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ボリュームの診断を行うのは、システムのメンテナンスを行うか、フォルダ構成を検証するためです。利用可能なディスク容量、ログファイルに使用されているディスク容量、消失したフォルダの有無などの情報には、特に注意を払ってください。
[Diagnose Volumes]を選択すると、4つのタブがある画面が表示されます。この4つのタブは、[Overview](診断の結果)、[Detail](診断の詳細)、[Configuration](システム情報)、それに、診断機能をカスタマイズできる[Options](オプション)です。準備ができたら、[Diagnostics]ボタンを押して診断処理を開始してください。
診断処理中に、いつでも[Stop]ボタンをクリックして処理をキャンセルすることができます。このボタンは、診断が行われている間だけ機能します。



[Overview](診断の結果)タブ
このタブでは、画面上部のProgress部分に診断の進捗度が視覚的に表示され、画面下部のSummary部分に診断結果が表示されます。診断結果は、Errors(エラー)、Warnings(警告)、およびFindings(発見)の3つに分類されます。

Errors(エラー)
サーバが間もなく故障すると思われる状態です。すぐに対処しなければ、ネットワークストアやデータが破壊される恐れがあります。
Warnings(警告)

システムのアクティビティによっては、エラーになる可能性がある状態です。すぐに対処する必要はありませんが、放置していると問題がより深刻になる可能性があります。
Findings(発見)

診断したボリュームの状態についての情報です。対処する必要は特にありません。

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エラーまたは警告への対処
エラーか警告が表示されたら、以下の作業を行ってください。
1       [Save As]ボタンで、テキストファイルに診断情報を保存してください
2       ネットワークストア全体のバックアップを取ってください。
3       問題を解決する方法がよくわからない場合は、カスタマーサポートまでご連絡ください。



[Detail](診断の詳細)タブ
このタブでは、診断ツールが発見した詳細情報が表示されます。画面は2つの項目に分かれています。一方には、選択した診断オプションの情報が表示されます。もう一方には、診断時のボリューム状態と、分類結果(「エラー」「警告」または「発見」に分類されたかどうか)の一覧がボリュームごとに表示されます。
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[Configuration](システム情報)タブ
このタブでは、FirstClassサーバとご利用のサーバマシンに関する詳細な設定情報が表示されます。カスタマーサポートにお問い合わせの際は、([Save As]ボタンで)あらかじめこの情報をテキストファイルに保存しておいてください。設定情報は、以下の5つの項目に分かれています。

・使用中のFirstClassツールズのバージョンと、FirstClassツールズの使用メモリ量。
・サーバマシン、およびソフトウェアとハードウェアに関する情報。
・FirstClassサーバ、登録されているユーザ数とセッション数、およびFirstClassサーバのシステム設定情報。
ネットワークストアのServLockファイルが読み取れないか存在しない場合、「Last Server Start(最後のサーバ開始日時)」、「Version(バージョン)」、および「Total Application Memory (アプリケーションメモリの合計)」の各フィールドには何も表示されません。
・インストールされているすべてのライセンス。
・ご利用のシステム上で完全利用もしくは部分利用の状態になっているボリューム。

各項目の詳細、およびボリューム状態の変更方法については、FirstClassサーバのオンラインヘルプを参照してください。
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[Options](オプション)タブ
このタブでは、診断するシステム領域を設定することができます
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次の選択肢があります。

Diagnose primary volume(プライマリボリュームの診断)
このボックスをチェックすると、プライマリボリュームを診断することができます。プライマリボリュームとは、ネットワークストアが最初にインストールされた主ボリュームのことです。
Diagnose secondary volumes(セカンダリボリュームの診断)

このボックスをチェックすると、セカンダリボリュームを診断することができます。ポップアップメニューで、すべてのセカンダリボリュームを診断するか、任意のボリュームを診断するかを選択できます。
Verify internal folders(内部フォルダの検証)

このボックスをチェックすると、FirstClassのネットワークストア内にあるフォルダの存在を検証することができます。消失したフォルダや名前が変更されたフォルダは、FirstClassの動作に影響を及ぼす恐れがあるため、すべてエラーとして報告されます。
Verify external folders(外部フォルダの検証)

このボックスをチェックすると、FirstClassネットワークストアの外部にあるフォルダの存在を検証することができます。開かれたことがある外部フォルダがすべて対象となります。作成されてからFirstClassで開かれたことのないフォルダの存在は検証されません。


初期化に問題があった場合
ネットワークストアが損傷を受けているか、不正にインストールされている場合、FirstClassツールズを開くとすぐに[Detail](診断の詳細)タブの画面が現れ、システムの初期化に関するメッセージが表示されます。
[Diagnose]ボタンをクリックすると、該当する診断結果が[Detail](診断の詳細)タブに表示されます。



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