計が記録されます。このファイルは毎日午前0時に更新されます。サーバが午前0時の時点で停止している場合は、サーバの再起動時に新しいファイルが作成され、毎日更新されます。  
サーバ統計値は、FirstClassかテキストエディタで見ることができます(ディスク使用量の統計値を参照してください)。また、スプレッドシートにインポートすることができます(詳細は、表計算ソフトのマニュアルを参照してください)。
サーバ統計値ファイルは、標準のコンマ区切り形式で作成され、次の情報が記録されます。
・Remote user statistics(リモートユーザの統計値)
Total Logins            ログイン数
Total Opens             開かれたウィンドウの数
Total Closes            閉じられたウィンドウの数
Total Creates           作成されたメッセージとファイルの数
Total Submits           送信されたメッセージの数
Total DirSearches       ディレクトリで検索が行われた回数
Total Timeouts          1日の接続時間制限を越えたために終了したセッション数
Total Failed UIs                接続失敗によって終了したセッション数
Bytes Uploaded  サーバにアップロードされたファイルと添付ファイルのバイト数
Bytes Downloaded        サーバからダウンロードされたファイルと添付ファイルのバイト数
Total Connect           全ユーザの接続時間の合計
・Network user statistics(レギュラーユーザの統計値)
レギュラーユーザについて、上述のリモートユーザと同じ内容の統計値。
・CLUI statistics(コマンドラインユーザインタフェースの統計値)
ターミナル、ターミナルエミュレーション、telnetについて、上述のリモートユーザと同じ内容の統計値。
・Server statistics(サーバ統計値)
サーバの統計値:
Total Deliveries                送信されたメッセージの数
Recoveries              停電などからのサーバの再復帰数
Users Added             登録されたユーザアカウント数
Users Deleted           削除されたユーザアカウント数
Rejected Sessions       すべてのセッションが使用中のためにユーザが接続できなかった回数。
この数値が高い場合は、追加セッションの購入を検討した方がいいでしょう。
Auto-registers          自動登録の回数
Write Protects          ディスク容量不足やファイル数の超過によって、サーバが書き込み禁止専用モードになった回数
この数値が高い場合は、ご利用のFirstClassシステムを、今より容量の大きいボリュームに移すことを検討してください。
サーバ統計値のリセット
サーバ統計値の数値をリセットするには、Stats.txtファイルを削除してください。
サーバ統計値ファイルの削除
統計値ファイルを定期的に削除して、利用できるディスク容量を確保するようにしてください。しかし、解決しない問題の原因を後で調べるために使用する場合に備えて、これらのファイルはバックアップをとってから削除することをお奨めします。
注意
サーバ統計値の数値をリセットしたい場合を除いて、統計値ファイルを削除しないでください。



日別ログファイル
FirstClassは、サーバの稼動中は毎日、コンソールに出力された動作のログファイルを作成します。ログファイルは、yymmdd.textという名前になります。yymmddはログファイルが作成された日付です。このファイルは毎日午前0時に更新されます。サーバが午前0時の時点で停止している場合は、サーバの再起動時に新しいファイルが作成され、毎日更新されます。  
ログファイルの表示
FirstClassにログイン中にログファイルを開くには、
1       管理者デスクトップの[Reports]フォルダ内にある[Log Files]フォルダを開いてください。
2       見たい日付のログファイルを開いてください。
このログファイルは、「TextEdit」(Mac OS X)や「メモ帳」(Windows)で開くことができます。
FirstClassにログインしていない時にログファイルを開くには、
1       Macintoshでは[fcns]フォルダを、Windowsでは[FCNS]フォルダを開いてください。
2       [LOGFILES]フォルダを開いてください。
3       見たい日付のログファイルを開いてください。
このログファイルは、「TextEdit」(Mac OS X)や「メモ帳」(Windows)で開くことができます。
ログファイルの削除
サーバのログファイルは、定期的に削除して、利用できるディスク容量を確保するようにしてください。解決しない問題の原因を後で調べるために使用する場合に備えて、これらのファイルはバックアップをとってから削除することをお奨めします。
81203_42521_14.png注意
コンソールのログを記録したくない場合は、サーバコンソールのウィンドウでこのオプションを無効にするか、ハードディスクから[LOGFILES]フォルダを削除してください。ただし、管理者デスクトップにある[Logfiles]フォルダは、絶対に削除しないでください。



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