[作成]フィールドについて
標準のテンプレートには、メッセージやドキュメントなどの新しいオブジェクトをユーザが作成できる[作成]フィールドが備わっています。ユーザはこのフィールドの標準オブジェクト一覧から、作成するオブジェクトを選択します。
このフィールドに新しいフォームを追加するか、デフォルトの内容を完全に置き換えることができます。[作成]フィールドの内容は、メッセージとドキュメントで別々に指定して個別にコマンドを割り当てます。そのため、例えば、メッセージのフォームには追加や置換を行い、ドキュメントのメニュー項目の内容には変更を加えないようにすることができます。
[作成]フィールドへのフォームの追加
1 lang.fcファイルにフォームを追加してください。
2 [Internet Services]フォルダにある[HeaderMatch]ドキュメントを、次のように更新してください。
追加したいメッセージフォームを[作成]フィールドで指定するには、CUSTOMMESSAGESコマンドを使用し、このコマンドに続けてメッセージフォームのIDをセミコロン区切りで入力してください。入力したメッセージフォームは、ここで入力した順序で[作成]フィールドに表示されます。このコマンドは、[作成]フィールドのデフォルトのメッセージフォーム項目より優先して適用されるため、ここで指定したメッセージフォームだけが[作成]フィールドに表示されるようになります。
追加したいドキュメントフォームを[作成]フィールドで指定するには、CUSTOMFORMSコマンドを使用し、このコマンドに続けてドキュメントフォームのIDをセミコロン区切りで入力してください。入力したドキュメントフォームは、メッセージフォーム項目の下に、ここで入力した順序で[作成]フィールドに表示されます。このコマンドは、[作成]フィールドのデフォルトのドキュメントフォーム項目より優先して適用されるため、ここで指定したドキュメントフォームだけが[作成]フィールドに表示されるようになります。
ヒント
デフォルトのフォームのフォームIDを調べるには、FirstClassクライアントでそのフォームを開いて、[ヘルプ]>[このウィンドウについて]を選択してください。ヘルプウィンドウのタイトルバーの左側に表示されている数字がフォームIDです(例えば、標準のメッセージフォームのIDは141です)。
このコマンドを指定しなかった場合は、デフォルトの内容が表示されます。
注意
このコマンドを利用して、[作成]フィールドに表示されているフォームの順序を変えることができます。ただし、メッセージフォームは常にドキュメントフォームより上に表示されることにご注意ください。
複数のテンプレートセットをカスタマイズした時に追加されたフォーム項目の表示順など、[HeaderMatch]ドキュメントとVARコマンドの詳細については、インターネットサービスのヘルプを参照してください。
例
次の例では、[作成]フィールドに3つの標準メッセージフォーム(141、128、および131)とカスタムメッセージフォーム(1050)が表示され、その下に2つの標準ドキュメントフォーム(96と900)とカスタムドキュメントフォーム(2060)が表示されます。
*: VAR CUSTOMMESSAGES=141;128;131;1050
*: VAR CUSTOMFORMS=96;900;2060
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