FirstClassコンジットとPalm HotSyncマネージャとの連携
Palm HotSyncマネージャを使うと、さまざまなFirstClassのアプリケーションとPalm/PalmOne Personal Information Management (PIM)のアプリケーション間で情報の移動や更新を行うことができます。
Palm Connected Organizer用のメールコンジットは、同期すると新しい(未読の)メッセージだけを転送して、それらのメッセージを既読にします。また、このコンジットはPalmOneのVersaMailおよびTreoMailには今のところ対応していません。それより前のPalm OS 3およびPalm OS
4用の端末で使用されるPalm用メールアプリケーションだけに対応しています。VersaMailと同期するには、FirstClassインターネットサービスのPOP3かIMAP4をお使いになることをお勧めします。
FirstClassコンタクトの各フィールドのPalmおよびPalmOneへのマッピング
FirstClassとPalm/PalmOneプラットフォームにあるほとんどのフィールドは、以下を除いて1対1でマッピングされます。
Palm Address BookまたはPalmOneコンタクトアプリケーションとの互換性を最適にするために、FirstClassの基本設定で[Palmのコンタクト]または[Palmのアドレスブック]を選択してください。
PalmOneの新しいPIMアプリケーションでの例外
(Contacts、Calendar、Tasks、およびMemos)
・コンタクトの画像は同期されません。
・誕生日のリマインダはFirstClassのコンタクトに保存されますが、機能しません。
・同じ種類のコンタクトのアドレスは1つしか持てません。
アドレスは[ビジネス用]、[個人用]、または[その他]として保存されます。
・電話番号は6つまでしか登録できません。
2つの[自宅の電話]、2つの[勤務先の電話]、1つの[メイン]、1つの[個人の携帯電話]、および1つの[勤務先のFAX]から選択してください。
・PalmおよびPalmOneの予定の長さは、繰り返しを設定しない限り、最大で24時間です。
この時間枠を超えるFirstClassの予定は、Palmではすべて24時間に短縮されます。24時間を越える予定の場合は、予定の繰り返し設定を使用してください
。
・Palmのカレンダーで繰り返し設定されている予定は、FirstClassで対応されないことがあり、その場合はマッピングもされません。
・すべてのメモ容量は最大で32Kです。
・Palm端末では、電子メールアドレスが複数ある場合はセミコロンで区切ってください。また、[address/email]フィールドは1つだけ使用してください。
Palmの旧PIMアプリケーションでの例外
(Address Book, Date Book, To Do List, Mail および Memo Pad)
・[Data Book]で繰り返し設定されている予定は、FirstClassで対応されない場合もあり、その場合マッピングもされません。
・FirstClassでの作業の[完了日]はマッピングされません。
・すべてのメモ容量は最大で4Kです。
・Palm端末では、電子メールアドレスが複数ある場合はセミコロンで区切ってください。また、[address/email]フィールドは1つだけ使用してください。
同期の方法
FirstClassのデスクトップとPalmから情報を双方向に同期することができます。
情報を同期するには、次の操作を行ってください。
1.Palm端末またはFirstClassのデスクトップで新規情報を入力してください。
2.Palm端末をクレードルに置くか、クレードルに接続してください。
HotSyncをインストール済みのWindowsマシンにアクセスできる無線対応のPalm端末があれば、クレードルを使わずに同期を取ることができます。無線による同期ができるようにするには、HotSyncアプリケーションで「ネットワーク」を有効にしなければなりません。
3. クレードルかPalm端末のデスクトップ上にある[Hotsync]アイコンを押してください。
同期が終わると、Palm端末のオブジェクトとFirstClassのデスクトップのオブジェクトに、同じ情報が反映されます。[メモ]フォルダがFirstClassのデスクトップに自動作成されることにご注意ください。
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