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 C302
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ADD NETWORK/ADD TELECOM
レギュラー(ネットワーク)ユーザやリモート(テレコム)ユーザを追加します。
文法
ADD class userID first i last dept pw postaddr phone1 phone2 UG# UG1...UGn
パラメータ
class                   Networkにするとレギュラーユーザを作成します。Telecomにするとリモートユーザを作成します。
userID          ユーザID。(最大15文字)
first                   名。 i を使う場合でなければ省略可能。(最大23文字)
i                               イニシャル。(最大3文字。1バイト文字のみ)省略可能。
last                    姓。(最大23文字)
dept                    使用しません。空のクオーテーションマークの組("")を一つ入れてください。          
pw                              ユーザのパスワード。(最大12文字)
postaddr                住所。改行を入れる場合には「\r」を使用します。省略可能。
phone1          電話番号。(最大79文字)省略可能。
phone2          FAX番号。(最大79文字)省略可能。
UG#                     これに続く(登録する)ユーザーグループの数
UG1...UGn       ユーザーを登録するユーザーグループ名。(各最大23文字)
コマンド例
ユーザIDが"SBRAM"、パスワードが"broccoli"、そしてEmployeesとEast Coastユーザグループに所属させる、 Susan A. Bramというレギュラーユーザを追加するには、下記のようなコマンドを入れてください。
ADD NETWORK SBRAM Susan A Bram "" broccoli "123 Main St.\rToronto" "" "" 2 Employee "East Coast"
ユーザIDが"SBRAM"、パスワードが"broccoli"、そしてEmployeesとEast Coastユーザグループに所属させる、 Susan A. Bramというリモートユーザを追加するには、下記のようなコマンドを入れてください。
ADD TELECOM sbram Susan A Bram "" broccoli "123 Main St.\rToronto" "" "" 2 Employee "East Coast"

住所フィールドの \r は改行になります。
81203_42521_14.png注意
・ADDコマンドを使用した場合、<dept>パラメータの後にどのような誤記入(たとえば、ユーザグループ名を間違えた場合)があっても、FirstClassサーバはそのユーザアカウントを登録してしまいます(たとえば、ユーザグループ名を間違えた場合)。これを修正するには、そのアカウントを削除してメッセージを送信取り消しし間違いを修正して送りなおすか、ユーザ情報フォームで情報を修正してください。
・ユーザが最初にログインした際にパスワード変更画面がでるようにするためには、パスワードのセキュリティ条件に一致しないパスワードを作成してください。
・最もよくあるエラーは、ユーザグループの数(UG#)を入れないことです。ユーザグループの名前を入れ忘れた場合には、サーバコンソールに「Type a number between 0 and 255」と表示されます。他の主なエラーは、スペース文字や日本語を含むグループ名をクオーテーションマークで囲い忘れることです。ユーザグループ名を打ち間違えた場合には、サーバコンソールにはグループが存在しないことが表示され、エラー1081が表示されます。
・ユーザIDがすでに存在する場合には、サーバコンソールにはエラー1031が表示されます。
・一致する名前が既に存在する場合には、サーバコンソールにはエラー1080が表示されます。一致する名前の例は、二人目の Susan A. BramをユーザID susanで作成しようとすることです。
・使用可能なレギュラーユーザライセンスがない場合、サーバコンソールにはエラー1018が表示されます。
関連するコマンド
PUT USER コマンドを使用して、ADDコマンドで対応していない情報を追加する追加のスクリプトを作成することができます。たとえば、したのスクリプトはメールエイリアス(フィールドID 1252)、音声DN(フィールドID 1255)、音声パスワード(フィールドID 1256)をSusan Bramに追加します。
PUT USER sbram 1252 0 sabram 1255 0 9055551212 1256 0 1212
ADD REMOTE
リモート名を追加します。
81203_42521_14.png        注意
「リモート名」という言葉は、別のサーバ上にあるユーザへのディレクトリエントリをさします。リモートユーザを追加するには、ADD NETWORK/ADD TELECOMを使用してください。
リモート名を追加する前に、そのユーザが登録されているサイトがルートかゲートウェイとして定義されていなければなりません。
文法
ADD REMOTE first i last dept sitename remoteclientID gateway
パラメータ
first                   名。 i を使う場合でなければ省略可能。(最大23文字)
i                               イニシャル。(最大3文字。1バイト文字のみ)省略可能。
last                    姓。(最大23文字)
dept                    使用しません。空のクオーテーションマークの組("")を一つ入れてください。
sitename                ユーザが登録されているサイトの名前
remoteclientID
                                ユーザの一意のID。このフィールドを使用して同姓同名のユーザを区別します。
gateway         このユーザへのメールを送るゲートウェイ。
コマンド例
Husky Planes Los Angelesサーバに登録され、メールをHusky Planes Bostonを経由させるAllen Smithというリモートのユーザを追加するには下のように入力してください。
ADD REMOTE Allen "" Smith "" "Husky Planes Los Angeles" 1234 "Husky Planes Boston"
ADD ROUTE
.リモートサーバへのルートを追加します。
文法
ADD ROUTE name siteID cost gateway
パラメータ
name            リモートサーバのサイト名。
siteID          リモートサーバのシリアル番号。
cost            ルートコスト(標準は1ホップ当たり50)。
gateway         このサーバへのメッセージが配達されるゲートウェイ。
コマンド例
メッセージがHusky Planes Bostonを通して送られるHusky Planes Los Angelesへのルートを定義するには下のように入力してください。
ADD ROUTE "Husky Planes Los Angeles" 1001030 50 "Husky Planes Boston"
ADD TELECOM
ADD NETWORK/ADD TELECOM を見てください。
AN
サーバにリモート名を追加します。
このコマンドはディレクトリ同期プロセスでのみ使用されます。さらなる情報が必要な開発者は、『FirstClass Gateway Toolkit Developer's Manual』を見てください。
AUDIT
コンテナレベルで監査を実行します。ディレクトリの一覧でも単一のユーザやコンテナの監査を行うことができます。AUDITコマンドはディレクトリに表示されないコンテナに対して使うことができます。
コンテナの要約が隠されたアイテムを示している場合、コンテナが開かれたときにサーバコンソールがエラーを報告する場合、もしくはユーザがアイテムを見つけられないと報告する場合には、AUDITコマンドはコンテナレベルでの監査を実行するために使用することができます。
前回の監査以降に削除されたアイテムは、永久に削除されます。必要ならば、AUDITコマンドの実行前にアイテムは削除を取り消すことができます。有効期限に到達したアイテムは次回監査時での削除のために印がつけられます。必要であればコンテナの有効期限を無期限にしてください。
監査は指定されたコンテナ上でのみ実行されます。サブコンテナでは実行されません。
AUDITコマンドを実行する前に、コンテナが閉じられていることを確認してください。コンテナが開かれているかどうかがサーバコンソールに表示されます。[ツール]-[承認]で、ユーザがコンテナを開けなくすることができます。
文法
AUDIT path
パラメータ
path                            コンテナの、管理者のデスクトップからのパス。
DESKTOP userID  ユーザのデスクトップからの位置。パスのそれぞれの要素はコロンで区切ってください。PATHCHARコマンドを使用してデフォルトのパス文字を変更することができます。
コマンド例
General Conferences内のStaff Lounge会議室の監査を実行するには、下のように入力してください。
AUDIT "general conferences:staff lounge"
ユーザIDがsbramのメールボックスを監査するには、下のように入力してください。
        AUDIT desktop sbram mailbox
サーバからメッセージが返ってこない場合には、それ以上の作業は必要ありません。サーバがアイテムが手動でコンテナにリンクされる必要がある旨を示すメッセージを返した場合には、追加の手順を顧客サポートに問い合わせてください。
COPY
COPYコマンドは、変数と共に使用することにより管理者が構造、リーフアイテム、エイリアス、権限、ルール、およびグループメンバシップの保守時に異なる名前のオブジェクトを作成するために使用できます。COPYコマンドはリーフアイテム、コンテナ、エイリアスのコンテナをコピーします。権限、ルールおよびグループメンバシップも複製されます。
参加者一覧は空になります。
専用のフォームが必要です。(FirstClassデザイナーで作成します)
パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
重要
会議室やカレンダーに対して、変数なしでCOPYコマンドを使用した場合、コピーされたコンテナは名前を変更するまで正しく動作しません。(名前が重複するため)
81203_42521_14.png        注意
複製コピーではなく既存のオブジェクトのエイリアスを作成する場合には、LINK SPECIALLINK PATH、またはLINK USER コマンドを使用してください。
文法
COPY currentpath newpath -c
パラメータ
currentpath     管理者のデスクトップからの既存のオブジェクトの位置。
newpath 管理者のデスクトップからの新しい位置のパス
c       中身を除きます。
{}      フィールドIDの直後に数字をおく事ができます。
コマンド例
大学のそれぞれの課程に対して、会議室を作成したいとします。それぞれの課程の会議室は下記を持つとします。
        ・      Assignmentと名前がつけられたオリジナルのフォルダ
        ・      オリジナルのグループ化連打
        ・      学校の方針フォルダのエイリアス
        ・      オリジナルの公開チャットオブジェクト
上のアイテムすべては個人ごとの名前で作成する必要があります。
まず、 個人ごとの課程を作るために使われるマスターの構造を作成します。たとえば、課程の名前と講師の名前の二つの変数を使用します。
専用フォームのフィールドID 1001は課程の名前、フィールドID 1003は講師の名前とします。そして、課程の名前を先頭につけるすべてのオブジェクトは#1001を先頭につけます。講師の名前を先頭につけるすべてのオブジェクトは#1003を先頭につけます。
この例では、マスターの課程会議室は#1001課程とします。この会議室はオリジナルのフォルダ、会議室、カレンダー、チャットルーム、コンタクトデータベースとAccaptable Use Policiesへのエイリアスが含まれています。
2904_121720_0.png
Mrs. BramのためのMTH101会議室を作成するためのメッセージフォームはこのようになります。
2904_122913_1.png
メッセージの本文には下記のコマンドを入れます。
//#1001 Course会議室のコピーをCoursesフォルダ内に作成する
COPY "general conferences:courses:#1001 Course" "general conferences:courses"
メッセージが送られた後、"MTH101 Cource"会議室はこのようになります。
2904_124644_0.png
このコマンドは、ディレクトリに現れないコンテナをコピーするために使用できます。そのため、一意の名前でなくてもかまいません。
Susan BramのデスクトップにあるフォルダをGeneral Conferencesにコピーするには下記のように入力してください。
COPY desktop sbram "Portfolio" "general conferences"
Susan BramのデスクトップにあるフォルダをPaul Chuのデスクトップにコピーするには下記のように入力してください。
COPY desktop sbram "Portfolio" desktop pchu ""
関連するコマンド
EXPORT, ENABLEFIELDSUBSTITUTION, IF, PGADD, RENAME.コマンドは独自のワークフロースクリプトを作成するためにCOPYコマンドと結合して使うことができます。
CHGALIAS
ユーザ、会議室、ゲートウェイ、ルートに対するインターネットエイリアスを変更します。
81203_42521_14.png        注意
このコマンドは「メールエイリアス」フィールドの内容を置き換えます。修正はしません。
文法
CHGALIAS name alias
パラメータ
name            ディレクトリエントリの名前。登録されたユーザ、会議室、ゲートウェイやルートが使用できます。一意の名前を入れなかった場合には、最初に一致した名前が使用されます。
alias           コンマで区切られた、1つもしくは複数のインターネットエイリアス。ゲートウェイやルートに対しては、ドメイン名。
コマンド例
Susan A. Bramのメールエイリアスをsabramに変更するには、下記のように入力してください。
CHGALIAS "susan a bram" sabram
Emploee Lounge会議室のメールエイリアスをloungeに変更するには、下記のように入力してください。
CHGALIAS "employee lounge" lounge
関連するコマンド
PUT USER コマンドでもメールエイリアス(フィールドID 1252)を変更できます。PUT USERコマンドは、常に一意であるユーザIDを使用します。
(ユーザIDがsbramである)Susan A. Bramのメールエイリアスをsabramに変更するには、下記のように入力してください。
PUT USER sbram 1252 0 sabram
COPYFLD
コピー元とコピー先でフィールドIDが同じであるフォームのフィールドの内容を、あるフォームから別のフォームにコピーします。
文法
COPYFLD source_objdesc fieldID dest dest_objdesc
パラメータ
source_objdesc  フォームがあるコピー元。
PATH path               管理者のデスクトップからのパスによって指定されたフォーム。source _objdescが省略された場合にはこのPATHが仮定されます。
DESKTOP userID  ユーザのデスクトップからのフォーム位置。
SYSPROFILE              システムプロファイル。
USER userID             ユーザ情報フォーム。
CLIENT clientID クライアントIDで指定されたユーザ情報フォーム。
DIRECTORY name  ゲートウェイ、会議室、リモート名およびユーザグループのディレクトリフォーム。
fieldID         FirstClassデザイナーでフィールドに割り当てられた番号。Example.fcファイル内に一覧表示されています。
dest_objdesc    コピー先のフォーム。上のsource_objdescと同じ書式です。
コマンド例
sbramのユーザ情報フォームの住所フィールドをpchuのユーザ情報フォームにコピーするには、下記のように入力してください。
COPYFLD user sbram 1205 user pchu
ユーザIDは管理者によって変更が可能です。しかし、クライアントIDは決して変更されることは無く、番号が再利用されることもありません。FirstClassスクリプトでのみシステムが管理されたり、外部データベースを使用する場合にはクライアントIDを使用するのがよいでしょう。
sbram(クライアントID 1612)のユーザ情報フォームの住所フィールドをpchu(クライアントID 1602)のユーザ情報フォームにコピーするには、下記のように入力してください。
COPYFLD CLIENT 1612 1205 CLIENT 1602
DEL
サーバに登録されたユーザを削除します。
文法
DEL userID
パラメータ
userID  ユーザに割り当てられたID。
コマンド例
ユーザSusan Bram(ユーザIDがsbram)を削除するには下記のように入力します。
DEL sbram
ユーザIDが完全に一致しない場合には、コマンドは失敗しサーバコンソールにエラー1003が表示されます。
関連するコマンド
他のディレクトリエントリを削除するには、REMOVEREMOVE DESKTOP コマンドを使用してください。
DELALL
ディレクトリからすべてのルートやリモート名、または選択したサイトのすべてのルートやリモート名を削除します。このコマンドを使用した後は、すべての現在のリモート名とルートを追加するためにリモートサイトとディレクトリの再同期をする必要があります。
文法
DELALL class siteID
パラメータ
class           REMOTEまたはROUTE.
siteID  サイトID。0にするとすべてのサイトを選択します。リモート名を削除するときにサイトを指定すると、そのサイトからのすべての名前が削除されます。ルートを削除するときにサイトを指定すると、そのサイトから受信したすべてのルートが削除されます。
ディレクトリ同期プロセスは+tオプションを使用します。さらなる情報が必要な開発者は、『FirstClass Gateway Toolkit Developer's Manual』を見てください。
コマンド例
Husky Planes Boston(サイトIDが1019026)で登録されたユーザのすべてのリモート名を削除するには下記のように入力してください。
DELALL REMOTE 1019026
DELFLD
フォーム上のフィールド情報を削除します。
文法
DELFLD objdesc fieldID
アドレスフィールドを削除する場合には:
DELFLD objdesc addressID index
パラメータ
objdesc         対象を指定します。
fieldID         フィールドID。
addressID       「宛先」フィールドは4、「CC」フィールドは5、「BCC」フィールドは14。権限フォーム上の「ユーザまたはグループ」、「レベル」、「権限」フィールドは29。これらのフィールドに対するFirstClassデザイナーで表示されたフィールドIDは無視してください。
index                   リスト内で挿入する位置。0は最初の名前、1は2番目の名前、以下同様です。
address         ディレクトリエントリの名前。登録されたユーザ、E-Mailアドレス、会議室、カレンダー、リモート名、ゲートウェイまたはルートが使用できます。一意の名前でない場合には、最初に一致した名前が使用されます。
objdesc別の追加パラメータ
PATH path               管理者のデスクトップからのパスによって指定されたフォーム。objdescが省略された場合にはこのPATHが仮定されます。
DESKTOP userID path     ユーザのデスクトップからのフォーム位置。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
SYSPROFILE              システムプロファイル。
USER userID             ユーザ情報フォーム。
DIRECTORY name  ゲートウェイ、会議室、リモート名、ユーザグループのディレクトリフォーム。
PERMISSIONS path        会議室やカレンダーの権限フォーム。
コマンド例
あるメールリストの6番目のエントリを削除するには下記のように入力してください。
DELFLD path "Mail Lists:London" 4 5
コマンド内の4は「宛先」フィールドを示します。5はメールリスト内の6番目のエントリを示します。
このメールリスト内のすべてのエントリを削除するには下記のように入力してください。
DELFLD path "Mail Lists:London" 4 -1
sbramのユーザ情報フォームからメールエイリアス(フィールドID 1252)、音声DN(フィールドID 1255)、音声パスワード(フィールドID 1256)を削除するには下記のように入力します。
DELFLD user sbram 1252 1255 1256
Employee Lounge会議室の権限フォームにある最初のエントリを削除するには下記のように入力します。
DELFLD permissions "General Conferences:employee lounge" 29 0
このEmployee Lounge会議室の権限フォームからすべてのエントリを削除するには、下記のように入力します。
DELFLD permissions "General Conferences:employee lounge" 29 -1
「このユーザが所属するグループ」フィールドを更新するには、PGADDやPGDELコマンドを使用します。「参加者一覧」はDELFLDコマンドではサポートされていません。
DIAGNOSEDIR
81203_40013_5.png        警告
ディレクトリエントリはユーザアカウントの基本的な部分です。ディレクトリの修復を始める前に、バックアップをかならず作成してください。この処理を始める前にFirstClass顧客サポートに連絡することをお勧めします。
稼動しているサーバ上でディレクトリの診断を行います。以前FirstClassツールズで行われていた機能の代替です。ディレクトリアイテムの診断は、ユーザレコードに対して損傷が見受けられるときに実行します。具体的には存在するはずのユーザや会議室がディレクトリを通じてアクセスできない場合です。
ディレクトリの問題を切り分けるために、3つの異なる方法でアドレスを検索するところからはじめてください。[管理]-[ディレクトリの一覧]を使用し、名前、ユーザID、そしてクライアントIDで検索を行ってください。たとえば、Susan Bram(ユーザID sbram、クライアントID 1707)がディレクトリにあるにもかかわらずサーバにログインできない場合、ディレクトリの問題を確認するために、「検索方法」フィールドを名前に設定してSusan Bramを検索してください。そして、「検索方法」フィールドをユーザIDに設定してsbramを検索してください。最後に、「検索方法」フィールドをクライアントIDに設定して1707を検索してください。これらの検索の1つが失敗した場合にのみ、ディレクトリに問題があります。
ディレクトリは3重に冗長化されたデータベースでできています。DIAGNOSEDIRコマンドはこれらの3つのデータベースのうち1つの中にある有効なエントリを見つけるために使用します。一度位置がわかると、有効なエントリはREPAIRDIRコマンドで他の2つのインデックスへコピーされます。
REPLYコマンドが必要です。Administration > Admin Resources内に、ディレクトリの診断と修復を手だすける特別のフォームとスクリプトがあります。
文法
REPLY
DIAGNOSEDIR dirdesc pattern CID option
パラメータ
dirdesc                 Index, Client, User, Gateway, Conference, Calendar, MailList, Remote, Group, Routeのいずれか。
pattern                 (省略可能)検索したい文字列。
CID                             クライアントID。dirdescにClientを使用するときにのみ必要です。他のdirdescを使用する場合には省略可能。
+n                                      指定したpatternを名前として扱い、Name indexを検索する。
コマンド例
Susan Bram(ユーザID sbram、クライアントID 1707)の有効なエントリがディレクトリにあるかどうかの問題を切り分けるには、下記のコマンドを実行してください。

