会議室の作成
会議室は、オンライン上でユーザどうしが議論や情報交換を行うことができる場所です。また、ある特定の話題についてのメッセージを投稿し、保管するための共有メールボックス (掲示板) と考えることもできます。
会議室を作成するには、
1 管理者デスクトップの[General Conferences]フォルダを開いてください。
2 [ファイル]>[新規作成]>[新規会議室]を選択してください。
3 作成された新規会議室を選択した状態で、[ファイル]>[プロパティ] (Windows) または[情報を見る] (Macintosh) を選んでください。
4 この会議室の[Info]フォームで、名前など設定してください。
5 [OK]をクリックしてください。
会議室グループの作成
会議室グループを利用すると、ユーザグループが複数のユーザに権限を一括して設定できるのと同様、複数の会議室に権限を一括して設定することができます。[All Conferences]グループという、標準の会議室グループが1あります。[All Users]グループと同様、[All
Conferences]グループを利用して、ほとんどの会議室に適用する標準の権限を設定してください。その後、作成した会議室や各会議室のフォームを利用して、権限を変更してください。
会議室グループを作成するには、
1 管理者デスクトップの[Groups]フォルダを開いてください。
2 [管理]>[追加]>[会議室グループ]を選択してください。
3 [グループ名]欄に、この会議室グループにつけたい名前を入力してください。
そのグループが会議室グループであるとすぐわかるように、会議室グループの名前の最後を「CG」で終わるようにすることをお奨めします。
4 [会議室グループ]フォームを閉じてください。
5 作成した会議室グループを選択した状態で、[ファイル]>[プロパティ] (Windows) または[情報を見る] (Macintosh) を選んでください。
6 その会議室グループが誤って削除されないように、[保護]を有効にしてください。
7 [OK]をクリックしてください。
未読のオブジェクトの自動表示
必ずユーザに読んでもらいたいメッセージを送りたい場合があります。そのために、FirstClassでは、未読のメッセージや未読のメッセージがある会議室を自動で開くよう設定することができます。
この作業を行うには、メッセージがある会議室に対して[有効期間]を設定できる権限と、[送信可]権限を持っていなければなりません。
メッセージを自動的に開くには、
1 メッセージを選択してください。
2 [ファイル]>[プロパティ] (Windows) または[情報を見る] (Macintosh) を選択してください。
3 [自動的に開く]を選択してください。
4 [OK]をクリックしてください。
会議室を自動的に開くには、
1 該当するモデルデスクトップから、会議室のアイコンを削除してください。
2 オリジナルの会議室を選択して、[ファイル]>[プロパティ] (Windows) または[情報を見る] (Macintosh) を選んでください。
3 [自動的に開く]を選択して、[OK]をクリックしてください。
4 会議室のエイリアスを作成して、モデルデスクトップにドラッグしてください。
5 エイリアスを選択して、[ファイル]>[プロパティ] (Windows) または[情報を見る] (Macintosh) を選んでください。
6 [自動的に開く]が選択されていることを確認して、[OK]をクリックしてください。
7 モデルデスクトップを閉じてください。
8 モデリングが完了するまで(Completedと表示されるまで)、お待ちください。
モデルデスクトップに会議室を追加
デフォルトのFirstClassネットワークストアにはあらかじめ設定されたグループがあり、それらのグループはモデルデスクトップをもっています。
あるグループのモデルデスクトップに会議室を追加するには、
1 会議室を追加したいユーザグループをダブルクリックし、[モデルデスクトップ]ボタンをクリックしてください。
2 管理者デスクトップの[General Conferences]フォルダをダブルクリックしてください。
3 追加したい会議室を選択してください。
4 [ツール]>[デスクトップに追加]を選択してください。
その会議室のエイリアスが、管理者デスクトップ上に作成されます。このエイリアスをモデルデスクトップにドラッグし、必要に応じて位置や名前を設定してください。他のオブジェクトが、デスクトップの左側に沿ってすでに配置されていることにご注意ください。
5 モデルデスクトップ上のエイリアスを保護します。[ファイル]>[プロパティ] (Windows) または[情報を見る] (Macintosh) を選択して、[保護]を有効にしてください。これにより、ユーザが自分のデスクトップからこの会議室を削除できないようになります。
6 オプション
ユーザがログインした直後にこの会議室が自動的に開くようにする場合は、[ファイル]>[プロパティ] (Windows) または[情報を見る] (Macintosh) を選択して、[自動的に開く]を有効にしてください。
7 モデルデスクトップを閉じてください。
8 モデリングが完了するまで(Completedと表示されるまで)、お待ちください。
