貼り付け画像について
オブジェクトには、本文に直接貼り付けられた画像ファイルが含まれる場合があります。貼り付けられた画像のファイル形式にFirstClassが対応している場合は、そのファイルの内容が表示されますが、対応していない場合はプレースホルダが表示されます。
注意
テキストファイルや音声など、他の種類のファイルを貼り付けることもできます。画像を貼り付けた場合と同様、ファイルの内容を表示できなければ、これらのファイルはプレースホルダとして表示されます。
貼り付け画像がある場合にその詳細を見るには、画像またはプレースホルダのツールチップを表示してください。
貼り付け画像の非表示
FirstClassを最初にインストールしたときの状態では、貼り付け画像はデフォルトで表示されます。画像を含むオブジェクトを開く時間を短縮したい場合は、これらの画像をデフォルトで非表示にすることができます。画像を非表示にすると、画像はプレースホルダとして表示されます。
貼り付け画像を非表示にするには、本文表示の基本設定で[常に画像を表示する]のチェックをはずします。
非表示画像の表示
オブジェクト内で非表示になっているすべての貼り付け画像を表示するには、[表示]>[画像の表示]を選択します。
特定の貼り付け画像を表示、またはFirstClassで表示できないその他すべての貼り付けファイルを表示するには、プレースホルダからショートカットメニューを開き、[開く]を選択します。FirstClassがそのファイルの形式に対応していない場合、ファイルに関連付けられているアプリケーションを使用してコンピュータ上でファイルを開きます。たとえば、CorelDRAWをインストールしていればCDRファイルを開くことができます。
注意
次回このオブジェクトを開いたときには、画像は再び非表示になります。
画像ビューアで画像を開く
FirstClassでは、貼り付け画像を個別の画像ビューアで表示できます。これを行うには、画像をダブルクリックします。
注意
プレースホルダをダブルクリックして、貼り付けられたファイルがコンピュータ上の他のアプリケーションで表示できる場合、ファイルは自動的にそのアプリケーションで開かれます。また、ユーザが編集できるオブジェクト内の貼り付け画像をダブルクリックすると、[画像の書式設定]フォームが開きます。画像ビューアを開くには、[開く]をクリックします。
画像ビューアでは、ファイルの表示、印刷、および保存の方法を制御できます。十分な領域があれば、画像は元のサイズで表示されます。
表示を回転させるには、[表示]>[画像ビューア]>[左に90度回転]または[右に90度回転]を選択します。
表示サイズを変更するには、[表示]>[画像ビューア]を選択し、適切なメニューコマンドを選択します。また、[拡大ツールを使用]ボタンをクリックし、続いて画像をクリックすると、表示を拡大できます。表示を元のサイズに戻すには、[拡大ツールを使用]機能が有効な間に、Ctrl(Windows、Linux)、またはOption(Mac OS、Mac OS X)を押しながらクリックします。
簡単な方法
[画像ビューア]>[ウィンドウのサイズに合わせる]が選択されている場合、画像ビューアのサイズを変更すると、それに合わせて表示が拡大または縮小されます。
画像ビューアよりも大きな画像の各部分を表示するには、[手のひらツールを使用]ボタンをクリックし、続いて画像をドラッグして隠されている部分を表示します。
クリップボードにコピーする画像の領域を選択するには、[選択ツールを使用]ボタンをクリックし、選択する領域を左上隅から右下隅にクリック&ドラッグします。領域の右下隅に届いたら、カーソルを離します。選択された領域は、点滅線に囲まれて表示されます。画像全体を選択するには、[編集]>[すべて選択]を選択します。
ファイルを印刷するには、[ファイル]>[印刷]を選択するか、またはツールバーの[印刷]ボタンをクリックします。[ファイル]>[印刷]を選択した場合は、[印刷レイアウト]フォームが開き、ファイルの印刷方法を指定できます。
注意
[ファイル]>[印刷]を選択して[印刷レイアウト]フォームを開いた場合、このフォームで行った変更はデフォルト設定として保存されません。
貼り付け画像ファイルの保存
貼り付け画像ファイルをコンピュータに保存するには、以下の操作を行います。
1 画像をクリックします。
2 [ファイル]>[添付ファイルの保存]を選択します。
3 ファイルを保存するフォルダを選択します。
ファイルは、貼り付けられたときの形式で保存されます。
画像の貼り付け
画像を本文に貼り付けるには、次のいずれかの方法を使用します。
・画像または画像ファイルを本文にドラッグします。
・画像をクリップボードにコピーし、[編集]>[貼り付け]または[形式を選択して貼り付け]を選択します。
・本文中で画像を表示する場所をクリックし、[編集]>[挿入]>[ファイルの挿入]を選択します。
画像の貼り付け方法
貼り付け画像のファイル形式は、画像の貼り付け方法によって決まります。
[ファイルの挿入]を選択した場合、画像ファイルの形式は元のファイルと同じ形式になります。
画像をメッセージの本文にドラッグした場合も、画像ファイルの形式は元のファイルと同じ形式になります。
[貼り付け]を選択した場合は、画像ファイルの形式はFirstClassにより決定された最適な形式になります(たとえば、画面ショットはPNGとして貼り付けられ、写真はJPGとして貼り付けられます)。
[形式を選択して貼り付け]を選択した場合、画像ファイルの形式は、画像を貼り付けたときに選択した形式になります。JPGファイルの場合、ファイルの解像度とサイズは、[形式を選択して貼り付け]フォームの[JPEGの画質]で選択した値によって決まります。
画像のプロパティの変更
貼り付け画像では、次のプロパティを変更できます。
・画像の周囲にある空白領域(余白)の幅。
画像だけで1つの段落になっている場合は、段落の間隔を変更することによって、画像の上の間隔を調整することもできます。
・画像の配置(右揃え、左揃え、または画像がテキストのまわりに配置されるようにテキストに揃える)。
・画像のサイズ。
・画像の説明テキスト。
画像のプロパティを変更するには、以下の操作を行います。
1 画像をクリックして選択します。
2 [書式]>[画像の書式設定]を選択します。
簡単な方法
画像をダブルクリックします。
3 [ファイルの書式設定]フォームを更新します。
注意
対応していないファイル形式のプレースホルダでも、プロパティを変更できます。[書式]>[ファイルの書式設定]を選択して[ファイルの書式設定]フォーム(上記の[ファイルの書式設定]と同じフォーム)を開きます。
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