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ユーザグループ・組織単位(OU)の新規作成
あらかじめ作成されている標準グループ群のグループに加えて、ご利用環境に合わせて独自のユーザグループを作成することができます。
ユーザグループまたは組織単位(OU)を新しく作成するには、
1       管理者デスクトップの[Groups]フォルダを開いてください。
2       [管理]>[追加]>[ユーザグループ]を選択してください。
3       このユーザグループに付けたい名前を[グループ名]フィールドに入力してください。
4       その他の権限などを設定してください。
5       [OK]をクリックしてください。
また、
FirstClassスクリプトのNEWコマンドを使用して作成することもできます。
https://hirosue.ne.jp/images/FOV1-0000D49E/FOV1-00013FFB/FOV1-0000F8C7/FOV1-0000F8E9/Administration/0000F43F-0119ED62.1/4272004_110434_1.gif?src=.PNG注意
新しく作成するグループはすべて、管理者デスクトップの[Groups]フォルダ内に作成、保存してください。他の場所にグループを作成すると正常に動作しなくなります。



ユーザグループ・組織単位(OU)の削除
ユーザグループまたは組織単位(OU)を完全に削除するには、
1       [管理]>[ディレクトリの一覧]を選択して、管理者用ディレクトリを開いてください。
2       [表示]を[その他]にしてください。
3       [検索]ボタンをクリックしてください。
4       削除するグループを選択してください。
5       [ディレクトリの一覧]フォームの上部にある[削除]ボタンをクリックしてください。
また、
FirstClassスクリプトのDELコマンドを使用して作成することもできます。
注意
監査が行われると、グループの削除を取り消すことができなくなります。
グループの削除を取り消すには、
1       [Groups]フォルダを開いてください。
2       [表示]>[削除したアイテムの表示]を選択してください。
3       表示されたアイテムを右クリック(Windows)またはctrl+クリック(Mac OS X/Macintosh)して、[削除の取り消し]を選ぶと、そのグループの削除が取り消されます。



[All Users]グループのデフォルトの権限設定
グループとユーザに権限を設定する前に、まず[All Users]フォームでデフォルトの権限を設定してください。[All Users]フォームでの設定が他のすべてのグループのデフォルト設定になります([グループ権限]フォームの[機能]タブと[基本設定]タブのチェックボックスは、「変更なし」の状態(網掛け)になります)。
1       [Groups]フォルダで[All Users]グループをダブルクリックしてください。
2       ご利用のシステム全体に適用したいデフォルトの権限を、お使いになる企業や学校のニーズ、方針、セキュリティ規定にしたがって、[All Users]の[グループ権限]フォームで設定してください。この設定内容を控えておくと、後で参照するときに役立ちます。
https://hirosue.ne.jp/images/FOV1-0000D49E/FOV1-00013FFB/FOV1-0000F8C7/FOV1-0000F8E9/Administration/0000F43F-0119ED62.1/4272004_110434_1.gif?src=.PNG注意
[All Users][All Conferences][All Calendars]の各グループで、「変更なし」の状態(網掛け)になっているチェックボックスはそのままにしないで、すべてのボックスを必ずオン(選択された状態)かオフ(クリアな状態)にしてください。
グループ権限の編集
グループの権限を設定するには、
1       権限を設定したいグループをダブルクリックしてください。
2       [グループ権限]フォームで権限を設定してください。
セキュリティを考慮した権限と制限の設定
次の例は、システムに必要なセキュリティを考慮した、権限と制限の設定方法です。  
ユーザに対して、他の内部ユーザへのメール送信は許可する一方で、インターネットメールの送受信はできないようにするには、
1       ユーザが所属するグループの[グループ権限]フォームの[機能]タブで、[他ユーザへのメール送信]を選択してください。
2       [Gateways & Services]フォルダにある[Internet]の[ゲートウェイの設定]フォームを開いてください。
3       [権限]ボタンをクリックしてください。
4       [対象]フィールドにこのユーザグループ名を入力し、[アクセスレベル]フィールドで[すべて禁止]を選択してください。



権限設定のヒント
[基本設定]タブで[ユーザに自分の基本設定の編集を許可]を有効にすると、そのグループのユーザが自分の基本設定を変更できるようになります。この権限をゲストアカウントに与えないようにすれば、ゲストアカウントをつねに必ず同じ状態にすることができます。
[制限]タブでは、[個人のメールの有効期間][1日あたりの接続時間][非アクティブ状態からログオフまでの時間][ディスク使用量制限]を設定します。[ディスク使用量制限]以外の制限はすべて、システムプロファイルで設定されています。したがって、[All Users]グループの[グループ権限]フォームでこれらの制限を[デフォルト]に設定した場合は、システムプロファイルの設定が適用されます。あるグループの[グループ権限]フォームで設定を変更すると、その設定内容はシステムプロファイルの設定より優先され、そのグループのユーザすべてに適用されます。
[ディレクトリ]タブでは、システム全体にわたって、ディレクトリ閲覧制限を設定することができます。デフォルトでは、標準グループ群のどのグループにも閲覧制限は設定されていません。
ただし、[Unauthenticated Users]グループは、[Web Names]、[Web Conference]、[Web Calendars]の各グループに所属するメンバーしか閲覧できません。

その他の方法
その他にも、ご利用のシステムでユーザの権限を設定する方法がいくつかあります。
・ユーザグループでは権限設定を全く行わずに、各ユーザの[ユーザ情報]フォームで個別に権限を設定することもできます。
注意
この方法は非常に時間がかかります。どのような設定変更も、1ユーザごとに行わなければならず、ユーザグループ全体に一括して行うことができなくなります。
・「質問窓口」のような名前のユーザアカウントを作成して、顧客からの質問をそのユーザアカウントで受け付けることができます。この場合、[他ユーザへのメール送信]権限を顧客に与える必要があります。
小規模なシステムでの設定方法
構築するシステムが非常に小規模で、ユーザグループやユーザごとに権限を設定したい場合は、[All Users]グループの[グループ権限]フォームで、すべてのタブの全チェックボックスを空白にしてください。他のフォームで「変更なし」状態(網掛け)になっているチェックボックスのデフォルト設定は、すべて[All Users]フォームで設定したオフの状態になります。
この方法は、すべてのチェックボックスを有効にしてから、制限したいチェックボックスを各グループフォームでクリアにするよりは安全です。しかし、どちらの方法もお奨めできません。このような設定をすると、すべてのユーザに独自の権限設定が適用されることになるため、FirstClassシステムの監視や管理が非常に難しくなってしまいます。この方法をとると、ご利用のシステムの規模が大きくなるにつれて問題が起こる可能性があります。



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