REPLY
//ユーザIDのインデックスをチェック
DIAGNOSEDIR USER sbram
//クライアントIDのインデックスをチェック
DIAGNOSEDIR CLIENT 1707
//名前インデックスをチェック。Bramという名前の正しいユーザが検査されることを確実にするため、クライアントIDを含めます。+nが必要です。
DIAGNOSEDIR USER "bram" 1707 +n

サーバは以下のような返信を返します。

Diagnostic report for parameters: USER sbram

[1] (1707) "sbram" Susan  Bram
SUMMARY:
  1 entries were diagnosed.
  0 problems found.

もし3つのパラメータの1つが問題(problem)を返した場合には、REPAIRDIRコマンドで修復が可能です。
FirstClassカスタマーサポートにそうするようアドバイスされた場合には、インデックス全体の診断を実行します。

名前インデックスを診断するには下記のように入力します。
REPLY
DIAGNOSEDIR index name
クライアントIDインデックスを診断するには下記のように入力します。
REPLY
DIAGNOSEDIR index cid
ユーザIDインデックスを診断するには下記のように入力します。
REPLY
DIAGNOSEDIR index userid
REPAIRDIR
ディレクトリエントリはユーザアカウントの基本的な部分です。ディレクトリの修復を始める前に、バックアップをかならず作成してください。この処理を始める前にFirstClass顧客サポートに連絡することをお勧めします。
DIAGNOSEDIRコマンドによりエラーのない1つのインデックスの位置が分かった後に、REPAIRDIRコマンドを使用してこのエントリを他の二つのインデックスにコピーします。
REPLYコマンドが必要です。Administration > Admin Resources内に、ディレクトリの診断と修復を手だすける特別のフォームとスクリプトがあります。
REPLYコマンドが必要です。
文法
REPLY
REPAIRDIR dirdesc pattern ClientID option
パラメータ
dirdesc Index, Client, User, Gateway, Conference, Calendar, MailList, Remote, Group, Routeのいずれか。
pattern (省略可能)検索したい文字列。
ClientID        クライアントID。dirdescにClientを使用するときにのみ必要です。他のdirdescを使用する場合には省略可能です。
+n      指定したpatternを名前として扱い、Name indexを検索します。
コマンド例
Susan Bram(ユーザID sbram、クライアントID 1707)のディレクトリエントリを診断した場合
クライアントIDのインデックスにエラーがない場合、この正しいエントリを他の2つのインデックスに複製するには、以下のコマンドを送信します。

REPLY
REPAIRDIR client 1707

サーバは下記の返信を返します。

Repair report for parameters: client 1707

Repaired:[1] (1707) "sbram" Susan  Bram

名前のインデックスにエラーがない場合、この正しいエントリを他の2つのインデックスに複製するには、以下のコマンドを送信します。

REPLY
REPAIRDIR USER Bram +n

サーバは下記の返信を返します。

Repair report for parameters: USER Bram +n

Repaired:[1] (1707) "sbram" susan  bram
DIR
コンテナやリーフアイテムの一覧を返します。ファイルやフォルダがいくつあるかの概要、最終変更日時、コンテナに割り当てられたディスク使用量も返します。REPLYコマンドが必要です。インデックス番号も返され、BYINDEXキーワードと共に使用することができます。
文法
DIR path +lbpsr
パラメータ
path    管理者のデスクトップからの一覧を返すコンテナの位置。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
DESKTOP userID path     ユーザのデスクトップ上にあるコンテナの一覧を返します。パスはユーザのデスクトップからのものです。
l               リーフアイテムを含めます。
b               コンテナを含めます。
p               完全なパスを表示します。
s               サイズを含めます。(アイテムごと)
d               日付を含めます。(アイテムごと)
r               参照番号を含めます。(アイテムごと)
コマンド例
コンテナの要約を取得するには、下記のように入力します。

reply
dir "general conferences:employee lounge" +bl

サーバは下記の返信を返します。

Contents of: "general conferences:employee lounge"
        [B:0] "Message Archive" ""
        [B:1] "Away Today" "Faculty"
        [B:2] "Employee Calendar" ""
        [L:4] "Susan Bram" "Customer Update"
        [L:5] "Susan Bram" "Fire Drill Procedures"
        [L:6] "Susan Bram" "Welcome Paul Chu"
Summary:
        Files: 3        Size: 64 kb     Last file modified on: 2004/05/17  08:40:26
        Folders: 3      Last folder modified on: 2002/06/11  13:41:45

BYINDEXキーワードは上のアイテムと共に作業をするために使用できます。たとえば、メッセージ"Welcome Paul Chu"を保護するためには、下記のコマンドを送信します。

PUT PROPERTIES BYINDEX 6 "General conferences:employee lounge" 1016 6 1

BYINDEXの数字は、追加や削除が行われるまで有効です。会議室に新しいメッセージが送信されると、すべてのインデックス番号は変更されます。
Susan Bramのデスクトップ上のアイテム一覧を取得するには、下記のように入力してください。
REPLY
DIR DESKTOP SUSAN "" +lpb
サーバは下記のような返信を返します。

Contents of: DESKTOP sbram ""
        [B:0] "MailBox" ""
        [B:1] "Calendar" ""
        [B:2] "Help" ""
        [B:3] "My Web Site" ""
        [B:4] "Contacts" ""
        [B:5] "My Shared Documents" ""
        [B:6] "My Documents" ""
        [B:7] "School Area" "Model Desktop"
        [B:8] "Student Area" "Model Desktop"
        [B:9] "Susan Bram's Student Portfolio" ""
        [B:10] "Employee Lounge" "Model Desktop"
Summary:
        Files: 0        Size: 0 kb      Last file modified on:
        Folders: 11     Last folder modified on: 2004/05/12  20:08:36
DN
サーバに登録されたリモート名を削除します。
このコマンドはディレクトリ同期プロセスでのみ使用されます。
ENABLEFIELDSUBSTITUTION
Batch Adminへ送られたフォームのフィールドデータでメッセージ本文内に見つかった'#'フィールド識別子を置き換えます。このオプションはデフォルトでは無効になっていますが、このENABLEFIELDSUBSTITUTIONコマンドを使用することにより有効にすることができます。続く行にある'#'フィールド識別子はフィールドで見つかったデータで置き換える前処理されます。
'#'を前処理で置き換えないようにするには、'#'の前に'\'を置きます。('\#'とします)
文法
EnableFieldSubstitution
#<Field ID>     
#{<Field ID>}   
パラメータ
<Field ID>      必ず数字にしてください。
{}                              フィールドIDの直後に数字をおく事ができます。
コマンド例
フィールド置換を完全に使用するには、専用のフォームを作成する必要があります。
たとえば、雇用者訓練をサポートする新しい会議室を毎回作成するとします。
1       会議室を作成する
2       公開チャットを作成する
3       あらかじめ指導者が宛先に入ったステーショナリを作成する
4       グループカレンダーを作成する
5       会議室の権限を設定知る:指導者はコントローラ、雇用者は送信可、(これ以外の)すべてのユーザはすべて禁止
6       グループカレンダーの権限を設定する:指導者はスケジュール編集可、雇用者は件名表示/スケジュール作成可、(これ以外の)すべてのユーザはすべて禁止
標準のアドレスフィールドを含むローカルフォームを作成することができます。フォームに追加する編集可能フィールドは、コース名(フィールドID 1000)と指導者の名前(フィールドID 1001)です。
"Power Presentations"としてコース名(フィールドID 1000)、指導者名として"Susan A. Bram"として指導者名(フィールドID 1001)を入力するために、メッセージの本文には下記のスクリプトを入れます。(//で始まる行はコメントで、省略可能です)
enablefieldsubstitution
//会議室を作成する。
//会議室の名前はフィールドID 1000の内容にする
NEW "General Conferences" "#1000" "" CONFERENCE 8 -1 -1 +p
//"Power Presentations Chat"という公開チャットを作成する。
//パスはフィールドID 1000の内容にする
NEW "General Conferences:#1000" "#1000 Chat" "" CHAT 150 180 50 129 +p
//新しいメッセージステーショナリを作成する
NEW "General Conferences:#1000" "Message to Instructor" "" PERMS 7010 60 50 141
//指導者へのメッセージステーショナリの宛先フィールドに名前を追加する
//名前はフィールドID 1001の内容にする
PUT "General Conferences:#1000:message to instructor" 4  0 "#1001"
//Power Presentations Calendarという名前の新しいカレンダーを作成する
NEW "General Conferences:#1000" "#1000 Calendar" "" CONFERENCE 24011 325 50 21 +p
//Power Presentations会議室の権限を設定する
PUT PERMISSIONS "General Conferences:#1000" 29 0 "#1001" 131071 29 1 employee 122624 29 2 "all users" 0
//Power Presentations Calendarの権限を設定する
PUT PERMISSIONS "General Conferences:#1000:#1000 calendar" 29 0 "#1001" 2219821 29 1 employee 2100992 29 2 "all users" 0
サポートするフィールド形式
差出人フィールドの最初のエントリ、添付ファイルフィールド(7)の最初のエントリを含みます。下記は専用フォームに追加できる最も一般的なフィールドの一覧です。
編集可能フィールド
                                        フィールドの内容がスクリプトで置き換えられます。たとえば、会議室やグループの名前です。
選択リスト(入力可)
                                        管理者にあらかじめ定義された一覧を表示します。たとえば、会議室の背景画像として使用できる画像の一覧です。FirstClassデザイナーで、このフィールドの形式を「リストからのみ選択」に制限することができます。詳細はFirstClassデザイナーを参照してください。
アイコンフィールド
                                        管理者にアイコン選択を表示します。たとえば、新しいオブジェクトを作成するフォーム内にアイコンフィールドを含めることができます。これにより、アイコンIDを入力する代わりにアイコン選択よりアイコンを選ぶことができるようになります。
数値フィールド          数字とフィールドIDを区別するための{}は取り除かれます。
EXIT
サーバにこれ以上の処理を停止させます。POP3クライアントでコマンドを送信したときに使用されます。
文法
EXIT version
パラメータ
version 省略可能。サーバのバージョン番号。サーババージョンがこのバージョン番号と同じでない、もしくは大きくない場合、処理は停止します。
コマンド例
サーバが8.0サーバでない場合に処理を停止するには、下記のように入力してください。
EXIT 8000

EXPORT
サーバ上に存在するオブジェクトに準拠したオブジェクトを作成する、クロスプラットフォームのFirstClassスクリプトを生成します。管理者アカウントのみがEXPORTコマンドを実行できます。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
サーバにより返されたスクリプトには参加者一覧と所属するグループは含まれません。
文法
スクリプトを生成する
        EXPORT path name +rnpe -cv
スクリプトを生成して実行する
EXPORT path address ScriptPassword ObjDesc +b
パラメータ
path    管理者のデスクトップからの対象(エクスポート元)のパス
Desktop userID path     ユーザのデスクトップからの対象(エクスポート元)のパス
name    省略可能。ユーザや会議室のディレクトリ名。このnameパラメータがない場合にはスクリプトは送信者に返されます。
address バッチ管理コマンドを実行するユーザの名前。通常、同じサーバ内では、このパラメータは"batch admin"にしてください。
ScriptPassword  省略可能。スクリプトコマンドを実行するのに必要なパスワード
ObjDesc 対象(エクスポート先)のパス
+r      再帰。子会議室やサブフォルダをエクスポートします。
+b      生成されたスクリプトを即座に実行します。オブジェクトの生成とエクスポートを一つのステップで行うときにのみ使用します。
+h      履歴レコードを含めます
+n      対象(エクスポート元)パスのコンテナを含めます。
+p      権限フォームの「対象」部分を含めます。他のすべてのサポートされている権限フォーム上のフィールドはデフォルトで含まれます。参加者一覧と所属するグループは含まれません。
+e      コンテナルールとリソースを含めます。
-c      メッセージ、ドキュメントおよびファイルを含めません。
-v      表示のプロパティを含めません。

EXPORTコマンドを使用するには、
1       有効なEXPORTコマンドを含むメッセージをBatch Admin宛に送信する。
FirstClassは適切な情報を抽出し、インポートスクリプトを生成するために使います。
2       転送メッセージを作成し、宛先をBatch Adminとします。
3       メッセージ本文の<ObjDesc>をインポート先のパスで置き換えます。
会議室、カレンダー、グループ、メールリストは一意の名前でなくてはなりません。
チャット、フォルダ、メッセージ、会議室アイテム、ドキュメント、アップロードしたファイル、ステーショナリ、カレンダの予定、カレンダの作業は一意の名前である必要はありません。したがって、名前の調整は必要ありません。
81203_42521_14.png        注意
インポート先のフォルダ、会議室、カレンダーは存在している必要があります。これはNEWコマンドで手動で作成するか、EXPORTコマンド内で+nオプションを含めることで作成してください。サーバコンソールが"object not found"エラーを報告した場合には、パスが存在しないかミスタイプの可能性があります。
4       メッセージを送信します。
EXPORTは下記のものを含めません。
・フォルダ、会議室やカレンダーのエイリアス(LINK SPECIAL コマンドを使用して作り直してください)
・会議室権限フォームの「ユーザまたはグループ」の項目はスクリプトに含められますが、会議室の所属グループと参加者一覧は含められません。
インターネットゲートウェイを通してスクリプトを送信する場合、送信メールの行の長さがスクリプトの行の長さに相当するように設定されていることを確認してください。この設定フィールドは、Internet Servicesフォルダ内、メールの詳細設定フォームの送信タブ内にあります。サーバコンソールがobject not foundエラーを報告した場合、充分な行の桁数を設定していない(1行に収めるべきスクリプトが途中で折り返されている)可能性があります。
EXPORTコマンドは新しいオブジェクトを作成してフィールドデータを入力するスクリプトを作成する手助けとしても使用できます。たとえば、50個の新しい会議室を作りたいが、正しいスクリプトの文法が分からない場合です。
1       General Conferences内にBATestというフォルダを作成します。
2       下記のコマンドを送信します。
        EXPORT "general conferences:batest" +rn -vc
4       サーバは下記の返信を返します。
        New Relative "" "batest" "" Conference 8 491 82
5       Relative ""を目的のパスに置き換え、batestを目的の会議室名に置き換えます。
New "general conferences" "Employee Lounge" "" Conference 8 -1 -1
81203_42521_14.png        注意
生成するインポートスクリプトを最終変更日とスレッドIDに基づいて限定する方法は、SETEXPORTFILTERS を参照してください。添付ファイル名を選ぶ方法は、 SETEXPORTOPTIONS を参照してください。

