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追加したボリュームの[完全利用]への変更
追加したボリュームのステータスを[完全利用]に変更して副ボリュームにするには、
1.      管理者デスクトップの[Volumes]フォルダをダブルクリックします。
[参照のみ]のボリューム名がボリューム一覧に斜体で表示されます。
注意
ネットワークドライブを接続するなど、お使いのコンピュータに新しいボリュームをマウントした場合は、一覧表示を更新するために、[Volumes]フォルダを閉じて再び開いてください。
2.      [完全利用]にしたいボリュームを選んでください。
3.      [ファイル]>[プロパティ] (Windows) または[情報を見る] (Macintosh/Mac OS X) を選択してください。
4.      [完全利用]を選択してください。
5.      [OK]をクリックしてください。



他のボリューム上でのユーザアカウント登録
ユーザを登録したり、新しい会議室を作成したりする際、ユーザのメールボックスや会議室の内容を主ボリューム以外のボリュームに保存することができます。ただし、そのボリュームのステータスは[完全利用]でなければなりません。
あるユーザに対してボリュームを変更すると、その後に登録するユーザのメールボックスもすべてそのボリュームに保存されます。異なるボリュームにメールボックスを保存するには、次の手順を繰り返さなければなりません。
1.      [管理]>[システムプロファイル]を選択してください。
2.      ユーザのメールボックスを保存したいボリュームを、[ユーザ]タブの[ユーザおよび会議室を作成するボリューム]で選択してください。
3.      通常の方法でユーザの追加を行ってください。



新しいボリュームへの既存ユーザの移動
既存のユーザを新しいボリュームに移動する場合は、ユーザの個人メールを削除して行う方法か残して行う方法で行うことができます。
ユーザの個人メールを残さないで既存のアカウントを移動するには、
1.      既存のユーザアカウントを削除してください。
2.      新しいボリューム上で、削除したユーザを再び作成してください。
ユーザの個人メールを残した状態で既存のアカウントを移動するには、
1.      ユーザを登録するボリュームを新しいボリュームに替えてください。
2.      その新しいボリューム上でユーザのアカウントを登録してください。
3.      古いボリューム上でユーザのデスクトップを開いてください。
4.      メールボックスを選んでください。
5.      [ツール]>[デスクトップに追加]を選んで、 メールボックスへのリンクを管理者デスクトップに追加してください。
6.      新しいボリューム上でユーザのデスクトップを開いてください。
7.      そのユーザのメールボックスへのリンクを、管理者デスクトップから新しいボリューム上のデスクトップにドラッグしてください。
8.      そのユーザの古いメールボックスから、すべてのメールを新しいメールボックスにドラッグしてください。
すべてのメッセージは、未読状態になります。



他のボリューム上での会議室作成
会議室を作成する際、主ボリューム以外のボリューム上に作成することができます。ただし、そのボリュームは[完全利用]のステータスでなければなりません。
通常、会議室はディスク容量をほとんど消費しません。これは、会議室内にあるアイテムは、実際にはそのアイテムを作成したユーザのメールボックスに保存されているためです。しかし、ゲートウェイで他のサーバから送られたアイテムやインターネットで送られたアイテムは、その会議室があるボリュームに保存されます。したがって、複製した会議室はディスク容量を大量に消費する可能性があるため、主ボリューム以外のボリュームに会議室を保存した方がいい場合があるでしょう。例えば、インターネットのニュースサーバへのゲートウェイがある場合は、すべてのニュースグループを独立したボリュームに保存することになるでしょう。
[General Conferences]フォルダ内に作成した会議室は、自動的に主ボリューム上に保存されます。
他のボリューム上に会議室を作成するには、
1.      管理者デスクトップの[MultiVol Conferences]フォルダをダブルクリックします。
2.      会議室を作成したいボリュームを開きます。
3.      [ファイル]>[新規作成]>[新規会議室]を選択してください。
新しい会議室がMultiVol Conferences内に作成されます。下線は、この会議室が保護されていないことを表しています。この会議室を保護するには、[ファイル]>[プロパティ] (Windows) または[情報を見る] (Mac OS X) を選択して、[保護]にチェックを入れてしてください。
4.      オプション
会議室の名前を変更してからその会議室を保護してください。
5.      新しい会議室へのリンクを作成して、そのリンクを任意の場所に移動してください。
6.      オプション
この会議室が個人用の場合は、該当するユーザを[参加者一覧]に追加してください。



