ネットワークセッションは、サーバマシンの性能や搭載メモリ容量によって制限されます必須要件と推奨環境については弊社のWebサイトでご確認ください。
システムを稼働させた後にサーバマシン上で利用できるメモリは、ログインしている全ユーザに等しく割り当てられます。ただし、管理者とゲートウェイは例外で、一般ユーザの4倍のメモリが割り当てられます。
設定する必要のあるネットワークセッション数を判断するには、同時にログオンすると思われるユーザ数に、予想されるFirstClass インターネットセッション数を加えてください。インターネットサービスは、起動時に(インターネットサービスアカウント、SMTP、およびNNTP用に)3つのセッションを使用し、さらに[インターネットの基本設定]フォームの[サービス]タブで設定した数までのセッション数を使用します。
ネットワークセッションの設定
ネットワークセッションを設定するには、以下の作業が必要となります。
・TCP/IPの設定。
・ネットワークセッション数の追加。
注意
インターネットサービスを利用するには、TCP/IPが必要です。TCP/IP がインストールされていないと、インターネットサービスを実行できません。
WindowsマシンでTCP/IPを設定するには、以下の作業を行ってください。
1 サーバマシンにネットワークインタフェースカード(NIC)を取り付け、対応するドライバソフトウェアをインストールしてください。
2 コントロールパネルで[ネットワーク接続]を選択して、このマシンにTCP/IPプロトコルを設定してください。
詳細な方法は、Windowsのマニュアルを参照してください。
Mac OSマシンでTCP/IPを設定するには、以下の作業を行ってください。
1 サーバマシンにネットワークインタフェースカード(NIC)かLocalTalkコネクタが取り付けられていることを確認してください。
2 コントロールパネルを使用してTCP/IPを設定してください。
3 このマシンで使用するネットワーク接続を選択してください。
詳細な方法は、Mac OS Xのマニュアルを参照してください。
ネットワークセッションの追加
ネットワークセッションを追加または変更するには、セッションリストを表示させてから、以下の作業を行ってください。
1 [Configure]>[Network Sessions]を選択してください。
2 設定したいセッション数を[Number of network sessions]に入力してください(有効範囲は、High Capacity ServerライセンスもVLSライセンスもない場合は1〜250、High Capacity Serverライセンスがある場合は1〜5000、VLSライセンスがある場合は1〜20000です)。
3 ネットワークセッションを開始するセッションIDを[Number network sessions starting at]に入力してください(有効範囲は1〜32000です。)。
モデムセッションも設定する場合には、IDを(100などの)大きい数にして、モデムセッションを1から開始すると便利です。こうすると、セッションモニタで2種類のセッションを見分けやすくなります。
図の例では、250個のネットワークセッションを、セッションID100から350の間で設定しています。
4 [OK]をクリックしてください。
設定した内容がセッションリスト画面に反映されます。
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