コマンド例の一覧

EXPORTの例
フォルダ内に置かれています。この会議室はメッセージ、ドキュメント、アップロードされたファイル、子会議室、フォルダ、そしてカレンダーを含んでいます。
サーバに、Employee Lounge会議室の中にある会議室、フォルダ、カレンダー(さらにすべてのメッセージ、ドキュメント、カレンダーアイテム、アップロードされたファイル)、およびEmployee Lounge会議室の表示のプロパティを含むスクリプトを返させるには、下記のように入力します。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +r
スクリプトの生成と処理を一度に行うには、下記のように入力します。
EXPORT "general conferences:employee lounge" "batch admin" "" "general conferences:management area" +br
サーバに、子会議室やカレンダーの会議室権限フォームの「ユーザまたはグループ」部分をを含むスクリプトを返させるには、下記のように入力します。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +rp
上記のスクリプトはEmployee Loungeという会議室や、Employee Lounge会議室の権限フォームのいかなる内容を生成するコマンドを含みません。
サーバに、サブコンテナの権限フォームのユーザまたはグループ部分を含むが、内容(-c)や表示のプロパティ(-v)を含まないスクリプトを返させるには、下記のように入力します。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +rp -cv
このスクリプトはEmployee Lounge会議室やEmployee Loungeの会議室権限を作成するコマンドを含みません。
サーバに、Employee Lounge会議室(+n)の権限フォームのユーザまたはグループ部分(+p)を含むが、サブコンテナ(+rを入れない)や内容(-c)、そして表示のプロパティ(-v)を含まないスクリプトを返させるには、下記のように入力します。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +pn -cv
サーバにEmployee Lounge会議室(+n)のルール(+e)を含むが、サブコンテナ(+rを入れない)や内容(-c)、表示のプロパティ(-v)を含まないスクリプトを返させるには、下記のように入力します。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +en -cv
サーバに追加のEmployee Lounge会議室(+n)、権限フォーム上のユーザまたはグループ部分(+p)、ルール(+e)、すべての再帰的なコンテナ(+r)を再作成するスクリプトを返させます。すべての再帰的なコンテナのルール、内容、権限フォームと表示のプロパティも返されます。内容と表示のプロパティはデフォルトで含まれます。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +nper
サーバに 追加のEmployee Lounge会議室(+n)、権限フォーム上のユーザまたはグループ部分(+p)、ルール(+e)、すべての再帰的なコンテナ(+r)を再作成するスクリプトを返させます。すべての再帰的なコンテナの権限フォーム、ルールも含まれます。内容(-c)と表示のプロパティ(-v)を含めさせないようにするには下記のように入力します。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +nper -cv
EXPORT DESKTOPの例
sbramのコンタクトフォルダをpchuのコンタクトフォルダへエクスポートするには、下記のコマンドを実行してください。
EXPORT DESKTOP sbram "Contacts"
サーバがスクリプトを返したら、メッセージを転送し、本文の<ObjDesc>を下記に置き換えてbatch admin宛に送信してください。
DESKTOP pchu "Contacts"
sbramのコンタクトフォルダをpchuのコンタクトフォルダへエクスポートするのを一度に行うには、下記のコマンドを実行してください。
EXPORT DESKTOP sbram "Contacts" "batch admin" "" DESKTOP pchu "Contacts" +b
sbramのVoice GreetingsフォルダのVoice Menusフォルダをpchuの既に存在しているVoice Greetings > Voice Menusフォルダへ一度に行うには、下記のコマンドを実行してください。
EXPORT DESKTOP sbram "voice greetings:voice menus" "batch admin" "" DESKTOP pchu "voice greetings:voice menus" +b
FirstClassスクリプティングでは、ルールは限定的にサポートされています。ルールを作成したり既存のルールを変更することはできますが、FirstClassスクリプティングはルールの削除をサポートしません。
sbramのメールボックスからルールをpchuのメールボックスにエクスポートするには、下記のコマンドを実行してください。
EXPORT DESKTOP sbram "mailbox" +ne -cv
アイテムをフォルダに移動するルールがある場合には、ルールを作成する前にそのフォルダが存在することを確認してください。
サーバがスクリプトを返したら、メッセージを転送して下記の変更を加えてください。
・      <ObjDesc>をDESKTOP pchuに変更してください。
・      メールボックスを作成し、権限を設定するコマンドをコメントアウトしてください。
・      Paulのメールボックス内にConference Mailフォルダを作成するコマンドを追加してください。
//メールボックス内にフォルダを作成する
NEW DESKTOP pchu "mailbox" "Conference Mail" "" folder 26093 -1 -1

SetBase DESKTOP pchu


SetRelative FromBase Path ""
//New Relative "" "MailBox" "" Conference 23009 60 57 +P
//Put Permissions Relative "MailBox" 1012 7 0 1006 14 0 1004 14 0 2008 7 0 1000 6 0 1002 6 0 1001 6 0 1007 7 0 2009 7 6

SetBase FromBase Path "MailBox"
SetRelative FromBase Path ""


// Reference: 1:20134
New Relative "" "File in Folder" "" FormDoc 23047 112 15 23 23 -U+X
Put Previous 8120 7 1252 8140 0 8141 0 9 ""
Put Previous 13801.0 7 1 13810.0 7 11 13806.0 7 21 13821.0 7 2 13830.0 7 1 13832.0 0 "Conference Mail"
Put Properties Previous 13801 7 1
Put Properties Previous 13830 7 1
Put Properties Previous 1018 14 -1127673958

Compile Relative ""

SetRelative FromBase Path ""

IF, ELSE, ENDIF
これらのコマンドはFirstClassスクリプティングにロジックフローを追加します。スクリプトが実行されない場合でないのであれば、それぞれのIFコマンドには、対応するENDIFコマンドが含まれていなければなりません。スクリプトが実行されない場合でないのであれば、それぞれのIFコマンドには、0個または1個のELSEコマンドが必要です。
警告メッセージを避けるためにIFコマンドを生成するのにはほとんど有用性がありません。たとえば、ユーザのデスクトップからフォルダを削除したいが、そのフォルダが存在しているかどうか分からない場合です。フォルダがなかったとしてもフォルダを削除するスクリプトを書くことは、最初にFirstClassスクリプティングで削除前にフォルダの存在をチェックさせるよりも効率的です。
またもしかすると、何人かのユーザ情報フォームでディレクトリに非公開機能を有効にしたいが、何人かのユーザはすでにこれが有効になっていると思われる場合であっても、単純にそれぞれのユーザに対してこのフィールドを有効にするのが、最初にチェックボックスの状態を調べるのよりも効率的です。スクリプトはより書きやすくなり、サーバは処理が少なくなります。
文法
IF Expression Test Expression
        条件が真に評価されたときに実行させるコマンド
ELSE
        条件が偽に評価されたときに実行させるコマンド
ENDIF
パラメータ
OBJECT path EXISTS      指定されたオブジェクトの存在をチェックします。
OBJECT path MISSING     指定されたオブジェクトが存在しないことをチェックします。
FIELD FieldID EXISTS    スクリプトが入っているフォーム上で、フィールドがデータを含んでいることをチェックします。
FIELD FieldID MISSING   スクリプトが入っているフォーム上で、フィールドがデータを含んでいないことをチェックします。
FORMFIELD path FieldID EXISTS   他のフォーム上のフィールドがデータを含んでいることをチェックします。
FORMFIELD path FieldID MISSING  他のフォーム上のフィールドがデータを含んでいないことをチェックします。
                
FIELD FieldID test fieldvalue   スクリプトが入っているフォーム上で、フィールドの内容を指定されたパターンでチェックします。
FIELD FieldID test FIELD FieldID        スクリプトが入っているフォーム上で、二つのフィールドの内容を比較します。
FORMFIELD path FieldID test fieldvalue  
                パスで指定されたほかのフォーム上のフィールドの内容をチェックします。
test    数字の比較。下記のうちの一つです。
                <       より小さい
                <=      より小さいか等しい
                ==      等しい
                =!      等しくない
                >=      より大きいか等しい
                >       より大きい
                
path    管理者のデスクトップからのオブジェクトの位置。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
DESKTOP userID path     ユーザのデスクトップ上のオブジェクト。パスはユーザのデスクトップからです。
fieldID         フィールドID
fieldvalue      フィールドの値。必要な場合には引用符で囲ってください。フィールドの値はチェックボックス、ポップアップ、数字に対しては数字で無ければなりません。ポップアップの値はFirstClassデザイナーで見つけることができます。
Objectの例
複雑なスクリプトを書く前に、IFコマンドが予期した結果を返すことを確認することからはじめるのが役立つでしょう。
下記のスクリプトは、Employee Lounge会議室がGeneral Conferences内に存在するかどうかによってTrueかFalseを含むメッセージを返します。
IF OBJECT "General Conferences:Employee Lounge" EXISTS
        WRITE True
ELSE
        WRITE False
ENDIF
この単純なステップはスクリプトをデバッグするときにIFコマンドの誤りを除去するでしょう。この例では、Falseが返された場合には文法や入力誤りを探してください。
Employee Loungeの中にコンタクトデータベースがあり、これのエイリアスを販売スタッフのコンタクトフォルダすべての中に作成したいとします。数人の販売スタッフはすでにこれを行っていることを知っていますが、すべてのチームメンバーがコンタクトデータベースを確実に持つようにしたいとします。さらに、コンタクトデータベースの名前をCustomersからEast Coast Customersに変えるとします。これには解決すべき二つの問題があります。既存のエイリアスを名前変更することと存在しない場合にエイリアスを作成することです。

//ユーザがContactフォルダの中にCustomersのエイリアスを持っているかどうかをチェックする
IF OBJECT desktop sbram "Contacts:Customers" EXISTS
        //上の文が真であれば名前を変更する
        rename desktop sbram "Contacts:Customers" "East Coast Customers"
ELSE
        //上が偽であればエイリアスを作成する
LINK SPECIAL desktop sbram "Contacts" "General Conferences:Employee Lounge:East Coast Customers"
ENDIF
Formfieldの例
専用のフォームにフィールドIDが1000のチェックボックスがあり、このフィールド値により二つの異なるスクリプトを実行します。
IF FORMFIELD "General Conferences:Employee Lounge:Event form" 1000 == 1
        //値が1であれば以下のコマンドを実行します。
ELSE
        //値が1でなければ以下のコマンドを実行します。
ENDIF
専用のフォームにフィールドIDが1000のチェックボックスがあり、そのフィールド値が1であればスクリプトを実行します。値が1ではない場合には何もしません。したがってELSEはありません。
IF FORMFIELD "General Conferences:Employee Lounge:Event form" 1000 == 1
        //値が1であれば以下のコマンドを実行します。
ENDIF
専用のフォームにフィールドIDが1000のチェックボックスがあり、そのフィールド値が1であればスクリプトを実行します。値が1ではない場合にはスクリプトを中断します。
IF FORMFIELD "General Conferences:Employee Lounge:Event form" 1000 == 1
        //値が1であれば以下のコマンドを実行します。
ELSE
        //値が1でなければコマンドの実行をここで停止します。
        ENDSCRIPT
ENDIF
Fieldの例
会議室を作成する専用フォームを使いたいとします。ステーショナリのメッセージ本文にスクリプトを入れてください。選択リスト(フィールドID 1000)を新しい会議室の表示のプロパティを設定するために使用します。選択肢はvertical(垂直)またはhorizontal(水平)とします。
サーバがフィールドデータをどのように保存しているかを確定することは有用な最初のステップです。
1       設定ファイルを管理者デスクトップにアップロードし、ダブルクリックしてフォームを現在の設定ファイルに追加します。
2       [メッセージ]-[特別な新規メッセージ]を選んで専用フォームを作成します。
3       フォームの内容を埋めます。
4       この見送信のフォームを新しいフォルダにドラッグします。この例ではForm Testsという名前にします。
5       エクスポートコマンドを送信します。
        EXPORT "form tests" -v
サーバがどのようにフィールドデータを保存しているかを確定するために結果を調べてください。サーバがこのフィールドを返さない場合には、このフィールドはデフォルト値のままです。
すべてのあり得る選択を表すフォームを一式作成して調べたした方がよいでしょう。
上の例では、フィールドがデフォルトである垂直にセットされた場合フィールドはデータを含みません。水平にセットされた場合にはフィールド値はhorizontalです。
下記のコマンドのいずれかが使用できます。
IF FIELD 1000 EXISTS
        //フィールドがデータを持つ場合、会議室を上下分割に設定
ELSE
        //フィールドがデータを持たない場合、会議室を左右分割に設定
ENDIF
または
IF FIELD 1000 MISSING
        //フィールドがデータを持たない場合、会議室を左右分割に設定
ELSE
        //フィールドがデータを持つ場合、会議室を上下分割に設定
ENDIF
または
IF FIELD 1000 == horizontal
        //フィールドがhorizontalである場合、会議室を上下分割に設定
ELSE
        //フィールドがhorizontalではない場合、会議室を左右分割に設定
ENDIF

81203_42521_14.png        注意
フォームがフィールド1000を含まない場合、IFコマンドはこれをMISSINGとみなします。
同じフォームが会議室の名前を入力する(フィールドID 1001)も持っており、IFコマンドを使って会議室名が入力されていないフォームを送信した場合にスクリプトを中断したい場合です。このスクリプトは入れ子のIFコマンドを使用しています。
IF FIELD 1001 MISSING
        REPLY
        WRITE 会議室名が入力されていないのでこのスクリプトは動作しません。
        ENDSCRIPT
ELSE
        ENABLEFIELDSUBSTITUTION
        NEW "general conferences" "#1001" "" CONFERENCE 8 -1 -1 +p
        //この部分は表示のプロパティを設定するコマンドです。
IF FIELD 1000 == horizontal
        //フィールドがhorizontalである場合、会議室を上下分割に設定
ELSE
        //フィールドがhorizontalではない場合、会議室を左右分割に設定
ENDIF
ENDIF

