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関連トピック





標準インタフェース([クラシック]と[拡張])

デフォルトでは、FirstClassは標準のWebインタフェースを表示します。ただし、管理者が標準以外のテンプレートを設定した場合は異なるインタフェースとなります(テンプレートセットの選択を参照)。標準インタフェースには[クラシック]と[拡張]の2種類があり、[サイトの基本設定]フォーム[表示]タブで設定できます。

20070112_164126_0.png 注意

[拡張]インタフェースが表示されるのはInternet Explorerを利用した場合だけです。他のブラウザでは、[クラシック]のインタフェースで表示されます。

[拡張]は、FirstClassクライアントのユーザインタフェースによく似たインタフェースで、アイコンはクライアントと同じ位置に表示され、ウィンドウを分割していた場合はフレームで表示されます。

下図は、[クラシック]インタフェースと[拡張]インタフェースの表示例です。

[クラシック]インタフェース

20070118_220158_0.png

[拡張]インタフェース

20070118_220623_1.png





[モバイル]インタフェース

[モバイル]インタフェースは、ユーザが携帯端末でログインした場合に表示されるインタフェースです。このWebクライアントは簡易なHTMLで記述されており、複雑なグラフィカルインタフェースを利用しないで、リンクとテキストを中心に表示するように作られています。

このモバイル用Webクライアントは、MicrosoftのPocket Internet ExplorerやOperaのPDA向けブラウザに対応しています。

20070112_164126_0.png 注意

また、[モバイル]インタフェースは、(JAWSなどの)視覚障害者用スクリーンリーダに対応するために使用する[スクリーンリーダ]インタフェースによく似たインタフェースです。スクリーンリーダ用インタフェースの使用については、スクリーンリーダのヘルプを参照してください。

下図は、ユーザが携帯端末でログインした時のデスクトップ表示例です。

20070118_221634_2.png





[簡易(Webメール)]インタフェース

[簡易(Webメール)]インタフェースとその機能は、標準のWebインタフェースほど複雑ではありません。基本的な機能だけがあれば十分で、標準テンプレートにある機能を完備する必要がない場合は、この単純なインタフェースを利用するとよいでしょう。[簡易]テンプレートは権限設定による制限を受けるため、ユーザに応じて機能が異なるインタフェースを提供できます。ユーザやユーザグループの権限設定については、ユーザグループの権限についてを参照してください。[管理(Webメール)]インタフェースの利用に関する詳細は、Webmail Helpを参照してください。

ユーザに応じて異なる機能は、以下の通りです。

・メールボックスの閲覧。
・新規メッセージの作成。
・コンタクトとメモの利用。
・フォルダの作成。
・以上の機能+カレンダーと会議室の利用。

第2レベルの機能が有効な場合、ユーザがデスクトップにログインすると下図のようになります。

20070120_195029_0.png

ユーザに会議室を利用させたい場合には、追加の作業が必要になります。まず、ユーザに対して適切な権限を与える必要があります。その上で、管理者デスクトップ上で会議室を作成して、ユーザのモデルデスクトップに置いてください。この会議室をユーザが見られるようにするには、そのユーザのデスクトップに置かなければなりません。

次に、タブに表示させたい会議室名を、[HeaderMatch]ドキュメントに記述しなければなりません。会議室は1つではなく複数設定することも可能です(親会議室内に子会議室を作成できる権限が必要です)。以下に設定例をご紹介します。

[営業部会議室]という名の会議室を作成して、すべてのユーザのデスクトップにすでに配置しているとします。ここでは、[HeaderMatch]ドキュメントの該当部分を設定します。

#[簡易(Webメール)]テンプレートの[会議室]タブで複数または単一の会議室を作成。[会議室]タブを表示させない場合は両方ともコメントアウト。

#*.VAR MULTICONF = <子会議室を持つ会議室名>

*. VAR SINGLECONF = 営業部会議室

20070112_164126_0.png 注意

この構文を適用するには、関連する行の先頭にあるシャープ(#)を削除してください。

複数の会議室を作成したい場合は、[HeaderMatch]ドキュメントを以下のように設定します。

#[簡易(Webメール)]テンプレートの[会議室]タブで複数または単一の会議室を作成。[会議室]タブを表示させない場合は両方ともコメントアウト。

*.VAR MULTICONF = 営業部会議室

#*. VAR SINGLECONF =<>

一度に表示できる[会議室]タブは1つだけです。例えば、以下のような構文を[HeaderMatch]ドキュメントに記述した場合、

*.VAR SINGLECONF = 開発部会議室

*.VAR SINGLECONF = 営業部会議室

[営業部会議室]という名のタブだけが表示され、「開発部会議室」という名のタブは表示されません。インターネットサービスは常に最後の行を使用します。この例では、前に何行記述されているかに関わらず、最終行の「*.VAR SINGLECONF = 営業部会議室」が使用されます。ユーザに複数の会議室を使用させたい場合は、「*.VAR MULTICONF = <子会議室を持つ会議室名>」を使用して、子会議室を追加してください。



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