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要求タグ


このタグは、現在の要求に関する情報を出力します。出力データには、要求を行っているブラウザの種類、設定言語、URL要求とそのパラメータ、要求が処理されている時間などの情報が含まれます。要求に応じて常に表示が行われるため、これらのタグはすべてのインターネットサービススクリプトのパースファイルでいつでも利用できます。

X-FC-BROWSER
ユーザのブラウザに関する情報にアクセスします。

構文
_<X-FC-BROWSER>
ブラウザの完全なuser-agentヘッダを出力します。正確な内容と書式はブラウザによって異なります。

_<X-FC-BROWSER NAME>
ブラウザの名前を出力します。

_<X-FC-BROWSER NAME.Name>
ブラウザの名前がNameと一致する場合は1を返し、一致しない場合は0を返します。比較では大文字と小文字は区別されません。

_<X-FC-BROWSER OS>
        ブラウザが実行されているOSの名前を出力します。

_<X-FC-BROWSER OS.Os>
ブラウザが実行されているOSの名前がOsで始まる場合は1を返します。比較では大文字と小文字は区別されません。

_<X-FC-BROWSER Version>
        ブラウザのバージョンを出力します。

引数
NAME    ブラウザの名前を返します。
OS      ブラウザが実行されているOSを返します。
VERSION ブラウザのバージョンを返します。


X-FC-OBJPATH
ユーザの現在の要求URLを、FirstClass Java Chatアプリケーションで使用するのに適した形式で出力します。

構文
<X-FC-OBJPATH>


X-FC-OBJURL
現在のユーザの要求を出力します。
デフォルトでは、ユーザが要求するURLは変更されません。

構文
<X-FC-OBJURL[Index][SLASH|NOSLASH][HEX][BASE][ABSOLUTE]>

引数
Index   このスイッチを有効にすると、現在のオブジェクトでIndex番目に上位のパスをタグが出力します。インデックス0はホームページ(未承認の場合)またはデスクトップ(承認済みの場合)を表します。現在の上位オブジェクト数は、<X-FC-OBJPATH COUNT>を使って調べることができます。
SLASH   このスイッチを指定すると、URLの末尾にスラッシュが1つ付きます。通常時のスラッシュの有無には関係ありません。これは、作成しているテンプレートがコンテナに使用されるかどうか不明な場合に、一部のブラウザで正しく解釈されない可能性のある二重スラッシュを避けるのに有効です。
NOSLASH このスイッチを指定すると、URLの末尾のスラッシュがすべて削除されます。通常時のスラッシュの有無には関係ありません。SLASHと同様の目的に有効です。
HEX     このスイッチを指定すると、出力されるURLで「特定のアイテム」のURL要素がメッセージIDに相当する値に置き換えられます。例えば、「"/Open-Item/Mailbox/」要素が「F12345678」に置き換えられます。
BASE    このスイッチを指定すると、編集可能なドキュメントのFormEditやディレクトリ検索のLookupなど、ベースオブジェクトのURLの一部ではないアクションURLフラグメントがすべて削除されます。これは通常、テンプレートの上書きまたはオブジェクトの相対操作を指定する時に有効です。
ABSOLUTE        このスイッチを指定すると、インターネットサービスが完全URL(http://ホスト名)を返します。


X-FC-OBJURL-UP
現在のオブジェクトの親であるフォルダのURLを出力します。
デフォルトでは、現在のオブジェクトの親を示すURLは変更されません。

構文
<X-FC-OBJURL-UP [SLASH|NOSLASH]>

引数
SLASH   このスイッチを指定すると、URLの末尾にスラッシュが1つ付きます。通常時のスラッシュの有無には関係ありません。作成しているテンプレートがコンテナに使用されるかどうか不明な場合に、一部のブラウザで正しく解釈されない可能性のある二重スラッシュを避けるのに有効です。
NOSLASH このスイッチを指定すると、URLの末尾のスラッシュがすべて削除されます。通常時のスラッシュの有無には関係ありません。SLASHと同様の目的に有効です。


X-FC-URL-PARAMETER
現在の要求にある特定のURLパラメータの値にアクセスする時に使用します。
これは特に、URLパラメータ値を後で処理するためにインターネットサービススクリプト変数に割り当てるのに有効です。デフォルトでは、指定されたパラメータの値を出力するか、そのパラメータが存在しない場合は何も出力しませんが、必要に応じて2つのスイッチを利用できます。

構文
<X-FC-URL-PARAMETER ParamName [EXISTS|NUMBER|ESCAPE|LENGTH]>
HTTPでは、URLに任意の数のクエリパラメータ(URLパラメータとも呼ばれます)を含めることができます。これは、ParamName=ParamValueの形式で、アンパサンド「&」によって区切ります。クエリパラメータは、URLの末尾に追加し、疑問符「?」によってURLと区切る必要があります。例えば、http://www.somesite.com/folder/item?parameter1=value1&parameter2=value2 のようになります。

EXISTS  このスイッチを指定すると、X-FC-URL-PARAMETERタグで、値が出力される代わりに、指定したURLパラメータが存在するかどうかだけが確認されます。現在の要求に存在する場合は1が返され、存在しない場合は0が返されます。
NUMBER  このスイッチを指定すると、X-FC-URL-PARAMETERによって出力される値が数値に変換されます。パラメータの値が数字でない場合、またはパラメータが存在しない場合は、0が出力されます。
ESCAPE  この引数を指定すると、URLがエスケープ処理されます。
LENGTH  この引数を指定すると、パラメータ値の長さを取得します。





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