スクリプトが入ったフォーム上のフィールドと、他のフォーム上のフィールドを比較する場合
IF FIELD 1000 == FORMFIELD "general conferences:employee lounge:Event form" 1001
関連するコマンド
EXPORT, ENABLEFIELDSUBSTITUTION, COPY, PGADDコマンドは、IFと一緒に専用のワークフロースクリプトを作成するために使用することができます。
GET
FirstClassオブジェクトからフィールドレベルでデータを抽出します。GETコマンドはフィールドIDごとに要求された、フィールドの3つ組みのデータ(フィールドID、フィールドタイプ、フィールド値)をPUTコマンドのフィールドリストに一致するフォーマットで一行で返します。GETの前にはREPLYコマンドが必要です。更なる情報はPUT コマンドを参照してください。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。objdescがない場合、PATHとみなされます。
文法
REPLY
GET objdesc fieldIDs +d +D
・アドレスフィールドを取得するために使用する場合には:
REPLY
GET objdesc addressID index
パラメータ
objdesc 対象を記述します。使用可能なobjdescは下記の通りです。
ABOUT containername     会議室やカレンダーのプロフィールです。
CLIENT clientID クライアントIDで指定されたユーザ情報フォームです。またはリモート名やルートのディレクトリフォームです。
DIRECTORY directorytype 会議室(ODInfo)、フォルダ(ODInfo)、ゲートウェイ(ODGateway)、ユーザグループ(ODInfo)のディレクトリフォームです。Directory typeキーワードはconference, calendar, maillist, groupです。
path    管理者のデスクトップからのパスで指定されたオブジェクトです。
DESKTOP userID path     ユーザのデスクトップからのパスで指定されたオブジェクトです。 パスの要素はコロンで区切ってください。
PREFERENCES userid      ユーザの基本設定および印刷レイアウトフォームです。      
PROPERTIES path Mac OSでは情報を見るフォーム、Windowsではプロパティフォームから情報を取り出すのに使用します。パスは管理者のデスクトップからのものです。
PROPERTIES byindex indexnumber path
        Mac OSでは情報を見るフォーム、Windowsではプロパティフォームから情報を取り出すのに使用します。
PROPERTIES byindex indexnumber DESKTOP userID path
        Mac OSでは情報を見るフォーム、Windowsではプロパティフォームから情報を取り出すのに使用します。
PROPERTIES byindex indexnumber path
        Mac OSでは情報を見るフォーム、Windowsではプロパティフォームから情報を取り出すのに使用します。indexnumberを取り出すにはDIRコマンドを使用します。パスは管理者のデスクトップからのものです。
PROPERTIES byindex indexnumber DESKTOP userID path
        Mac OSでは情報を見るフォーム、Windowsではプロパティフォームから情報を取り出すのに使用します。indexnumberを取り出すにはDIRコマンドを使用します。
PERMISSIONS path        会議室、カレンダー、コンタクトデータベースの権限フォームです。パスは管理者のデスクトップからのものです。
PERMISSIONS DESKSOP userID path 会議室、カレンダー、コンタクトデータベースの権限フォームです。パスはユーザのデスクトップからのものです。
USER userID     ユーザIDで指定されたユーザ情報フォームです。
USERCONFIG userID       POP3メールのインポートフォームからフィールド情報を取り出すために使用します。
RESUME userid   ユーザのプロフィールです。
RULES path rulename     コンテナのルールフォルダです。パスは管理者のデスクトップからのものです。
RULES DESKTOP userid path rulename
        コンテナのフールフォルダです。パスはユーザのデスクトップからのものです。
SYSPROFILE      システムプロファイルです。
fieldIDs        取り出されるフィールドのフィールドIDです。フィールドIDは、FirstClassデザイナーと一緒にインストールされたExample.fcから取得することができます。
+d +D   省略可能、かつ大文字小文字を区別します。+dはクライアントのフォーマットで時間を返します。+Dはシステムのデフォルトのフォーマットで時間を返します。これらのパラメータはユーザ情報フォームの作成日時(フィールドID 1235)および最終ログイン日時(フィールドID 1230)で使用することができます。
addressID       「宛先」フィールドは4、「CC」フィールドは5、「BCC」フィールドは14です。権限フォーム上の「ユーザまたはグループ」、「レベル」、「権限」フィールドは29です。これらのフィールドに対するFirstClassデザイナーで表示されたフィールドIDは無視してください。
index   リスト内の位置です。0は最初の名前、1は二番目の名前、以下同様です。-1にするとすべてのアドレスエントリを取得します。
コマンド例の一覧
GET ABOUTの例
プロフィールのフォームのタイトル(フィールドID 1000)と本文(フィールドID 6)を取り出すには、次のように入力してください。
REPLY
GET ABOUT "employee lounge" 1000 6
プロフィールは、resumeという名前のフォームを使用します。(フォームID 97)
GET CLIENTの例
ユーザIDは管理者によって変更が可能です。しかし、クライアントIDは決して変更されることは無く、番号が再利用されることもありません。FirstClassスクリプトでのみシステムが管理されたり、外部データベースを使用する場合にはクライアントIDを使用するのがよいでしょう。
Susan A. Bram(ユーザID sbram)のクライアントIDは1602です。sbramのユーザID(フィールドID 1201)、名(フィールドID 1202)、イニシャル(フィールドID 1203)および姓(フィールドID 1204)をクライアントIDを基に取り出すには、下記のように入力します。
REPLY
GET CLIENT 1602 1201 1202 1203 1204
サーバは下記の情報を返します。
1201 0 "sbram" 1202 0 "Susan  1203 0 "A" 1204 0 "Bram"
クライアントIDは、DIRECTORYキーワードでサポートされているディレクトリフォームから情報を取り出すのにも使用できます。CLIENTキーワードでリモート名とルートのディレクトリフォームから情報を取り出すことができます。
クライアントIDが1956のリモート名のメールエイリアスフィールドを取り出すには下記のように入力します。
REPLY
GET CLIENT 1956 1252
81203_42521_14.png        注意
リモートユーザのディレクトリフォームに表示されているクライアントIDはリモートサイトのものです。ディレクトリの一覧を使用して、自サイトでの正しいクライアントIDを取得してください。
GET PATHの例
Basic Internet Setupフォームの、プライマリドメイン名(フィールドID 1001)を取得するには下記のように入力してください。
REPLY
GET "internet services:basic internet setup" 1001

Susan Bramがほとんどの予定をEmployee Calendarに投稿しているとします。多くのコマンドはオブジェクトの名前を指定して動作させることができますが、このカレンダーに対してはそれぞれのイベントがSusan Bramという同じ名前を持つため使用することができません。PATHCHARコマンドで件名や説明も指定することができますが、このカレンダーには同じ件名のイベントがあります。このような場合BYINDEXキーワードが使用できます。

インデックス番号を取り出すには下記のコマンドを送信します。

REPLY
DIR "general conferences:employee lounge:employee calendar" +pld

サーバは下記を返します。

Contents of: "general conferences:employee lounge:employee calendar"
        [L:2] "Susan Bram" "All Staff Fire Drill"       2004/05/17  09:06:48
        [L:3] "Susan Bram" "Lunch & Learn"      2004/04/17  09:08:28
        [L:4] "Susan Bram" "Fund Raising Meeting"       2004/05/17  09:09:24
        [L:5] "Susan Bram" "Lunch & Learn"      2004/05/17  09:45:43

4月のLunch & Learnの予定に対して操作を行うには、下記のコマンドを入力します。
        REPLY
GET BYINDEX 3 "general conferences:employee lounge:employee calendar" 1009
同じ予定フォームのプロパティに対して操作を行うには、下記のコマンドを入力します。

REPLY
GET PROPERTIES BYINDEX 3 "general conferences:employee lounge:employee calendar" 1016
Susan Bramのデスクトップ上のカレンダーに対してこの操作を行うコマンドは下記のようになります。
REPLY
GET PROPERTIES byindex 3 desktop sbram "calendar" 1016
更なる情報はDIRコマンドを参照してください。
GET DESKTOPの例
SusanのデスクトップにあるMy Web Site内のHome Pageドキュメントの本文を取り出すには、下記のように入力してください。
REPLY
GET DESKTOP sbram "my web site:home page" 6
GET PERMISSIONS
コマンド例
コンタクトデータベースのユーザまたはグループ部分の最初のエントリを取り出す:
REPLY
GET PERMISSIONS "General Conferences:Employee Lounge:Customer List" 29 0
コンタクトデータベースのユーザまたはグループ部分のすべてのエントリを取り出す:
REPLY
GET PERMISSIONS "General Conferences:Employee Lounge:Customer List" 29 -1
上の例は会議室とカレンダーにのみ適用されます。参加者一覧および所属フィールドはGETコマンドではサポートしていません。
GET PREFERENCESの例
返信テキスト(フィールドID 1106)を取り出すには、下記を入力してください。
REPLY
GET PREFERENCES sbram 1106
81203_42521_14.png        注意
・10000以上の値のフィールドは取り出せません。
・デフォルト値は保存されていません。たとえば、ユーザの返信の設定が自動である場合、返信は空になります。
GET PROPERTIESの例
Employee Lounge会議室のアイコンID(フィールドID 1304)、名前(フィールドID 1017)、場所(フィールドID 1020)、作成者(フィールドID 1043)を取り出し、この会議室が保護(フィールドID 1016)されているかどうかを調べるには、下記のように入力してください。
REPLY
GET PROPERTIES "General Conferences:employee lounge" 1304 1017 1020 1043 1016
Susanがデスクトップ上にPresentationsという会議室を作成したとします。この会議室のアイコンID(フィールドID 1304)、名前(フィールドID 1017)、場所(フィールドID 1020)、作成者(フィールドID 1043)を取り出し、この会議室が保護(フィールドID 1016)されているかどうかを調べるには、下記のように入力してください。
REPLY
GET PROPERTIES DESKTOP sbram presentations 1304 1017 1020 1043 1016
他のフィールドIDについては、情報を見るフォーム(フォームID 111)とフォルダ情報フォーム(フォームID 92)をFirstClassデザイナーで参照してください。
GET USERの例
ユーザsbramのユーザID(フィールドID 1201)、名(フィールドID 1202)、イニシャル(フィールドID 1203)、姓(フィールドID 1204)を取得するには下記のように入力して下さい。
REPLY
GET USER sbram 1201 1202 1203 1204
サーバは下記の情報を返します。
1201 0 "sbram" 1202 0 "Susan  1203 0 "A" 1204 0 "Bram"
返信メッセージにユーザIDを含めるように問い合わせを行うと、どのユーザが情報に関連しているのかを識別できます。一つのコマンドで複数のフィールドを問い合わせると、何度もコマンドを送信した場合よりもサーバの負荷が少なくなります。
主管理者アカウントのみが、パスワード(フィールドID 1217)フィールドを取り出すことができます。sbramのパスワードを取り出すには、下記のように入力します。
REPLY
GET USER sbram 1201 1217
サーバは下記の情報を返します。
1217 0 "brocoli"
sbramの最終ログイン日時を取り出すには、下記のように入力します。
REPLY
GET USER sbram 1201 1230 +d
サーバが1904年1月1日を返した場合、ユーザはサーバに一度もログインしていません。
ユーザがどのグループのメンバであるかを知りたい場合には、「このユーザが所属するグループ」フィールドからデータを取り出してください。このフィールドは宛先フィールドで、フィールドIDは4です。フィールドタイプは必要ありません。
REPLY
GET USER sbram 4 -1
サーバは下記の情報を返します。
4 0 "Regular Users"
4 1 "Employee"
4 2 "East Coast"
sbramが2番目に所属しているグループを知るには、下記のように入力します。
REPLY
GET USER sbram 4 1
他のフィールドIDに関する情報は、FirstClassデザイナーでフォームID 125を開いてみてください。
GET USERCONFIGの例
sbramのPOP3メールのインポートフォームから、アイコンID(フィールドID 2005)、メールサーバ(フィールドID 2000)、ユーザ名(フィールドID 2001)、パスワード(フィールドID 2002)、メールアドレス(フィールドID 2003)を取り出すには、下記のように入力します。
REPLY
GET USERCONFIG sbram 2005 2000 2001 2002 2003
他のフィールドIDに関する情報は、FirstClassデザイナーでフォームID 68を開いてみてください
GET RESUMEの例
sbramのプロフィールタイトル(フィールドID 1000)と本文(フィールドID 6)を取得するには、下記のように入力します。
REPLY
GET RESUME sbram 1000 6
プロフィールはresumeというフォーム(フォームID 97)を使用しています。フィールドID 1001はFirstClassスクリプトではサポートしていません。
GET RULESの例
File in Folderというルールが有効か無効か(フィールドID 13800)を判別するには、下記のように入力します。
REPLY
GET RULES "General Conferences:employee lounge" "File in Folder Rule" 13800
空の返信の場合、ルールはデフォルト(有効)に設定されています。
Rules Logドキュメントの本文を取り出すには、下記のように入力します。
REPLY
GET RULES "General Conferences:employee lounge" "Rules Log" 6
sbramのメールボックスからRules Logドキュメントの本文を取り出すには、下記のように入力します。
REPLY
GET RULES DESKOP sbram "mailbox" "Rules Log" 6
GET SYSPROFILE example
システムプロファイルから、「ユーザおよび会議室を作成するボリューム」(フィールドID 1224)、サーバのシリアル番号(フィールドID 1217)、バージョン番号(フィールドID 1202)を取り出すには、下記のように入力します。
REPLY
GET SYSPROFILE 1224 1217 1202
システムプロファイルの他のフィールドID 関する情報は、FirstClassデザイナーでフォームID 122を開いてみてください。
GETコマンドはPUTコマンドを作成する際の助けになります。たとえば、音声DN(フィールドID 1255)と音声パスワード(フィールドID 1256)をすべてのユーザに追加したい場合、PUTコマンドを作る助けにするためにGETコマンドを使うことができます。
1       Example.fcをFirstClassデザイナーで開いてください。
2       ユーザ情報フォーム(フォームID 125)を開き、フィールドIDを探してください。
3       適当なユーザ(この例ではsbram)に音声DNと音声パスワードを入力してください。
4       GETコマンドを送信してください。
reply
GET USER sbram 1255 1256
        サーバはフィールドID、フィールドタイプ、フィールド値を返します。
1255 0 "9055551212" 1256 0 "1212"
5       フィールド値を適切な情報で置き換えてPUTコマンドを作成します。ユーザIDpchuの音声DNと音声パスワードを追加する場合には下記のようになります。
PUT USER pchu 1255 0 "9055551213" 1256 0 "1213"
関連するコマンド
フィールド値を変更するにはPUT コマンドを参照してください。
オブジェクトを作成するにはNEW コマンドを参照してください。
インデックス番号を基にオブジェクトを操作するにはDIR コマンドを参照してください。
すべてのフィールドIDを含むスクリプトを生成するにはEXPORT コマンドを参照してください。
GETADMIN
システムの主管理者のユーザIDを返します。自動化された管理ソフトウェアを使用してFirstClassを他のサーバソフトウェアと同期させる場合に便利です。このコマンドはREPLY コマンドと共に使用してください。
文法
REPLY
GETADMIN
LICENSE
ライセンスファイルを使って、FirstClassサーバをシャットダウンすることなくシステムをアップグレードするのに使用します。ライセンスファイルはFirstClassツールズでも使用することができます。
文法
LICENSE operation licensenumber
パラメータ
operation               ADDまたはREMOVE
licensenumber   ライセンスファイルのファイル名。
コマンド例
123456789.KEYという名前のライセンスを追加する
LICENSE ADD 123456789.KEY
987654321.LICという名前のライセンスを削除する
LICENSE REMOVE 987654321.LIC
※追加・削除するライセンスに対応するライセンスファイルをメッセージに添付してください。
HOLD
解放されるまでにネットワークストアのスナップショットを取ることができるよう、サーバを静止状態にします。一度静止状態に入ると、サーバは手動で解放されるか割り当てた時間(デフォルトでは60秒)が経過するまでほとんどの要求に対して応答しなくなります。サーバコンソールでも静止状態を開始できます。
文法
Hold OptionalHoldTime
OptionalHoldTime        秒単位で、サーバが静止状態から解放されるまでの時間。指定しない場合にはデフォルトの60秒になります。
コマンド例
2分間のサーバ静止を開始するには、下記のコマンドを入力してください。
        HOLD 120
81203_42521_14.png        注意
一度このコマンドが実行されると、サーバはサーバコンソール上でしか解放できなくなります。静止時間が経過するまで、静止を解放するためのそれ以上のメッセージを作成することはできません。
LINK PATH
コンテナのエイリアスを作成し、これを別の会議室やフォルダ内に配置します。このコマンドではユーザのデスクトップにあるオブジェクトのリンクを癖うすることができません。この場合にはLINK SPECIAL を使用してください。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
文法
LINK PATH newpath currentpath
パラメータ
newpath         管理者のデスクトップからの、新しいリンクを作成したい場所。
currentpath     管理者のデスクトップからの、既存のオブジェクトの位置。
コマンド例
Management会議室の中に、Genaral Conferencesフォルダの中にあるExisting Policies会議室のエイリアスを作成するには、下記のように入力します。
LINK PATH "General Conferences:Management" "General Conferences:Existing Policies"
関連するコマンド
会議室のエイリアスの水平および垂直位置を変更するには、LINK SPECIAL またはPUT PROPERTIES を参照してください。
フォルダや会議室をユーザのデスクトップに置くには、LINK SPECIAL またはLINK USER. を参照してください。
LINK USER
コンテナのエイリアスを作成し、これをユーザのデスクトップにおきます。ユーザの名前は会議室権限フォームの参加者一覧部分に付け加えられます。LINK USERはエイリアスをユーザのデスクトップ上にのみ作成します。エイリアスをユーザのデスクトップにあるコンテナ内に起きたい場合には、[Link]LINK SPECIAL を参照してください。
文法
LINK USER userID currentpath
パラメータ
userID                  エイリアスをおきたいユーザのユーザIDです。
currentpath     管理者のデスクトップからの、 既存のオブジェクトの位置です。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
コマンド例
Empoyee Loungeという会議室のリンクを作成し、sbramのデスクトップに置くには下記のように入力してください。
LINK USER sbram "General Conferences:Employee Lounge"
関連するコマンド
会議室のエイリアスの水平および垂直位置を変更するには、LINK SPECIAL またはPUT PROPERTIES を参照してください。
LINK SPECIAL
コンテナのエイリアスを作成し、他のコンテナの中に起きます。このコマンドを使うとユーザのデスクトップにある既存のコンテナの中にエイリアスを作成できます。このコマンドはエイリアスの保護、位置やアイコンの設定もできます。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
文法
LINK SPECIAL newpath currentpath +i iconID +l h v +p
LINK SPECIAL DESKTOP userID newpath DESKTOP userID currentpath +i iconID +l h v +p
パラメータ
path            管理者のデスクトップからの、新しいオブジェクトを作成したい場所。パスの要素はコロンで区切ってください。
DESKTOP userID path     オブジェクトをユーザのデスクトップに作成します。パスはユーザのデスクトップからのものです。
newpath         管理者のデスクトップからの、新しいエイリアスを作成したい場所。
currentpath     既存のオブジェクトの位置。
h               ウィンドウの左上角からの新しいオブジェクトの水平ピクセル位置です。オブジェクトを自動的に配置させる場合には+lオプションは使用しないでください。
v               ウィンドウの左上 角からの新しいオブジェクトの垂直ピクセル位置です。オブジェクトを自動的に配置させる場合には+lオプションは使用しないでください。
+i IconID               省略可能。エイリアスで使用するアイコンIDです。
+l h v          省略可能。新しいエイリアスの水平および垂直位置です。
+p              省略可能。エイリアスを保 護します。保護しないエイリアスを作成する場合には+pを使用しないでください。
コマンド例
Paul Chu(ユーザID pchu)のデスクトップ上にあるMy Workフォルダ内にSusan(ユーザID sbram)のHusky Planes Policyフォルダのエイリアスを作成します。SusanのHusky Planes PolicyフォルダはWorking Areaというフォルダ内にあります。
LINK SPECIAL DESKTOP pchu "My work" DESKTOP sbram "working area:husky planes policy" +i 23007 +l 50 50 +p
81203_42521_14.png        注意
+i, +lおよび+pは任意の順序で並べることができ、省略することも可能です。
Susan(および顧客サービスチーム全員)はEmployee Lounge会議室内にあるCustomer Infoコンタクトデータベースのエイリアスが必要です。Employee Lounge会議室は管理者のデスクトップ上のGeneral Conferenceないにあります。このエイリアスをSusanのコンタクトフォルダに置くには、下記のように入力します。
        LINK SPECIAL DESKTOP sbram "contacts" "General conferences:employee lounge:customer info"
81203_42521_14.png        注意
ユーザのディレクトリはログイン時に構築されるため、Customer Infoコンタクトデータベース内のアドレスは次回ログイン時から宛先に使用可能です。
新しいユーザにコンタクトデータベースのリンクを作った場合、そのユーザがアドレスを作成したり編集するまでコンタクトデータベース内のアドレスは使用できません。
関連するコマンド
会議室のエイリアスの水平および垂直位置を変更するには、LINK SPECIAL またはPUT PROPERTIES を参照してください。
フォルダや会議室をユーザのデスクトップに置くには、LINK SPECIAL またはLINK USER. を参照してください。
LIST
ユーザ、リモート名、会議室、カレンダー、メールリスト、グループの一覧を生成します。この一覧はディレクトリ全体からでも指定したグループだけからでも生成できます。LISTコマンドはREPLYコマンドの後に使用しなければなりません。パスワードは空白("")として取り出されます。パスワードの一覧を取り出すには、GET コマンドを使用してください。
文法
・ユーザアカウントに対しては
        LIST pattern number G1...Gn +uraxl
・他のディレクトリエントリに対しては
        LIST pattern number G1...Gn +cgoz
パラメータ
pattern 省略可能。検索したい文字列。
number  省略可能。以後に続くグループの数。
G1...Gn 検索対象にしたいグループの名前。
+u                      すべてのレギュラーおよびリモートユーザを取り出します。出力されるエントリは、ADD NETWORK/ADD TELECOM コマンドの書式となります。deptの前までのすべてのパラメータが出力されます。
+r                      すべてのリモート名を取り出します。出力されるエントリは、ADD REMOTE コマンドの書式となります。"Gateway"パラメータは含みません。(このフィールドはリモートシステムでは意味が無いため)
+a                      すべてのレギュラーおよびリモートユーザ、およびリモート名を取り出します。出力されるエントリは、ADD REMOTE コマンドの書式となります。"Gateway"パラメータは含みません。(このフィールドはリモートシステムでは意味が無いため)
+x                      ユーザの拡張情報を含めます(パスワードから所属グループまで)。+uパラメータと共に使用したときにのみ有効になります。
+l                      ADDコマンドを含まない、ユーザID、名、イニシャル、姓の一覧を返します。+uパラメータと共に使用したときにのみ有効になります。
+c                      会議室の一覧を返します。
+g                      ユーザグループ、会議室グループおよびカレンダーグループの一覧を返します。
+o                      備品カレンダー、場所カレンダー、共有カレンダーおよびゲートウェイの一覧を返します。
+m                      メールリストの一覧を返します。
+z                      すべてのディレクトリエントリの一覧を返します。
コマンド例
すべてのユーザと拡張情報を取り出す
Reply
LIST +ux
Employeeグループに所属するユーザの一覧を取り出す
Reply
LIST "" 1 employee +ux
Regular Usersグループに所属する、Suで始まる名前のユーザの一覧を取り出す
Reply
LIST "Su" 1 "regular users" +ux
会議室のリストを取り出す
Reply
LIST +c
NEW
会議室、フォルダ、コンタクトデータベース、グループ、ゲートウェイ、モニタ、ルール、ステーショナリ、チャットルーム、メッセージ、ドキュメントといった新しいオブジェクトを作成します。EXPORT コマンドは新しいオブジェクトを作成するのに必要なスクリプトを自動的に生成します。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
文法
NEW path name subj objtype icon h v formID +p
・会議室、ドキュメント、保護されていないフォルダ、またはアップロードファイルを作成する場合
        NEW path name subj objtype icon h v +p
・カレンダーやタイプが指定されたオブジェクトを作成する場合
NEW path name subj objtype icon h v formID subtype +p
パラメータ
path            管理者のデスクトップからの、新しいオブジェクトの位置。
DESKTOP userID path
                        ユーザのデスクトップ上にオブジェクトを作成します。パスはユーザのデスクトップからのものです。
name            新しいオブジェクトの名前。
subj            「件名」フィールドの内容。
objtype         作成するオブジェクトのタイプ。
CHAT                    公開チャットを作成します。
CONFERENCE      会議室、カレンダー、共有カレンダー、備品カレンダー、場所カレンダーを作成します。一意の名前にしなければなりません。
FOLDER          フォルダを作成します。名前が一意である必要はありません。
FCF                     アップロードされたファイルを作成します。
FORMDOC         フォームを作成します。
PERMS                   ステーショナリメッセージを作成します。
TEMPS                   音声モニタ、インターネットモニタ、サーバモニタを作成します。
SYSINFO         セッションモニタを作成します。
CONFITEM                未送信の会議室アイテムを作成します。
MESSAGE         メッセージを作成します。
DOCUMENT                ドキュメントを作成します。
icon            アイコンのID。
subtype 特別なコンテナを作成します。
ブックマーク    16
コンタクトデータベース  7
個人カレンダー  21
グループカレンダー      28
備品カレンダー  22
場所カレンダー  23
共有ドキュメント        33
マイドキュメント        32
メモ    26
ウェブサイト    15
オフライン会議室        2
音声グリーティング 20
h                       ウィンドウの左上角からの新しいオブジェクトの水平ピクセル位置。 オブジェクトを自動的に配置したいときには-1にしてください。
v                       ウィンドウの左上角からの新しいオブジェクトの垂直ピクセル位置。 オブジェクトを自動的に配置したいときには-1にしてください。
formID  フォームのID。フォームIDはExample.fcで見つけることができます。
+p                      省略可能。オブジェクトを保護します。
+x                      新しいオブジェクトをルール&リソースフォルダ内に作成します。
コマンド例の一覧
[Link]重複する名前の会議室を作成する

