接続中の全ユーザへの同報メッセージ送信
接続中のユーザすべてに、同報メッセージを送信することができます。同報メッセージは、ユーザのメールボックスに届くのではなく、画面上に自動的に表示されます。同報メッセージの送信は、バックアップの作成を行うためにユーザにログオフを依頼するような場合などに行います。
同報メッセージを送信するには、
1 [管理]>[同報メッセージ]を選択してください。
2 メッセージを入力してください(最大全角50文字)。
3 [送信]ボタンをクリックしてください。
ユーザのログオフ
すべてのユーザ、または選択したユーザをログオフさせることができます。
すべてのユーザのログオフ
1 これはオプションです。
[ツール]>[在席確認]を選んで、現在ログイン中のユーザを確認してください。
2 [管理]>[サーバ管理]>[すべてのユーザのログオフ]を選んでください。
すべてのユーザをログオフすると、自分と副管理者を除く全ユーザがただちにログオフされます。副管理者をログオフする必要がある場合は、その副管理者を選択してログオフしてください。
選択したユーザのログオフ
1 [ツール]>[在席確認]、または[管理]>[セッションモニタ]を選んでください。
2 ログオフするユーザを選択してください。
3 [管理]>[サーバ管理]>[選択したユーザのログオフ]を選んでください。
選択したユーザをログオフすると、そのユーザはただちにログオフされます。この方法で、自分と副管理者をログオフさせることができます。
ログインの無効化
ユーザのログインを一時的に無効にしたい状況が起こることがあります。ログインを無効にする前に、同報メッセージでユーザに警告しておくとよいでしょう。そうすれば、ユーザは実行中の作業を保存することができます。
全ユーザのログインの無効化
この作業を行っても、管理者と副管理者は引き続きログインすることができます。他のユーザは、この逆の作業を行ってすべてのログインを再び有効にするか、サーバを再起動しない限りログインできません。
1 [管理]>[システムプロファイル]を選択してください。
2 [サーバ]タブで[すべてのログインを無効にする]を選択してください。
ユーザグループのログインの無効化
ログインを無効にしたユーザグループのユーザは、[グループ権限]フォームの[機能]タブにある[アクセス方法]で、少なくとも1つのオプションをチェックするまでログインできなくなります。
1 管理者デスクトップの[Groups]フォルダを開いてください。
2 ログインを無効にしたいユーザグループを開いてください。
3 [機能]タブの[アクセス方法]にあるチェックボックスをすべてクリアにしてください。
モデムによるログインの無効化
シャットダウンしているサーバにユーザがモデムで接続を試みても、通常は何の応答も返ってきません。このようなユーザにビジー信号が送られるようにしたい場合、すべてのモデムをオフフック状態にすることができます。これを、モデムのビジーアウトといいます。
1 サーバを終了させてください。
2 FirstClassツールズを起動してください。
FirstClassツールズを起動する方法については、FirstClassツールズのヘルプ([Admin Help]>[サーバの管理]>[FirstClassツールズ])を参照してください。
3 [File]>[Busy Out All Modems]を選択してください。
サーバモデムのリセット
大半のモデムは、電源投入後すぐにFirstClassサーバで利用できるようには設定されていません。FirstClassサーバを起動すると、各モデムにリセットコマンドが送信され、各モデムに正しい設定が行われます。また、ユーザがログオフしたり、何らかの理由でセッションが終了したりした場合にも、FirstClassサーバからリセットコマンドがモデムに送信されます。
モデムの電源を切って再び入れるか、モデムをリセットする場合には、[管理]>[サーバ管理]>[サーバモデムのリセット]を選択して、FirstClassサーバから再びリセットコマンドが送信されるようにしてください。リセットコマンドは、現在接続を試みていないすべてのモデムに送信されます。
サーバがモデムのリセットするために50回試みても「OK」の応答が返ってこない場合には、その問題がメールで管理者に報告されます。
[サーバモデムのリセット]を選択すると、インターネットサービスもいったん切断され、再接続されます。
日常的なシステム管理作業のスケジュール化
FirstClassには、日常的なシステム管理作業をシステム側で定期的に実行する機能が備わっています。しかし、もっと多くの管理作業を毎日、毎週、または毎月実行して、記録・閲覧しておきたいと思われることがあるでしょう。システムイベントカレンダーを利用すれば、多くの管理作業を自動化して、実行したい時に自動的に作業が開始されるように設定することができます。
システムイベントが実行されるとサーバコンソールのログが更新され、SACイベントが開始されたことと、そのイベントを開始したユーザが表示されます。
システムイベントカレンダーは、管理者用デスクトップの[Core Services]フォルダの中にあります。システム管理作業のスケジュール設定に関する詳細は、[システムイベントカレンダー]フォームのヘルプを参照するか、そのフォームがアクティブな状態の時にF1キーを押してください。
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