名前検証パラメータ
このパラメータを使用して、オブジェクトの名前と検証を設定します。
Operation=(Add|Delete|Insert[Multi]|Replace[Multi])
実行する名前検証動作の種類を選択します。オプションは次の通りです。
Add:受信者一覧に1人あるいは複数のユーザを明示的に追加します。少なくとも1つのClientIDパラメータかNameパラメータ(下記参照)を含めなければなりません。また、これらのパラメータは、ディレクトリ内の1名のユーザと一意に一致しなければなりません。そうでない場合にはエラーが返されます。複数のユーザを指定すると、パラメータがURL内で表示される順序に従って、それらのユーザが定のインデックスで挿入されます。この動作では、必ず[-100]テンプレートか[-104]テンプレートが出力されます。
Delete:受信者一覧から1人あるいは複数のユーザを明示的に削除します。URLに1つあるいは複数のClinetIDパラメータ(下記参照)が含まれている場合、この動作によって、そのクライアントIDのすべてのインスタンスが対象の受信者一覧から削除されます。含まれていない場合は、指定した受信者一覧から特定のインデックスで名前が削除されます。
Nameパラメータをこの動作で利用しても、定義されません。
この動作では、必ず[-100]テンプレートか[-104]テンプレートが出力されます。
Insert[Multi]:受信者一覧から1人あるいは複数のユーザを明示的に削除します。この動作は、下記のFieldIDパラメータとIndexパラメータに加えて、上記の標準的なディレクトリURLパラメータの使用にも対応しています。
NameパラメータかClinetIDパラメータをこの動作で利用しても、定義されません。
Multi引数はオプションで、一致する名前が1つだけであった場合の出力動作を設定します。Multi引数がない場合、1つだけ一致した名前は対象の受信者一覧に特定のインデックスですぐに挿入され、[-100]テンプレートと[-104]テンプレートだけが出力されます。Multi引数がある場合、1つだけ一致した名前は対象の受信者一覧に自動的には追加されず、標準のディレクトリ一覧に出力されます。これにより、ユーザはこの前を追加するかどうか選択できます。この場合、および複数の名前が一致した場合(Multi引数のあるなしに関わらず)、[-100]、[-101]、1つのエントリが一致した場合の[-102]、一致するエントリがない場合の[-105]、または[-104]テンプレートが出力されます。
Replace[Multi]:機能は上記のInsert[Multi]動作とまったく同じですが、一致した名前を対象の受信者一覧に追加するのではなく、Indexパラメータで指定した名前に置き換える点が異なります。
FieldID=<フィールドID>
名前検証動作を行う受信者一覧を指定します。最も一般的なフィールドIDは次の通りです。
4 [宛先]の一覧
5 [CC]の一覧
14 [BCC]の一覧
19 会議室グループの一覧(権限フォームのみ)
29 権限リスト(権限フォームのみ)
30 参加者一覧リスト(権限フォームのみ)
その他のフィールドIDは、そのフォームの性質に応じて検証の対象とすることができます。特に、ルールのフォームはフィールド 13822または13832を検証の対象にする場合があります。
フィールドIDパラメータが指定されていない場合、名前検証動作は、[宛先]一覧を対象とみなします。ただし、権限フォームでは、権限リストを対象とみなします。
Index=<インデックス>
名前検証動作を行う対象の受信者一覧内で受信者を指定します。指定しない場合、デフォルトは0(リストの先頭名)になります。
ClientID=<クライアントID>
名前検証動作に使用するクライアントIDを指定します。クライアントIDの利用方法は、動作の種類によって異なります(上記のOperationパラメータを参照)。
Name=[(CID<クライアントID>|<検索文字列>)]
名前検証動作に使用する名前または名前の一部を指定します。クライアントIDの利用方法は、動作の種類によって異なります(上記のOperationパラメータを参照)。
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