CHATの例
チャットルームを作成するには、オブジェクトタイプCHATを使用します。アイコン番号は150でフォームIDは129です。オブジェクトは自動的に位置が決定されます。チャットルームファイルを会議室の中に作成する例:
NEW "General Conferences:Employee Lounge" "Water Cooler" "" CHAT 150 -1 -1 129
CONFERENCEの例
会議室やカレンダーを作成するのに使います。会議室はフォームIDパラメータを使用しません。
Employee Loungeという保護ざれた会議室を、標準の会議室アイコン(アイコン番号8)でGeneral Conferenceフォルダ内に作成する:
NEW "General Conferences" "Employee Lounge" "" CONFERENCE 8 41 15 +p
会議室は件名フィールドを必要としません。よってこのフィールドはクオーテーションマーク二つ("")で空白としてください。会議室のアイコンはウインドウ左端から41ピクセル、上端から15ピクセルの位置に置かれます。
下記の条件を満たしていれば、NEWコマンドで重複した会議室名を作成することができます。
・システムプロファイルで、「同一ユーザ名の使用を禁止」にチェックが入っていないこと
・SETOUコマンドで、会議室をすでに組織単位として定義されているグループに所属させ、そのグループで「OU内部で同じグループ名の使用を禁止する」にチェックが入っていること。
・新しい会議室が作成されるコンテナ内に同じ名前の会議室がないこと。たとえば、General Conferencesの中にEmployee Lounge会議室が既にある場合には二つ目のEmployee Lounge会議室はこの中に作成することができません。二つ目のEmployee Lounge会議室をSweden's Conferencesフォルダ内に作成し、この会議室をSweden Staffユーザグループに所属させるには、下記のように入力します。
        SETOU "Sweden Staff"
NEW "General Conferences:Sweden's Conferences" "Employee Lounge" "" Conference 8 -1 -1 +p
CONFERENCEオブジェクトタイプはカレンダーを作成するのにも使用されます。ただしsubtypeパラメータ(カレンダーは28)が必要です。General Conferenceフォルダ内にStaff Eventという名前で件名がなく、標準のアイコン(アイコン番号24011)の保護されたグループカレンダーを作成するには:
NEW "General Conferences" "Staff Events" "" CONFERENCE 24011 41 15 28 +p
備品カレンダーのsubtypeは22で、標準アイコンIDは24013です。
場所カレンダーのsubtypeは23で、標準アイコンIDは24014です。
コンタクトデータベースもCONFERENCEオブジェクトタイプを使用します。サブタイプは7です。Employee Lounge内にコンタクトデータベースを作成する例:
New "General Conferences:Employee Lounge" "Customer List" "" Conference 23014 35 16 7 +p
FOLDERの例
保護されていないフォルダを作成する場合にはフォームIDは必要ありません。保護されたフォルダを作成する場合にはフォームID 0が必要になります。保護されたフォルダにはアイテムをドラッグできませんので、ほとんどのフォルダは保護されていない状態で作成することになります。Archived Messagesという保護されていないフォルダをEmployee Lounge会議室内に標準のアイコン(アイコンID 26093)で作成する例:
NEW "General Conferences:Employee Lounge" "Archived Messages" "" Folder 26093 41 15
上記例と同じフォルダを、保護された状態で作成する:
NEW "General Conferences:Employee Lounge" "Archived Messages" "" Folder 26093 41 15 0 +p
デスクトップに会議室を作成する場合、パスはクオーテーションマークの組("")で表します。 Susan Bram(ユーザID sbram)のデスクトップにPresentationという会議室を作成する例:
NEW desktop sbram "" "Presentations" "" conference 8 41 65 +p
ユーザのデスクトップにコンタクトフォルダを作成する場合、タイプを指定する必要があります。subtypeは7です。
NEW desktop sbram "" "Contacts" "" folder 23014 41 15 7
上記のコマンドで作成したフォルダは、権限フォームを使用して共有させることができません。
共有できるコンタクトデータベースを作成するには、下記のように入力します。
NEW desktop sbram "Contacts" "Friends and Family" "" conference 23014 41 15 7
ユーザのデスクトップにMy Shared Documentフォルダを作成するには、タイプを指定する必要があります。共有ドキュメントのsubtypeは33です。
NEW desktop sbram "" "My Shared Documents" "" folder 13304 81 303 33
ユーザのデスクトップにMy Documentフォルダを作成するには、タイプを指定する必要があります。マイドキュメントのsubtypeは32です。
NEW desktop sbram "" "My Documents" "" folder 13304 81 303 32
ユーザのデスクトップにMy Web Siteフォルダを作成するには、タイプを指定する必要があります。ウェブサイトのsubtypeは15です。
NEW desktop sbram "" "My Web Site" "" folder 23018 55 245 15
FCFの例
NEWコマンドとUPLOAD コマンドの両方を使用する必要があります。アップロードするファイルはバッチ管理コマンドを含むメッセージに添付してください。フォームIDパラメータは必要ありません。Employee Lounge内にstaff setting.fcファイルをアップロードする例:
NEW "General Conferences:employee lounge" "staff settings.fc" "" FCF 17044 -1 -1
UPLOAD "General Conferences:employee lounge:staff settings.fc" "staff settings.fc"
FORMDOCの例
Executive Usersというユーザグループ(フォームID 124)を作成する:
NEW "Groups" "Executive Users" "" formdoc 23003 -1 -1 124 +p
ユーザID sbramのContactsの中にPaulという名前の個人アドレス(フォームID 105)を作成する
NEW desktop sbram "Contacts" "Paul" "" formdoc 23004 -1 -1 105
+xオプションをつけると、コンテナのルールフォルダ内に新しいルールを作成します。ユーザID sbramのメールボックスに新しい受信ルール(フォームID 21)を標準のアイコン(アイコンID 7027)で作成するには:
NEW desktop sbram mailbox "Receive Rule" "" FORMDOC 7027 -1 -1 21
送信ルールを作成するにはフォームID 22を使用してください。高度なルールを作成するにはフォームID 23を使用してください。
Employee Lounge会議室に新しい受信ルールを作成するには:
NEW "General Conferences:employee lounge" "Receive Rule" "" FORMDOC 7027 -1 -1 21 +x
81203_42521_14.png        注意
FirstClassスクリプトではルールの削除はサポートしていません。
ルールの作成に関する更なる情報は、EXPORTコマンドを参照してください。
To create a new Server Control form (form ID 58), enter the following:サーバコントロールフォーム(フォームID 58)を作成する:
NEW "core services" "Server Control" "" FORMDOC 23007 -1 -1 58 +p
PERMSの例
[管理]-[新しいステーショナリ]で作成できるフォームです。フォームIDが1001のユーザ定義のステーショナリを追加する例:
NEW "General Conferences:Employee Lounge" "Suggestions" "" PERMS 17044 -1 -1 1001 +p
可能な任意のメッセージやドキュメントからステーショナリを作成する:
NEW "General Conferences:Employee Lounge" "Suggestions" "Submit your suggestions" MESSAGE 17044 -1 -1 1001 +pm
上記コマンドで件名を空にした場合、ステーショナリのアイコンに名前が表示されません。上のコマンドで作成したステーショナリには未送信の旗が付きます。
TEMPSの例
これらのオブジェクトを動作させるには、保護をかける必要があります。これらのモニタを作成するには:
NEW "Core Services" "Server Monitor" "" Temps 23007 -1 -1 7900 +p
サービスがクラスタされた環境では、モニタにはサービスアカウントを対応付けなければなりません。バージョン8.0のNew ClusterとNew Siteスクリプトと上にはこの手順が含まれています。

NEW "Internet Services" "Internet Monitor" "" Temps 23007 244 19 8900 +p
PUT PREVIOUS 1302 0 1000000000

NEW "Voice Services" "Voice Services Monitor" "" Temps 23007 244 19 7901 +p
PUT PREVIOUS 1302 0 9000000000
SYSINFOの例
アイコン番号は23007です。これらのオブジェクトを動作させるには保護をかけなければいけません。セッションモニタやタスクモニタを作成するには:
NEW "Core Services" "Session Monitor" "" SYSINFO 23007 120 21 0 +p
NEW "Core Services" "Tasks Monitor (All)" "" SYSINFO 23007 120 21 1 +p
NEW "Core Services" "Tasks Monitor (System)" "" SYSINFO 23007 120 21 2 +p
NEW "Core Services" "Tasks Monitor (Active)" "" SYSINFO 23007 120 21 3 +p
サーバモニタはFORMDOCオブジェクトタイプで作成します。
CONFITEMの例
Employee Lounge会議室内にメッセージを作成する:
NEW "General Conferences:employee lounge" "Susan A. Bram" "Away today" ConfItem 23032 273 21 0
MESSAGEの例
Susan(ユーザID sbram)のメールボックス内にメッセージを作成する:
NEW DESKTOP sbram "mailbox" "Susan A. Bram" "Away today" Message 23032 273 21 0
DOCUMENTの例
Susan(ユーザID sbram)のWebページドキュメントを作成する:
NEW DESKTOP sbram "My Web Site" "Home Page" "" Document 23019 30 15 900
関連するコマンド
NEWコマンドで作成したオブジェクトにフィールドデータを入れるには、PUT コマンドとEXPORT コマンドを使用します。

