データベース機能拡張について
FirstClassでデータベース機能拡張を利用すると、サーバに機能を追加することができます。データベース機能拡張によって、FirstClass経由でデータの送受信ができるようになります。通常、データベース機能拡張は、サードパーティ製のデータベースへアクセスするために利用されます。例えば、FirstClassのフォームで検索文字列を入力し、対象のデータベースからこの検索内容に一致した結果を得ることができます。
データベース機能拡張をサーバに追加するには、次のファイルを作成しなければなりません。
・FirstClassデータベースツールキットで作成したデータベース機能拡張コードファイル。
・データベース機能拡張で利用できるカスタムフォームを含む設定ファイル。
大半のデータベース機能拡張は、ステーショナリとして作成されてデータベース機能拡張にバインドされたメインフォームから呼び出されます。フォームの設計によって、データベース機能拡張はこのメインフォームですべての機能が実行される場合と、必要に応じて他のフォームが開かれる場合があります。
メインフォーム作成のヒント
作成するメインフォームのフォーム属性は、[Type]を「フォームステーショナリ」に、[種類]を「データベースクエリ」にしてください。
このフォームをデータベース機能拡張にバインドするには、[宛先]フィールド(フィールドID 9)を使用してください。
すべてのボタンのコマンド番号を0にしてください。
フォーカスされているタブをデータベース機能拡張に伝えるには、タブコントロールのフィールド属性で[内容]タブの「タブフォーカスをサーバに送信」を選択してください。
データベース機能拡張で折りたたみグループの折りたたみや展開を行うには、Set longを呼び出してください。0にすると折りたたまれ、1にすると展開されます。
追加フォーム作成のヒント
作成する追加フォームのフォーム属性は、[Type]を「フォームテンプレート」に、[種類]を「データベースヒットリスト」にしてください。
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