モデリングが完了するまで (Comletedと表示されるまで) 、ログオフしないでください。ログオフすると、そのグループのすべてのユーザに適用されなくなります。モデリングが完了すると、次のメッセージが表示されます。
モデルデスクトップの表示に満足できない場合は、再度モデルデスクトップを開いて編集することができます。ただし、オブジェクトが追加または削除された場合にのみモデリングは行われます。追加・削除以外の変更では、モデリングが行われません。したがって、モデリングが行われるようにするには、新たにオブジェクトを追加して、すぐに削除してください。
モデルデスクトップにさらに会議室を追加するには、この手順を繰り返してください。
モデルデスクトップと複数のユーザグループ
ユーザが複数のユーザグループに所属している場合、そのユーザのデスクトップは、適用されるすべてのモデルデスクトップが組み合わされたものになります。複数のユーザグループを使用して会議室へのアクセスを管理する場合、ユーザのデスクトップ上に置かれるアイコンの位置は、各グループのモデルデスクトップがそれぞれ決定します。したがって、アイコンがたがいに重ならないよう配置してください。
ユーザの会議室への参加
会議室をモデルデスクトップに追加すると、デフォルトではそのグループに所属するすべてのユーザが、その会議室に参加できます。
また、会議室に参加させるユーザを個別に選択することもできます。そのためには、会議室の権限フォームで、参加させるユーザを[参加者一覧]に登録してください。
会議室グループの権限設定
会議室グループに権限を設定するには、
1 権限を設定する会議室グループをダブルクリックしてください。
2 [グループの権限]ボタンをクリックしてください。
3 [会議室の権限]フォームで、権限を設定してください。
[ユーザまたはグループ]の最後に[All Users]グループを登録して、その[レベル]を[すべて禁止]にしておくとよいでしょう。これにより、未登録ユーザがこのシステムにアクセスしても、会議室や会議室内の情報へのアクセスは確実にできないようになります。
あるユーザが自分のホームページ上に会議室のエイリアスを配置してしまうと、そのホームページにアクセスした人は、誰でもその会議室にアクセスできてしまいます。そこで、[All Users]グループに対して[すべて禁止]を設定しておけば、登録ユーザだけがその会議室をクリックして開くことができるようになります。
会議室グループへの会議室の追加
会議室を会議室グループに追加するには、
1 会議室グループに追加したい会議室を選択してください。
2 [ツール]>[権限]を選択してください。
このフォームは、[会議室グループの権限]フォームとほとんど同じですが、異なる点が2つあります。それは、[所属]フィールドと[参加者一覧]フィールドがあることです。
この会議室に所属させたい会議室グループを、[所属]フィールドに入力すると、所属する会議室グループの設定がこの会議室に適用されます。したがって、権限をこれ以上設定する必要がなくなります。
このフィールドに組織単位(OU)を追加して、会議室を組織単位(OU)に所属させることもできます。
会議室の権限の設定
会議室に権限を設定するには、
1 権限を設定したい会議室を選択してください。
2 [ツール]>[権限]を選択してください。
3 [会議室の権限]フォームで、権限を設定してください。
[ユーザまたはグループ]の最後に[All Users]グループを登録して、その[レベル]を[すべて禁止]にしておくとよいでしょう。これにより、未登録ユーザがこのシステムにアクセスしても、会議室や会議室内の情報へのアクセスは確実にできないようになります。
あるユーザが自分のホームページ上に会議室のエイリアスを配置してしまうと、そのホームページにアクセスした人は、誰でもその会議室にアクセスできてしまいます。そこで、[All Users]グループに対して[すべて禁止]を設定しておけば、登録ユーザだけがその会議室をクリックして開くことができるようになります。
会議室のディレクトリ非公開設定
デフォルトでは、すべての会議室が自動的にFirstClassのディレクトリに登録されます。ただし、ディレクトリで会議室が閲覧できたとしても、すべてのユーザがその会議室を開いたり、その会議室にメッセージを送ったりできるわけではありません。ユーザが会議室を見ることができるのは、その会議室に参加を許可されているか、ユーザのモデルデスクトップやユーザがアクセスできる場所(アクセス可能な他の会議室の内部)にその会議室のエイリアスがある場合だけです。また、ディレクトリの閲覧制限でも、あるユーザやあるグループのユーザがディレクトリで見ることのできるアイテムが決められます。ユーザが会議室に参加できるのは、[会議室の権限]フォームの設定でその会議室に参加を許可されている場合だけです。
それでも、FirstClassのディレクトリに絶対に表示させたくない会議室がある場合は、つぎの手順で、そのような会議室がディレクトリに公開されないようにすることができます。
1 [会議室の権限]フォームを開いてください。
2 [ディレクトリ]ボタンをクリックしてください。
3 [一覧にしない]を選択してください。
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