PATHCHAR
パス名でオブジェクトを指定する際のデフォルトのパス区切り文字を変更します。デフォルトでは、この文字はコロン(:)ですが、コロンを含む対象を指定するために他の文字(たとえば、/)に変更することができます。このコマンドでの設定は、同じスクリプト内でのみ有効です。
件名フィールドをパスの一部として使用するためにも使用できます。あらゆるオブジェクトは名前と件名のパスを使用できますが、その場合にはパス区切り文字を指定する必要があります。
文法
PATHCHAR char
コマンド例
カレンダーには、同じ名前や名前のないイベントが多くあります。イベントに対して操作を行うためには、件名に対する区切り文字を定義する必要があるでしょう。
名前の区切り文字をコロンに、件名(説明)の区切り文字をスラッシュに設定するには、下記のように入力します。
PATHCHAR ":" "/"
名前はないが、件名がCompany Meetingであるアイテムを削除するには下記のように入力します。
PATHCHAR ":" "/"
REMOVE "calendar:/company meeting"

Administratorからの、件名がCompany Meetingであるアイテムを削除するには、下記のように入力します。
PATHCHAR ":" "/"
REMOVE "general conferences:employee lounge:employee calendar:administrator/company meeting"

関連するコマンド
名前も件名も同じアイテムを区別するために使用できる、BYINDEXキーワードの使用方法の例がDIR コマンドにあります。
PGADD
ユーザ、会議室、メールリスト、グループカレンダーを1つもしくは複数のグループに所属させます。個人カレンダーはFirstClassスクリプトではグループに所属させることができません。
文法
・ユーザをユーザIDで指定するには
        PGADD userID G1 ... Gn
・ユーザをクライアントIDで指定するには
        PGADD clientID G1 ... Gn +c
・会議室、カレンダー、メールリストを名前で指定するには
        PGADD name G1 ... Gn
・会議室、カレンダー、メールリストをクライアントIDで指定するには
        PGADD clientID G1 ... Gn +c
パラメータ
userID          ユーザグループに追加したいユーザのユーザID
name                    会議室、メールリスト、カレンダーのディレクトリ名
G1 ... Gn       ユーザグループ、会議室グループ、カレンダーグループの名前
コマンド例
Sue Bram(ユーザID sbram)をEmployeeとEast Coastユーザグループに追加するには、下記のように入力します。
PGADD sbram Employee "East Coast"
Sue BramのクライアントIDは1702であるとします。彼女を EmployeeとEast Coastユーザグループに追加するには、下記のように入力します。
PGADD 1702 Employee "East Coast" +c
ユーザIDは変更されることがありますが、クライアントIDは変更されたり再利用されることはありません。FirstClassスクリプトでのみシステムが管理される場合には、一般的にクライアントIDを使用してください。
Employee Lounge会議室のクライアントIDは1572であるします。この会議室をEmployee Conferencesグループに追加するには、下記のように入力します。
PGADD 1572 "Employee Conferences" +c
Employee LoungeをEmployee Conferecesグループに追加する場合には、下記のように入力します。
PGADD "Employee Lounge" "Employee Conferences"
関連するコマンド
ユーザを登録時にグループに所属させるにはADD NETWORK/ADD TELECOM
ユーザ、会議室、メールリスト、グループカレンダーをグループから削除するにはPGDEL
PGDEL
ユーザ、会議室、メールリスト、グループカレンダーを1つもしくは複数のグループから削除します。個人カレンダーはFirstClassスクリプトではグループから削除することができません。
文法
・ユーザに対しては
        PGDEL userID G1 ... Gn
・会議室、カレンダー、メールリストに対しては
        PGDEL name G1 ... Gn
パラメータ
userID          ユーザグループから削除したいユーザのユーザID
name                    会議室、メールリスト、カレンダーのディレクトリ名
G1 ... Gn       ユーザグループ、会議室グループ、カレンダーグループの名前
コマンド例
ユーザID sbramをEast Coastユーザグループから削除するには、下記のように入力します。
PGDEL sbram "East Coast"
Employee LoungeをEmployee Conferenceグループから削除するには、下記のように入力します。
PGDEL "Employee Lounge" "Employee Conferences"
関連するコマンド
ユーザ、会議室、カレンダー、メールリストをグループに追加するにはPGADD.
PUT
FirstClassのフォームをフィールドレベルで変更します。PUTコマンドはフィールドID、フィールドタイプ、フィールド値を必要とします。GETコマンドでフィールドタイプとフィールド値を生成することができます。フィールドIDはExample.fcをFirstClassデザイナーで開いて調べることができます。

パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。 objdescが省略された場合にはPATHが仮定されます。
文法
        PUT objdesc fieldlist +a
・アドレスフィールドに対して使用する場合には
        PUT objdesc addressID index address
パラメータ
objdesc         PUTコマンドが対象とするオブジェクトを記述します。
USER userID     ユーザIDで指定されたユーザのユーザ情報フォームです。
CLIENT clientID クライアントIDで指定されたユーザの遊佐情報フォーム、またはリモート名やルートのディレクトリフォームです。
USERCONFIG userid       ユーザ情報フォームからアクセスできる、POP3メールのインポートフォームです。
path    管理者のデスクトップからのパスで指定されたリーフまたはコンテナです。
path byindex indexnumber   
        管理者のデスクトップからのパスとインデックス番号で指定されたリーフまたはコンテナです。このインデックス番号を取り出すには、DIR コマンドを使用します。
DESKTOP byindex indexnumber userid path
        ユーザのデスクトップからのパスとインデックス番号で指定されたリーフまたはコンテナです。
DIRECTORY directorytype
        会議室(ODInfo)、フォルダ(ODInfo)、ゲートウェイ(ODGateway)、ユーザグループ(ODInfo)のディレクトリフォームです。Directory typeキーワードはconference, calendar, maillist, groupのいずれかです。
PROPERTIES path         The Info form. The path is relative to the administrator's Desktop.プロパティ(Mac OSでは情報を見る)フォームです。パスは管理者のデスクトップからのものです。
PROPERTIES desktop userid path
        プロパティ(Mac OSでは情報を見る)フォームです。パスはユーザのデスクトップからのものです。
PROPERTIES byindex indexnumber path
        プロパティ(Mac OSでは情報を見る)フォームです。パスは管理者のデスクトップからのもの、DIR コマンドが返すインデックス番号を基にします。
PROPERTIES byindex indexnumber desktop userid path
        プロパティ(Mac OSでは情報を見る)フォームです。パスはユーザのデスクトップからのもの、DIR コマンドが返すインデックス番号を基にします。
PREFERENCES userid      ユーザの基本設定および印刷のレイアウトフォームです。
RESUME userid   ユーザのプロフィールです。
ABOUT name      会議室やカレンダーのプロフィールです。
RULES path name コンテナのルールフォルダ内のオブジェクトです。パスは管理者のデスクトップからのものです。
RULES DESKTOP userid path rulename
        コンテナのルールフォルダ内のオブジェクトです。パスはユーザのデスクトップからのものです。
SEARCH userid   ユーザの検索フォームです。
SYSPROFILE      システムプロファイルです。
fieldlist       三つ組みの、フォーム上フィールドを指定する値のリストです。
        fieldID fieldtype fieldvalue
        fieldID   フィールドIDです。
        fieldtype フィールドのタイプです。下記をサポートします。        
                                0 = 文字列。テキストと選択リスト(入力可)として定義されているフィールドです。
                                6 = チェックボックス。チェックボックスおよびラジオグループとして定義されているフィールドです。
                                7 = ポップアップ。選択リスト(入力不可)として定義されているフィールドです。
                                14 = 数値。数値および日付と時間として定義されているフィールドです。
        fieldvalue
フィールド値です。必要がある場合にはクオーテーションマークで囲います。チェックボックス、ポップアップおよび数値フィールドでは数値で無ければなりません。ポップアップの値はFirstClassデザイナーを使って見つけられます。
+a      メッセージやドキュメントの本文に追加するためにのみ使用します。
addressID       宛先フィールドは4、CCフィールドは5、BCCフィールドは14です。これらのフィールドについては、FirstClassデザイナーで表示されたフィールドIDを使用しないでください。
index   リストの中で挿入する位置です。0は最初の名前、1は2番目の名前、以下同様です。
address         ディレクトリエントリ上の名前です。登録されたユーザ、e-mailアドレス、会議室やリモート名が使用できます。名前が一意でない場合には、最初に一致した名前が使用されます。
コマンド例の一覧
ユーザのクラスを変更する (レギュラーユーザ、リモートユーザ)

PUT USERの例
USERオブジェクトタイプはユーザ情報フォームを変更します。
ユーザID sbramの名(フィールドID 1201)をSueに、パスワード(フィールドID 1217)をcarrotに変更する:
PUT USER sbram 1202 0 Sue 1217 0 carrot
ユーザID sbramをリモートユーザからレギュラーユーザに変更する:
PUT USER sbram 1223 7 1
ユーザID sbramをレギュラーユーザからリモートユーザに変更する:
PUT USER sbram 1223 7 5
ユーザID sbramのメールエイリアス(フィールドID 1252)、音声DN(フィールドID 1255)、音声パスワード(フィールドID 1256)を追加する:
PUT USER sbram 1252 0 "sabram" 1255 0 9055551212 1256 0 1212
ユーザIDは管理者によって変更が可能です。しかし、クライアントIDは決して変更されることは無く、番号が再利用されることもありません。FirstClassスクリプトでのみシステムが管理されたり、外部データベースを使用する場合にはクライアントIDを使用するのがよいでしょう。
クライアントID 1602のメールエイリアス(フィールドID 1252)、音声DN(フィールドID 1255)、音声パスワード(フィールドID 1256)を追加する:
PUT CLIENT 1602 1252 0 "sabram" 1255 0 9055551212 1256 0 1212
クライアントIDはDIREDTORYキーワードでサポートされているディレクトリフォーム上の情報を更新するのにも使用することができます。CLIENTキーワードを使用すると、リモート名やルートのディレクトリフォーム上の情報を更新することができます。
クライアントIDが1956であるリモート名のメールエイリアスを変更する:

PUT CLIENT 1956 1252 0 "royallen"
81203_42521_14.png        注意
ディレクトリの一覧を使用して正しいクライアントIDを確認して使用してください。
PUT DIRECTORYの例
Employee Lounge会議室にメールエイリアス(フィールドID 1252)と音声DN(フィールドID 1255)を追加する:
PUT DIRECTORY CONFERENCE "Employee Lounge" 1252 0 "lounge" 1255 0 9055551212
81203_42521_14.png        注意
所属するグループを変更するには、PGADD およびPGDEL を使用してください。
他のフィールドはExample.fcファイルをFirstClassデザイナーを使用して調べてください。ユーザ情報フォームはフォームID 125です。ODInfo(会議室、フォルダ、ユーザグループ)は115です。
PUT USERCONFIGの例
USERCONFIGオブジェクトタイプは、POP3メールのインポートフォームを更新します。
sbramのPOP3メールのインポートフォームに、アイコンID(フィールドID 2005)、メールサーバ(フィールドID 2000)、ユーザ名(フィールドID 2001)、パスワード(フィールドID 2002)、メールアドレス(フィールドID 2003)を設定する
PUT USERCONFIG sbram 2005 14 8 2000 0 springfield.com 2001 0 suebram57 2002 0 f1504x2 2003 0 suebram57@springfield.com 

他のフィールドIDに関する情報は、FirstClassデザイナーでフォームID 68を開いてみてください
PUT PATHの例
PATHオブジェクトタイプは、フォーム、ドキュメント、メッセージを更新します。たとえば、このコマンドはユーザグループ、ゲートウェイ設定、アドレス帳やメールリストフォーム内にフィールドを変更するのに使用します。表示のプロパティ内のフィールドを変更する場合には、SNAPSHOT コマンドを使用してください。
Basic Internet Setupフォームの、プライマリドメイン名(フィールドID 1001)を設定する:
PUT PATH "internet services:basic internet setup" 1001 0 huskyplanes.com
ディレクトリモニタ、インターネットモニタ、音声モニタをサービスアカウントに対応付ける:
PUT PATH "Directory Services:Directory Monitor" 1302 0 "1000000000"
PUT PATH "Internet Services:Internet Monitor" 1302 0 "4000000000"
PUT PATH "Voice Services:Voice Monitor" 1302 0 "9000000000"
All Usersグループからチャットの権限を取り上げる:
PUT PATH "Groups:All Users" 1206 6 0
作成した専用フォーム上のテキストフィールドに情報を入れる:
PUT PATH "General Conferences:Employee Lounge:Contact Info" 1001 0 "555-1212"
メールリストに名前を追加するときに使用するフィールドは「宛先」です。アドレスフィールドで使用する文法を使用してください。すでにあるメールリストの最初の2つに名前を入れるには:

PUT PATH "Mail Lists:Sales" 4 0 "David Smith"
PUT PATH "Mail Lists:Sales" 4 1 "sbram@springfield.com"
すでにあるドキュメント本文にテキストを追加するには、フィールドID 6を使用してください。このフィールドにはフィールドタイプは必要ありません。一度に250文字だけ追加することができます。下記のような形式のドキュメントを追加するには、
FirstClass consists of two parts: a client application (you) and a server application.

To connect to a particular server:
there must be a network or modem connection between your computer and the computer that is running the FirstClass server to which you want to connect
you must have FirstClass installed on your computer.コ記のコマンドを入力してください。+aをつけるとメッセージ本文に追加します。そして\rは改行を表します。:     
PUT "test:body" 6 "FirstClass consists of two partts: a client application (you) and a server application.\r \r"
PUT "test:body" 6 "To connect to a particular server:\r" +a
PUT "test:body" 6 "- there must be a network or modem connection between your computer and the computer that is running" +a
PUT "test:body" 6  "the FirstClass server to which you want to connect\r" +a
PUT "test:body" 6 "- you must have FirstClass installed on your computer." +a

81203_42521_14.png        注意
書式付のテキストや画像を作成する場合には、EXPORT コマンドを使用してください。

Susan Bramがほとんどの予定をEmployee Calendarに投稿しているとします。多くのコマンドはオブジェクトの名前を指定して動作させることができますが、このカレンダーに対してはそれぞれのイベントがSusan Bramという同じ名前を持つため使用することができません。PATHCHARコマンドで件名や説明も指定することができますが、このカレンダーには同じ件名のイベントがあります。このような場合BYINDEXキーワードが使用できます。

インデックス番号を取り出すには下記のコマンドを送信します。

REPLY
DIR "general conferences:employee lounge:employee calendar" +pld

サーバは下記を返します。

Contents of: "general conferences:employee lounge:employee calendar"
        [L:2] "Susan Bram" "All Staff Fire Drill"       2004/05/17  09:06:48
        [L:3] "Susan Bram" "Lunch & Learn"      2004/04/17  09:08:28
        [L:4] "Susan Bram" "Fund Raising Meeting"       2004/05/17  09:09:24
        [L:5] "Susan Bram" "Lunch & Learn"      2004/05/17  09:45:43

4月のLunch & Learnの予定に対して操作を行うには、下記のコマンドを入力します。
        REPLY
GET BYINDEX 3 "general conferences:employee lounge:employee calendar" 1009
同じ予定フォームのプロパティに対して操作を行うには、下記のコマンドを入力します。

