ユーザがFirstClassサーバにダイヤルアップ接続できるようにするためには、モデムセッションを少なくとも1つ設定する必要があります。モデムセッションによって、管理者はモデムをFirstClassサーバと連動するよう設定することができます。モデムセッションの数は、そのまま利用可能なモデムの数を表します。FirstClassサーバでは、最大5つのモデムセッションに対応しています。
サーバで利用できるリモートセッション数を増したい場合には、弊社か販売店までお問い合わせください。
注意
FirstClassサーバでは、モデムセッション1つに対して、最低100KB のメモリが必要です。
セッションを設定するには、サーバに接続された各モデムに対して以下の作業を行ってください。
1 モデムとモデムケーブルが、各メーカーの指定する方法によって接続され、正常に動作しているか確認してください。
2 FirstClassクライアントソフトウェアを使用して、モデムのテストを行ってください。 設定対象ではないモデムに接続できることを確認してください。
3 [Configure]>[List Sessions]を選択してください。
4 [Configure]>[New Session]を選択してください。
Windowsでは、以下のプロトコルオプションを選択できます。
・Windows Modem(モデム)
・FirstClass Modem(モデム)
・ISDN(CAPI)アダプタ
Macでは、以下のプロトコルオプションを選択できます。
・Serial(シリアル)
・Comm Toolbox
・Comm Toolbox Serial(シリアル)
選んだプロトコルに応じて、該当する設定フォームが表示されます。
Windows Modem(Windowsモデム)
ユーザが標準のモデム接続でサーバに接続する場合は、これを選択してください。
プロトコルに[Windows Modem]を選ぶと、使用可能なWindows(TAPI)モデムが[Windows(TAPI)Modem to user for connection]に一覧表示されます
使用可能なモデムが表示されない場合は、[Modems Control Panel]ボタンをクリックするとモデム設定ウィザードが起動し、モデムを一覧に追加することができます。モデムの選択後にモデムのプロパティを修正する場合は、[Modem Setup]ボタンをクリックしてください。
セッション番号を入力して、[Save]をクリックしてください。
FirstClass Modem(FirstClassモデム)
non-TAPI (Telephony API)モデムを使用してサーバに接続するユーザがいる場合は、このプロトコルを選択してください。
FirstClassモデムを設定するには、Connection、Cable options、Speed options、Link optionsの情報と、Session ID、Session file nameが必要です。各フィールドの詳細は、「セッション情報の全般設定」のヘルプにある該当のフィールドの説明を参照してください。
ISDN(CAPI)Adapter (ISDN(CAPI)アダプタ)
アダプタを選択してセッション番号を入力し、B1 protocol、B2 protocol、B3 protocol を設定してください。詳細は、ご利用になるISDN(CAPI)アダプタの説明書を参照してください。
Serial Modem(シリアルモデム)
シリアルモデムを設定するには、Connection、Cable options、Speed options、Link options の情報と、Session ID、Session file nameが必要です。各フィールドの詳細は、「セッション情報の全般設定」のヘルプにある該当のフィールドの説明を参照してください。
Comm Toolbox
Session ID、Session file name を入力してください。各フィールドの詳細は、「セッション情報の全般設定」のヘルプにある該当のフィールドの説明を参照してください。
Comm Toolbox Serial
Comm Toolbox Serial を設定するには、Connection、Cable options、Speed options、Link options の情報と、Session ID、Session file name が必要です。各フィールドの詳細は、「セッション情報の全般設定」のヘルプにある該当のフィールドの説明を参照してください。
必要な情報をすべて入力したら、[Save]をクリックしてください。
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