fcfixvolを用いたMac OS X上でのネットワークストアの権限と所有の設定
注意
この項は、Mac OS X環境の場合にだけ該当します。
ネットワークストアをあるボリュームから別のボリュームにコピーしたり、バックアップから再構築したりした場合は、必ずその後でfcfixvolユーティリティを使用して、ネットワークストア内のファイルとフォルダに権限を設定してください。
fcfixvolは次の手順にしたがって使用してください。
1.      [移動]>[アプリケーション]を選んでください。
2.      [ユーティリティ]フォルダにある[ターミナル]というTerminalアプリケーションをダブルクリックしてください。
3.      fcadmin%:の後に下記のとおり入力してください。
cd  /Library/FirstClass Server"
4.      次のプロンプトの後に下記のとおり入力してください。
./fcfixvol <volume > <fcns>
        注意
すべてのボリューム、あるいは1つのボリューム上にあるすべてのネットワークストアに対して適用するには、どちらかのパラメータをallパラメータに替えてください。例えば、このコマンドをすべてのボリューム上にあるすべてのネットワークストアに適用するには、次のように入力します。
./fcfixvol all all
その他の例は次のとおりです。
./fcfixvol Master all
./fcfixvol Master fcns8001
引数なしにfcfixvolを実行すると、FirstClassシステム上で引数として使用可能な値がすべて表示されます。
この処理は、ネットワークスストアの数とサイズによりますが、数分間かかる場合があります。ターミナルには、認識された各ネットワークストア名が表示され、権限と所有の設定がいつ終了したかがネットワークストアごとに知らされます。



外部フォルダ用のボリューム承認
外部フォルダを作成する前に、あらかじめ外部フォルダが含まれるボリュームを承認しなければなりません。
注意
FirstClassをインストールすると、Hard Diskという名の外部フォルダが管理者デスクトップに作られます。このフォルダは主ボリュームへのリンクです。この外部フォルダには、どのユーザもアクセスできないようにすることをお奨めします。これは、主ボリュームには非公開の情報や無関係な情報を保存できるためです。
外部フォルダとして利用できるボリュームを作成するには、
1.      管理者デスクトップの[Volumes]フォルダをダブルクリックします。
承認されていないボリューム名は斜体で表示されます。ネットワークドライブを接続するなどお使いのコンピュータに新しいボリュームをマウントした場合は、一覧表示を更新するために、このフォルダを閉じて再び開いてください。
2.      承認したいボリュームを選択してください。
3.      [ファイル]>[プロパティ] (Windows) または[情報を見る] (Mac OS X) を選択してください。
4.      [限定利用]を選択してください。
5.      [OK]をクリックしてください。
FirstClassでこのボリュームを外部フォルダとして利用できるようになります。



外部フォルダの作成
外部フォルダを作成するには、
1.      管理者デスクトップの[Volumes]フォルダをダブルクリックします。
2.      リンクを作成したいフォルダがあるボリュームをダブルクリックします。
3.      ボリューム内をさがして、リンクを作成したいフォルダを選択します。
4.      [ツール]>[デスクトップに追加]を選択して、管理者デスクトップ上にそのフォルダへのリンクを作成してください。
5.      [Volumes]フォルダを閉じてください。
6.      このフォルダを利用する必要があるユーザグループまたはユーザのモデルデスクトップを開いてください。
7.      フォルダへのリンクをそのモデルデスクトップにドラッグし、デスクトップを更新してください。



CD-ROMへリンクする外部フォルダ
CD-ROMへリンクする外部フォルダの利用を考えている場合は、次のことに注意してください。
・作成したリンクは、その時にCD-ROMドライブに入っていたディスクに対するリンクとなります。他のディスクを入れても、ユーザはこのリンクを使用できません。
・また、CD-ROMへのアクセスは、通常のハードディスクドライブへのアクセスに比べて遅くなります。
以下の方法で、パフォーマンスの問題を最小限に抑えることができます
・CDチェンジャーは使用しないでください。CDチェンジャーでは、通常ディスクを交換するのに数秒かかります。2人のユーザが別々のディスクにアクセスしようとすると、チェンジャーは連続で入れ替え動作を行います。これによって、サーバのリソースのほとんどが消費されるため、CD-ROMのロードとアンロードの合間にサーバの動作が停止してしまいます。
・入手可能な最速のCD-ROMを購入してください。
・非常に大規模なシステムを運営している場合は、大容量のハードディスクを購入し、CD-ROMの内容をハードディスクにコピーして、そのハードディスクへのリンクを作成するという方法を検討してください。この方法は費用がかかりますが、パフォーマンスを最大限に高めることができます。また、CD-ROM内の不要なリソースを削除しておくことができます。



ファイルサーバへリンクする外部フォルダ
ファイルサーバへリンクする外部フォルダを作成する場合は、FirstClassサーバの実行中に必ずファイルサーバが利用できるようにしてください。
ファイルサーバがシャットダウンすると、ダイアログが現れて問題があることを知らせます。この場合、[OK]を押して、作業を続けてください。



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