REPLY
GET PROPERTIES BYINDEX 3 "general conferences:employee lounge:employee calendar" 1016
Susan Bramのデスクトップ上のカレンダーに対してこの操作を行うコマンドは下記のようになります。
REPLY
GET PROPERTIES byindex 3 desktop sbram "calendar" 1016
更なる情報はDIR コマンドを参照してください。
PUT DESKTOP useridの例
DESKTOPオブジェクトタイプは、個人アドレス帳、個人メールリスト、ドキュメント、メッセージ、ステーショナリフォームといった、ユーザのデスクトップにあるフォームを更新します。
Sue Bram(ユーザID sbram)のデスクトップ上にPresentations会議室があるとします。そしてこの会議室にある電話メモの内容を更新したいとします。この電話メモの「所属」フィールドを更新するには:
PUT DESKTOP sbram "Presentations:To Paul" 1012 0 "Springfield"
ステーショナリフォームの「宛先」フィールドに入力するには、アドレスフィールドの書式を使用します。paulchu@springfiled.eduというアドレスを宛先の最初に入れるには:
PUT DESKTOP sbram "Presentations:To Paul" 4 0 "paulchu@springfield.edu"
ユーザID sbramのデスクトップでdesktop.pngという名前の画像を使用(フィールドID 13083)させ、背景画像を有効にして画像を並べない(これらの2つは両方ともフィールドID 130832で設定します)場合:
PUT DESKTOP sbram "" 13082 7 112 13083 0 "desktop.png"
To specify the Desktop at the path use two quotation marks.パスでデスクトップを指定する場合にはクオーテーションマーク2つ("")を使用します。
PUT PROPERTIESの例
PROPERTIESオブジェクトタイプはプロパティ(Mac OSでは情報を見る)フォームを変更します。パスは管理者のデスクトップからのものです。
既にある会議室を保護するには:
PUT PROPERTIES "General Conferences:Employee Lounge" 1016 6 1
既にある会議室の保護を解除するには:
PUT PROPERTIES "General Conferences:Employee Lounge" 1016 6 0
会議室を自動的に開くようにするには:
PUT PROPERTIES "General Conferences:Customer Support" 1015 6 1
Employee Lounge会議室の水平(フィールドID 1306)と垂直位置(フィールドID 1307)を変更するには:
PUT PROPERTIES "General Conferences:Employee Lounge" 1306 14 205 1307 14 5
PUT PROPERTIES DESKTOP useridの例
PROPERTIESオブジェクトタイプはプロパティ(Mac OSでは情報を見る)フォームを変更します。パスはユーザのデスクトップからのものです。
ユーザID sbramのPresentations会議室の保護を解除するには:
PUT PROPERTIES DESKTOP sbram "presentations" 1016 6 0
PUT PREFERENCESの例
PREFERENCESオブジェクトタイプは、ユーザの基本設定フォームを変更します。フィールドIDが10000より小さいフィールドはすべて変更可能です。
sbramの返信の設定を「差出人にのみ返信」に設定する:
PUT PREFERENCES sbram 1107 7 2
sbramの署名(フィールドID 1109)の最初の行をSue Bram、2行目をHusky Planesに設定し、新規メッセージに署名を自動的に追加(フィールドID 1108)を有効にする:
PUT PREFERENCES sbram 1109 0 "Sue Bram\rHusky Planes" 1108 6 1
\rは改行になります。
sbramの印刷のレイアウトフォーム(フォームID 180)で、宛先領域の印刷(フィールドID 4508)を無効にする:
PUT PREFERENCES sbram 4508 6 0
PUT RESUMEの例
RESUMEオブジェクトタイプは、ユーザのプロフィールフォームに内容を追加します。
ユーザID sbramのプロフィールにSue Bramの名前を入れる:
PUT RESUME sbram 1000 0 "Susan Bram, Extension 1212"
プロフィールの本文を入れる:
PUT RESUME sbram 6 "My name is Susan Bram, and I have worked for Husky Planes for 5 years.\r\rMy normal hours are 0700 to 1500"
\rは改行になります。
このプロフィールの本文に追加する:
PUT RESUME sbram 6 "If you need help outside my normal hours, please contact Paul Chu." +a
PUT ABOUTの例
Employee Lounge会議室のプロフィールに情報を入れる;
PUT ABOUT "employee lounge" 1000 0 "About the Employee Lounge" 6 "This conference is used to share ideas and knowledge."
会議室のプロフィールフォームでも+aオプションで本文を追加できます。
PUT RULESの例
Employee Loungeの、"File by Subject"という高度なルールを無効にする:
PUT RULES "General Conferences:employee lounge" "file by subject" 13800 6 0
Susan Bram(ユーザID sbram)のメールボックスの、"File by Subject"という高度なルールを無効にする:
PUT RULES DESKTOP sbram "Mailbox" "file by subject" 13800 6 0
PUT SEARCH userIDの例
SEARCHオブジェクトタイプは、検索フォーム上のパラメータを設定します。
sbramの検索フォームを、子会議室とフォルダを検索するように設定する:
PUT SEARCH sbram 1204 6 1
PUT SYSPROFILEの例
SYSPROFILEオブジェクトタイプは、システムプロファイルフォーム上のフィールドを更新します。
サーバの優先度を高に設定する:
PUT SYSPROFILE 1226 7 0
この優先度を中にするにはフィールド値は1になります。低の場合には2になります。
81203_42521_14.png        注意
サーバは時間を秒で格納jしています。一日は86400秒です。個人のメールや会議室アイテムの有効期限を変更する場合には充分気をつけてください。フィールド値60は60秒のことです。60日ではありません。
GETコマンドはPUTコマンドを作成する際の助けになります。たとえば、音声DN(フィールドID 1255)と音声パスワード(フィールドID 1256)をすべてのユーザに追加したい場合、PUTコマンドを作る助けにするためにGETコマンドを使うことができます。
1       Example.fcをFirstClassデザイナーで開いてください。
2       ユーザ情報フォーム(フォームID 125)を開き、フィールドIDを探してください。
3       適当なユーザ(この例ではsbram)に音声DNと音声パスワードを入力してください。
4       GETコマンドを送信してください。
reply
GET USER sbram 1255 1256
        サーバはフィールドID、フィールドタイプ、フィールド値を返します。
1255 0 "9055551212" 1256 0 "1212"
5       フィールド値を適切な情報で置き換えてPUTコマンドを作成します。ユーザIDpchuの音声DNと音声パスワードを追加する場合には下記のようになります。
PUT USER pchu 1255 0 "9055551213" 1256 0 "1213"
オブジェクトを作成してフィールドを埋める場合、PREVIOUSコマンドでパスの置換を行うことができます。
たとえば、ユーザグループを作成して組織単位(フィールドID 1272)を設定したい場合には、下記のように入力します。
New groups "Employee" "" FormDoc 23003 3 302 124
Put Previous 1272 7 600
ネットワークストアをバックアップから復旧する場合、バックアップのネットワークストアは24時間以上監査が行われておらず、サーバ起動時に監査が開始されてしまうため、監査の時間を現在より少し後の時間に設定した方がよいでしょう。 たとえサーバコンソールで監査を止めたとしても、監査の開始時間は変更した方がよいでしょう。\FCNS\Server\Batch(Mac OS Xでは/Library/FirstClass\ Server/Volume/Master/fcns/server/batch)フォルダに拡張子が.BAのテキストファイルを置いた場合、このファイル内のスクリプトがサーバの開始前に処理されます。復旧が完了したら、クライアントを使って監査の開始時間と終了時間を元に戻してください。サーバが停止しているときにはこのオンラインヘルプを読むことはできませんので、復旧作業で使用するファイルは今のうちに作成して、この手順を復旧手順に入れておいたほうがよいでしょう。
メモ帳やテキストエディットを使用して拡張子が.BAのプレーンテキストファイルを作成してください。たとえば、AuditStart.BAなどの名前にします。アプリケーションによって.txtなどの拡張子が自動的につけられていないかどうかをよく確認してください。
下記のセットのコマンドを上記のテキストファイルにコピーし、次回の監査を開始させたい時間を表す行の//を取り除いてください。\FCNS\Server\Batch(Mac OS Xでは/Library/FirstClass\ Server/Volume/Master/fcns/server/batch)に置かれたファイルはサーバスタート時に自動的に削除されます。
        //Set the Start time to 24:00 and the End time to 01:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 0 1242 14 2
//Set the Start time to 01:00 and the End time to 02:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 1 1242 14 3
//Set the Start time to 02:00 and the End time to 03:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 2 1242 14 4
//Set the Start time to 03:00 and the End time to 04:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 3 1242 14 5
//Set the Start time to 04:00 and the End time to 05:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 4 1242 14 6
//Set the Start time to 05:00 and the End time to 06:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 5 1242 14 7
//Set the Start time to 06:00 and the End time to 07:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 6 1242 14 8
//Set the Start time to 07:00 and the End time to 08:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 7 1242 14 9
//Set the Start time to 08:00 and the End time to 09:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 8 1242 14 10
//Set the Start time to 09:00 and the End time to 10:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 9 1242 14 11
//Set the Start time to 10:00 and the End time to 11:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 10 1242 14 12
//Set the Start time to 11:00 and the End time to 12:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 11 1242 14 13
//Set the Start time to 12:00 and the End time to 13:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 12 1242 14 14
//Set the Start time to 13:00 and the End time to 14:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 13 1242 14 15
//Set the Start time to 14:00 and the End time to 15:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 14 1242 14 16
//Set the Start time to 15:00 and the End time to 16:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 15 1242 14 17
//Set the Start time to 16:00 and the End time to 17:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 16 1242 14 18
//Set the Start time to 17:00 and the End time to 18:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 17 1242 14 19
//Set the Start time to 18:00 and the End time to 19:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 18 1242 14 20
//Set the Start time to 19:00 and the End time to 20:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 19 1242 14 21
//Set the Start time to 20:00 and the End time to 21:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 20 1242 14 22
//Set the Start time to 21:00 and the End time to 22:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 21 1242 14 23
//Set the Start time to 22:00 and the End time to 23:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 22 1242 14 24
//Set the Start time to 23:00 and the End time to 24:00
//PUT SYSPROFILE 1203 14 23 1242 14 1

PUT PERMISSIONS
PUTコマンドでPERMISSIONオブジェクトタイプを指定することにより、会議室、メールボックス、コンタクトデータベース、カレンダーの権限フォーム上のフィールドを変更することができます。権限フォームには二つのタイプがあります。一つ目は管理者デスクトップのGroupsフォルダ内にある会議室グループとカレンダーグループです。二つ目はメールボックス、コンタクトデータベース、会議室、カレンダーで使用される権限フォームです。それぞれのフォームごとに文法は異なります。EXPORTコマンドですでにある会議室、コンタクトデータベース、カレンダーの権限を抽出することができます。
文法
・会議室やカレンダーグループ権限フォームの「ユーザまたはグループ」「レベル」「権限」フィールドを変更する
81203_42521_14.png        注意
「ユーザまたはグループ」「レベル」フィールドの両方を設定するフィールドIDは29です。両方のパラメータは一度に設定されます。
PUT PERMISSIONS MODEL conferencegroup path 29 index name fieldvalue
・会議室やカレンダーグループ権限フォーム上の他のフィールドを変更する
PUT PERMISSIONS MODEL groupname path fieldlist
・ 会議室やカレンダー権限フォームの「ユーザまたはグループ」「レベル」「権限」フィールドを変更する
81203_42521_14.png        注意
「ユーザまたはグループ」「レベル」フィールドの両方を設定するフィールドIDは29です。両方のパラメータは一度に設定されます。
PUT PERMISSIONS path 29 index name fieldvalue
・ 会議室やカレンダー権限フォーム上の他のフィールドを変更する
PUT PERMISSIONS path fieldlist
パラメータ
path                    管理者デスクトップからのパスで指定された会議室またはカレンダーです。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
groupname       会議室グループやカレンダーグループの名前です。
index                   リスト内で挿入する位置です。0は最初、1は2番目、以下同様です。
fieldlist       三つ組みの、フォーム上フィールドを指定する値のリストです。
fieldID fieldtype fieldvalue
fieldID                 フィールドIDです。
fieldtype       フィールドのタイプです。下記をサポートします。
                                0 = 文字列。テキストと選択リスト(入力可)として定義されているフィールドです。
                                6 = チェックボックス。チェックボックスおよびラジオグループとして定義されているフィールドです。
                                7 = ポップアップ。選択リスト(入力不可)として定義されているフィールドです。
                                14 = 数値。数値および日付と時間として定義されているフィールドです。
fieldvalue      フィールド値です。必要がある場合にはクオーテーションマークで囲います。チェックボックス、ポップアップおよび数値フィールドでは数値で無ければなりません。ポップアップの値はFirstClassデザイナーを使って見つけられます。
コマンド例
Employee Conferences会議室グループの権限を、Enployeeグループが「検索可」とするように設定するには、下記のように入力します。
PUT PERMISSIONS MODEL "employee conferences" "" 29 0 "Employee" 87552
81203_42521_14.png        注意
グループの権限では、pathパラメータは常に空のクオーテーションマーク("")とします。
Employee Lounge会議室の権限を、Employeeグループが「送信可」、All Usersグループが「すべて禁止」に設定する:
PUT PERMISSIONS "General Conferences:employee lounge" 29 0 "employee" 122624 29 1 "all users" 0
ユーザ設定の権限を作成するには、ユーザ、グループやゲートウェイに与える権限すべての合計値をfieldvalueパラメータの値としてください。
The value of the send permission is 2048 and the value of Delete own items is 256.  Adding these two values together will give you a field value of 2304.「アイテムの送信」権限の値は2048で、「自分のアイテムの削除」権限の値は256です。これらの二つの値の合計が、2304というフィールド値となります。
Employee Lounge会議室の権限で、すべてのユーザに対してメールの送信と自分のメールの削除を許可する:
PUT PERMISSIONS "General Conferences:employee lounge" 29 0 "all users" 2304
Employee Lounge会議室の権限で、Employee UGグループに対してメールの送信と自分のメールの削除を許可する:
PUT PERMISSIONS MODEL "Employee Conferences" "" 29 0 "Employee UG" 2304
Susan Bram(ユーザID sbram)のメールボックスの権限で、Paul Chuに対してメールの送信と自分のメールの削除(送信取り消し)を許可する:
PUT PERMISSIONS desktop sbram mailbox 29 0 "Paul Chu" 2304
Susan Bramにインターネットメールの受信を止めさせる:
PUT PERMISSIONS desktop sbram mailbox 29 0 "internet" 0
Customer Listコンタクトデータベースの権限で、Salesグループにエントリの作成と変更、Employeeグループに読み出し、それ以外はすべて禁止に設定する:
PUT PERMISSIONS "General Conferences:Employee Lounge:Customer List" 29 0 "Sales" 131054 29 1 "Employees" 29 2 "All Users" 0
定義済みの会議室権限のフィールド値は下記の通りです。
        フィールド値    レベル
        0                                       すべて禁止
        512                             表示可
        4608                            閲覧可
        87552                           検索可
        122624                  送信可
        122752                  承認可
        122798                  主催者
        131054                  サブコントローラ
        131071                  コントローラ
        上記以外                        ユーザ設定
個々の会議室権限ごとのフィールド値は下記の通りです。
        Value           Permission
        1                       権限の編集
        2                       主催者
        4                       すべてのアイテムの削除
        8                       アイテムの作成
        16                      読み取り専用アイテムの編集
        32                      アイテムの編集
        64                      ウインドウと表示のプロパティの保存
        128             アイテムの承認
        256             自分のアイテムの削除
        512             会議室を開く
        1024            アイテムの検索
        2048            アイテムの送信
        4096            アイテムを開く
        8192            子会議室の作成
        16384           ファイルと添付ファイルのダウンロード
        32768           権限の編集
        65536           履歴の表示
ユーザ設定の権限を作成するには、ユーザ、グループやゲートウェイに与えたいすべての権限の値を足してフィールド値としてください。
定義済みのカレンダー権限のフィールド値は下記の通りです。
        Value                   Permission Set
        0                               すべて禁止
        2097152         時間表示可
        2304                    スケジュール作成可
        2099456         時間表示/スケジュール作成可
        2100992         件名表示/スケジュール作成可
        2219821         件名表示/スケジュール編集可
個々のカレンダー権限ごとのフィールド値は下記の通りです。
        Value                   Permission
        0                               すべて禁止
        1                               権限の編集
        2                               主催者
        4                               すべてのアイテムの削除
        8                               アイテムの作成
        16                              読み取り専用アイテムの編集
        32                              アイテムの編集
        64                              ウインドウと表示のプロパティの保存
        128             アイテムの承認
        256             自分のアイテムの削除
        512                     機密度が[非公開]でないアイテムの閲覧
        1024                    アイテムの検索
        2048                    参加者の追加
        4096                    アイテムを開く
        16384           ファイルと添付ファイルのダウンロード
        32768           権限の編集
        65536           履歴の表示
        2097152         カレンダーを開く
定義済みのコンタクトデータベース権限のフィールド値は下記の通りです。
        Value                   Permission
        0                               すべて禁止
        512                     一覧表示可
        87552                   個別表示可
        131054          作成可
電話メモのフォームIDは128です。Employee Lounge会議室の権限フォームで「使用するフォーム」フィールド(フィールドID 2008)を電話メモに設定するには:
PUT PERMISSIONS "General Conferences:Employee Lounge" 2008 14 128
電話メモのフォームIDは128です。 Employee Read会議室グループの権限フォームで「使用するフォーム」フィールド(フィールドID 2008)を電話メモに設定するには:
PUT PERMISSIONS MODEL "Employee Read" "" 2008 14 128
81203_42521_14.png        注意
会議室権限フォームはExample.fcないではAclと表記され、フォームIDは103です。カレンダー権限フォームはフォームID 64、会議室グループ権限はフォームID 100、カレンダーグループ権限フォームはフォームID63、コンタクトデータベース権限はフォームID 55です。
関連するコマンド
権限フォームを完全に変更するには、下記の4つのコマンドが必要です。
会議室のプロフィールボタンで会議室のプロフィールにアクセスすることができますが、これを変更するにはPUT ABOUT <conference name>を使用します。
ディレクトリ情報ボタンでディレクトリフォームにアクセスすることができますが、これを変更するにはPUT DIRECTORY CONFERENCE <conference name>または[Link]PUT DIRECTORY CALENDAR <calendar name>を使用します。
参加者一覧は、LINK USER またはLINK SPECIAL コマンドを使用して変更します。
所属するグループは、PGADD またはPGDEL コマンドを使用して変更します。
PW
FirstClassスクリプティングコンポーネントにパスワードを送ります。このコマンドはスクリプトの先頭行で使用します。このパスワードは、EXPORT コマンドやパスワードフィールドに関する制限を無効にすることはありません。EXPORTコマンドの実行やパスワードの取得は管理者アカウントでしか行えません。
文法
PW password
Parameter
password        パスワード(最大12文字)
コマンド例
バッチ管理パスワードがf1504x2sで、管理者でないユーザがバッチ管理を行う場合には、スクリプトの先頭に下記を入力します。
PW f1504x2s
81203_42521_14.png        注意
管理者でないユーザがバッチ管理を行う場合、他のコマンドより前にこのパスワードを入れなければなりません。そうしない場合、いかなるコマンドは処理されません。
REMOVE
保護されていないオブジェクトを削除します。このコマンドでサポートされていない、ルールとリソースフォルダ内のルールは削除できません。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
文法
REMOVE targetpath
パラメータ
path                            管理者のデスクトップからのパスです。
DESKTOP userID path
                                        アイテムを削除したいユーザのユーザIDです。パスはユーザのデスクトップからのものです。
コマンド例
Londonゲートウェイを削除するには、下記のように入力してください。
REMOVE "Gateways:London"
オブジェクトが保護されている場合には、最初にPUT PROPERTIES DESKTOP コマンドで保護を解除しなければなりません。
ユーザIDsbramのPresentations会議室の保護を解除して削除するには、下記のように入力してください。
PUT PROPERTIES DESKTOP sbram "presentations" 1016 6 0
REMOVE DESKTOP sbram "Presentations"
プロパティや情報を見るフォームの保護フィールドのフィールドIDは1016です。既に保護が解除されているアイテムの保護を解除するコマンドを送ると、Removeコマンドが失敗することを防止できます。
RENAME
保護されていないオブジェクトの名前を変更します。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
文法
RENAME targetpath objname
パラメータ
targetpath      管理者のデスクトップからのパスです。
DESKTOP userID targetpath
                                ユーザのデスクトップからのパスです。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
objname                 オブジェクトの新しい名前です。
コマンド例
Employee Lounge会議室の名前をStaff Loungeに変えるには下記のように入力します。
RENAME "General Conferences:employee lounge" "Staff Lounge"
ユーザID sbramのデスクトップにあるPresentations会議室の名前をPresentations Archiveに変えるには、下記のように入力します。
RENAME DESKTOP sbram "Presentations" "Presentations Archive"
Presentation会議室が保護されている場合には、最初にPUT PROPERTIES DESKTOP コマンドで保護を解除しなければなりません。
sbramのPresentation会議室の保護を解除し、名前を変更し、もう一度保護をかけるには下記のように入力します。
PUT PROPERTIES DESKTOP sbram "presentations" 1016 6 0
RENAME DESKTOP sbram "Presentations" "Presentations Archive"
PUT PROPERTIES DESKTOP sbram "presentations archrive" 1016 6 1
プロパティや情報を見るフォームの保護フィールドのフィールドIDは1016です。既に保護が解除されているアイテムの保護を解除するコマンドを送ると、Renameコマンドが失敗することを防止できます。
REPLY
生成された出力を返信として返すように要求します。GET, GETADMIN, LIST SNAPSHOT, およびDIAGNOSEDIR コマンドはこのコマンドと共に使用しなければなりません。ほとんどのコマンドでこのコマンドを共に使用することができますが、いくつかのコマンドはコマンドが失敗したときにしか返信をしません。またサーバコンソールで[Logging]-[Batch Admin Log]を選ぶことでバッチ管理のログを取得するように設定することもできます。
文法
REPLY
返信を他のユーザに送信する場合には下記のようにします。
REPLY name
パラメータ
name    メールを個人または会議室に送信する時にディレクトリで表示される名前
コマンド例
すべてのユーザの一覧を作成して取り出し、メッセージとして出力を得る場合には下記のように入力します。
REPLY
LIST +ur
SETEXPORTFILTERS
EXPORTコマンドと共に使用し、インポートスクリプトに返される情報を制限します。最終更新日またはメッセージのスレッドを基にエクスポートするアイテムを指定することができます。
文法
SetExportFilters type parameter1 parameter2 options
パラメータ                              
modified "この日以降から" "この日以前まで"
                最終更新日に基づいてスクリプトを返します。
                
thread "スレッド サイトID"      スレッド"ID"
                メッセージのスレッドIDに基づいてスクリプトを返します。
+D              MODIFIEDパラメータと共に使用し、システムデフォルトフォーマットの日付を使用することを指定します。大文字にしてください。
コマンド例
スレッドIDに基づいた一連のメッセージをエクスポートするには、下記のように入力してください。
SETEXPORTFILTERS thread 34537 35410266
EXPORT "General Conferences:staff lounge"
スレッドのサイトIDとスレッドIDを表示するには、controlとshiftキーを押しながら一覧表示の希望の列をクリックし、ドロップダウンメニューからスレッドを選んでください。
2004年4月21日に作成された一連のメッセージをエクスポートするには、下記のように入力してください。
SETEXPORTFILTERS modified "2004/04/20" "2004/04/22" +D
EXPORT "General Conferences:staff lounge"
2004年4月21日以前のメッセージをエクスポートするには、下記のように入力してください。
SETEXPORTFILTERS modified "" "2004/04/22" +D
EXPORT "General Conferences:staff lounge"
2004年4月21日以降のメッセージをエクスポートするには、下記のように入力してください。
SETEXPORTFILTERS modified "2004/04/20" "" +D
EXPORT "General Conferences:staff lounge"
SETEXPORTOPTIONS
EXPORTコマンドと共に使用し、デフォルトの添付ファイル名を変更します。
文法
SetExportOptions name
パラメータ      
name    最大20文字
コマンド例
Employee Lounge会議室を、添付ファイル名をデフォルトのAttachの代わりにloungeとしてエクスポートするには、下記のように入力してください。
SetExportOptions lounge
EXPORT "general conferences:employee lounge"
SETOU
新しく作成するユーザやコンテナを所属させるグループを指定します。
文法
SETOU groupname
パラメータ
groupname       ユーザグループ名です。このグループに、組織単位(OU)が定義されている必要はありません。
コマンド例
Susan A. Bramというユーザを作成し、Consultantグループに所属させるには下記のように入力します。
SETOU consultant
add network susan susan a bram "" carrot
UPDATE
ファイルを更新します。通常は、FC Resource Registory内にある設定ファイルに新しい設定ファイルをマージするために使用します。
文法
UPDATE path name +b
パラメータ
path            更新対象のファイルへのパスです。
name            拡張子を含むファイル名です。
+b                      サーバのハードディスク内\FCNS\Server\Batchフォルダ内のファイルをアップロードします。
コマンド例
newforms.fcという設定ファイルの中にあるリソースを、Japanese Resourcesとja.rezに追加するには、newforms.fcファイルをメッセージに添付して下記の二つのコマンドを入力します。

UPDATE "multi-site setup:fc resource registry:japanese resources" "newforms.fc"
UPDATE "multi-site setup:fc resource registry:ja.rez" "newforms.fc"

SETRELATIVE "" and RELATIVE ""
続くコマンドが参照する元のパスを指定します。一度SETRELATIVEが定義されると、絶対パスをしようすることなく、RELATIVEコマンドで定義したパスからの相対パスを使用することができます。
文法
SETRELATIVE <path> ""
SETRELATIVEの後には必ず空のクオーテーションマークの組("")が必要です。
<command> RELATIVE path
RELATIVEの後にはパスのみを指定します。SETRELATIVEで指定したパスを指定する場合に空のクオーテーションマークの組を指定してください。
コマンド例
3つのアドレスをユーザID sbramのコンタクトフォルダに作成するには、下記のように入力します。

SETRELATIVE DESKTOP sbram "Contacts" ""
NEW RELATIVE "" "Paul Chu" "" FormDoc 23023 434 49 105
NEW RELATIVE "" "Roy Allen" "" FormDoc 23023 434 49 105
NEW RELATIVE "" "Amanda Ho" "" FormDoc 23023 434 49 105
同じセットのアドレスを二人のユーザ(sbramとrallen)のコンタクトフォルダに作成するには、下記のように入力します。

SETRELATIVE DESKTOP sbram "Contacts" ""
NEW RELATIVE "" "Paul Chu" "" FormDoc 23023 434 49 105
NEW RELATIVE "" "Stanley Matthews" "" FormDoc 23023 434 49 105
NEW RELATIVE "" "Amanda Ho" "" FormDoc 23023 434 49 105

SETRELATIVE DESKTOP rallen "Contacts" ""
NEW RELATIVE "" "Paul Cnu" "" FormDoc 23023 434 49 105
NEW RELATIVE "" "Stanley Matthews" "" FormDoc 23023 434 49 105
NEW RELATIVE "" "Amanda Ho" "" FormDoc 23023 434 49 105
Susan(ユーザID sbram)のMy Web Siteフォルダには3つの既存のサブフォルダがあります。Home Pageドキュメントをこれら3つのフォルダそれぞれの中に置くには、下記のように入力します。

SETRELATIVE DESKTOP sbram "My Web Site" ""
NEW RELATIVE "Project A" "Home Page" "" Document 23019 30 15 900
NEW RELATIVE "Project B" "Home Page" "" Document 23019 30 15 900
NEW RELATIVE "Project C" "Home Page" "" Document 23019 30 15 900

3つのアドレスとHome PageドキュメントをSusan Bramに作成するには、下記のように入力します。

SETRELATIVE DESKTOP sbram "Contacts" ""
NEW RELATIVE "" "Paul Chu" "" FormDoc 23023 434 49 105
NEW RELATIVE "" "Roy Allen" "" FormDoc 23023 434 49 105
NEW RELATIVE "" "Amanda Ho" "" FormDoc 23023 434 49 105

SETRELATIVE DESKTOP sbram "My Web Site" ""
NEW RELATIVE "" "Home Page" "" Document 23019 30 15 900

SETRELATIVEでSusanのデスクトップを指定し、RELATIVEでサブフォルダを指定することもできます。

SETRELATIVE DESKTOP sbram ""
NEW RELATIVE "Contacts" "Paul Chu" "" FormDoc 23023 434 49 105
NEW RELATIVE "Contacts" "Roy Allen" "" FormDoc 23023 434 49 105
NEW RELATIVE "Contacts" "Amanda Ho" "" FormDoc 23023 434 49 105

SETRELATIVE DESKTOP sbram ""
NEW RELATIVE "My Web Site" "Home Page" "" Document 23019 30 15 900

関連するコマンド
PREVIOUSコマンドでFirstClassフォームにフィールドデータを入力することができます。
コマンド例
Susan Bramに作られた3つのアドレスに内容を追加するには、下記のように入力します。

SETRELATIVE DESKTOP sbram "Contacts" ""

NEW RELATIVE "" "Paul Chu" "" FormDoc 23023 434 49 105

NEW RELATIVE "" "Stanley Matthews" "" FormDoc 23023 434 49 105

NEW RELATIVE "" "Amanda Ho" "" FormDoc 23023 434 49 105
SNAPSHOT
※HOLDコマンドとはまったく別のコマンドです。
会議室の表示のプロパティを、PUT コマンドの書式で返します。コマンドでも表示のプロパティを含むスクリプトを生成することができます。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
文法
REPLY
SNAPSHOT path
パラメータ
path    管理者のデスクトップからの、コンテナの位置です。
DESKTOP userID path     ユーザのデスクトップからの、コンテナの位置です。
コマンド例
ある会議室(管理者デスクトップのGeneral Conferences内のEmployee Lounge)の表示のプロパティを他の会議室に適用するには、下記のように入力します。
1       分割表示、サイズ、並び順、列の幅、コンピュータのデスクトップ上で表示される位置、さらに表示のプロパティフォームで設定できる項目を含む、会議室の表示のプロパティを設定します。
2       下記のコマンドを入力します。
REPLY
SNAPSHOT "General Conferences:Employee Lounge"
サーバは下記の情報を返します。(コメントは含まれません)
//ウインドウの位置と大きさ、分割位置とサイズ
Put "General Conferences:employee lounge"  900 51 901 271 902 10 903 621 904 735
//一覧表示に含めるフィールド
Put "General Conferences:employee lounge"  13000.0 122 0008000500100009000C000A000C0007008200060028FFFD000E000800DC00020064 -S

//上側のペインの表示のプロパティ
Put "General Conferences:employee lounge"  13075.0 7 8 13016.0 7 0 13015.0 0 "" 13065.0 14 -2147483646 13062.0 7 13 13063.0 7 13 13064.0 7 0 13074.0 7 2 13084.0 7 1 13053.0 7 0 13003.0 7 24 13082.0 7 80 13083.0 0 "l_pane1.png"
Put "General Conferences:employee lounge"  1101.0 14 10289154
Put "General Conferences:employee lounge"  13100.0 122 0007000500100009000C000A000C0007008200060028000800DC00020064 -S

//下側のペインの表示のプロパティ
Put "General Conferences:employee lounge"  13175.0 7 -1 13116.0 7 0 13115.0 0 "" 13165.0 7 8 13162.0 7 13 13163.0 7 13 13164.0 7 0 13174.0 7 0 13184.0 7 0 13153.0 7 0 13103.0 7 24 13182.0 7 32 13183.0 0 ""
3       サーバからのメッセージを転送し、宛先にBatch Adminと入力します。
4       本文先頭行のPUTコマンドのパスを、表示のプロパティを適用させたい会議室のパスで置き換えて送信します。
バッチ管理がコマンドを処理した後に、会議室はスナップショットをとった会議室と同じ表示のプロパティになります。
表示のプロパティはパスを変えることによりユーザのデスクトップにも適用することができます。たとえば、同じ表示のプロパティをsbramのデスクトップに適用させるには、パスを下記のように変更します。
PUT "private conference:employee lounge"
PUT DESKTOP sbram ""
にする。
クオーテーションマークはデスクトップのパスを表しています。
関連するコマンド
SNAPSHOTコマンドには、REPLY コマンドが必要です。EXPORT コマンドはコンテナの表示のプロパティも返します。
UPLOAD
会議室やフォルダにファイルをアップロードします。NEW コマンドとこのUPLOAD コマンドの両方を組み合わせなければなりません。パスの要素はコロンで区切ってください。PATHCHAR コマンドでデフォルトのパス文字を変更することができます。
文法
UPLOAD path filename +b
パラメータ
path    管理者のデスクトップからの、コンテナの位置です。
DESKTOP userID path     ユーザのデスクトップからのコンテナの位置です。
filename        拡張子を含むファイル名です。
+b      FCNS\Server\Batchフォルダ内のファイルをアップロードします。
コマンド例
staff setting.fcという名前のファイルをメッセージに添付し、下記のように入力するとアップロードされたファイルが作成されます。
NEW "General Conferences:employee lounge" "staff settings.fc" "" FCF 17044 -1 -1
UPLOAD "General Conferences:employee lounge:staff settings.fc" "staff settings.fc"
関連するコマンド
UPDATEコマンドでFirstClassの設定ファイルをマージすることができます。
WRITE
バッチコマンドの返信として管理者のメールボックスに返したいテキストを指定します。
文法
WRITE +ct text
パラメータ
+c              省略可能。テキストをサーバコンソールに出力します。
+t              省略可能。タイムスタンプを出力します。
text    最大250文字
コマンド例
REPLYNEW コマンドを使用して会議室を作る場合、FirstClassは会議室が正しく作成されなかったときにのみ返信を返します。しかし、スクリプトが完了したことを知らせるメッセージを受け取ることもできます。これを行うには下記のように入力してください。
REPLY
NEW "General Conferences:Employee Lounge" "" CONFERENCE 13107 10 10
WRITE Command completed.
複雑な条件のスクリプトを書く前に、IFコマンドが予期した結果を返すことを確認すると役に立つでしょう。
下記のスクリプトは、General Conferences内のEmployee Lounge会議室の存在によってTrueかFalseのどちらかを含むメッセージを返します。
IF OBJECT "General Conferences:Employee Lounge" EXISTS
        WRITE True
ELSE
        WRITE False
ENDIF
この単純なステップはスクリプトをデバッグするときにIFコマンドの誤りを除去するでしょう。この例では、Falseが返された場合には文法や入力誤りを探してください。



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