ファイル操作パラメータ
このパラメータを使用して、単一のFirstClassオブジェクトに対するファイル操作を実行します。オブジェクトの一覧に対してファイル操作を行うには、「.../FileOp」フォームのPOST形式を使用してください。
Delete[=1]
オブジェクトを削除します(ユーザが適切な権限を持っている場合)。インターネットサービスは、「204 No Content」応答を返します。また、[Error 204]テンプレートがあれば、そのテンプレートを返します。
構文の「=1」部分はオプションで、出力結果に対して機能的な影響は与えず、値が含まれないURLパラメータに対応していないブラウザへの対応のために存在しています(初期のWMLブラウザの大半にはこの種の制限があります)。
このパラメータは、あらゆるFirstClassオブジェクトで使用できます。
UnDelete[=1]
オブジェクトの削除を取り消します(ユーザが適切な権限を持っている場合)。インターネットサービスは、「204 No Content」応答を返します。また、[Error 204]テンプレートがあれば、そのテンプレートを返します。
構文の「=1」部分はオプションで、出力結果に対して機能的な影響は与えず、値が含まれないURLパラメータに対応していないブラウザへの対応のために存在しています(初期のWMLブラウザの大半にはこの種の制限があります)。
このパラメータは、あらゆるFirstClassオブジェクトで使用できます。
Send[=1]
メッセージを送信します(そのメッセージの宛先が設定されている場合)。インターネットサービスは、「204 No Content」応答を返します。また、[Error 204]テンプレートがあれば、そのテンプレートを返します。
構文の「=1」部分はオプションで、出力結果に対して機能的な影響は与えず、値が含まれないURLパラメータに対応していないブラウザへの対応のために存在しています(初期のWMLブラウザの大半にはこの種の制限があります)。
このパラメータは、宛先が設定されているFirstClassメッセージに対して使用できます(メッセージに宛先が設定されているかどうかは、X-FC-LIST-ITEMタグのステータス列を使用して調べることができます)。
UnSend[=1]
メッセージの送信を取り消します(そのメッセージの送信済みコピーがある場合)。インターネットサービスは、「204 No Content」応答を返します。また、[Error 204]テンプレートがあれば、そのテンプレートを返します。
構文の「=1」部分はオプションで、出力結果に対して機能的な影響は与えず、値が含まれないURLパラメータに対応していないブラウザへの対応のために存在しています(初期のWMLブラウザの大半にはこの種の制限があります)。
このパラメータは、送信したFirstClassメッセージの送信済みコピーに対して使用できます(メッセージが送信されたかどうかは、X-FC-LIST-ITEMタグのステータス列を使用して調べることができます)。
RunRules=<ルールの種類>
親コンテナ用に定義された特定のルールをオブジェクトに対して実行します。インターネットサービスは、「204 No Content」応答を返します。また、[Error 204]テンプレートがあれば、そのテンプレートを返します。
<ルールの種類>引数は、ルールを実行するのに使用する必要があるルールのトリガーの種類を表す数値です。FirstClass 8.0のサーバで実行できるルールのトリガーは次の通りです。
0 メッセージ受信時
1 メッセージ送信時
3 アイテム削除時
10 手動
このパラメータは、FirstClassのあらゆるリーフオブジェクトで使用できます。
Unread=<-1|0|1>
FirstClassオブジェクトの未読状態を設定します。インターネットサービスは、「204 No Content」応答を返します。また、[Error 204]テンプレートがあれば、そのテンプレートを返します。
引数
-1 選択したオブジェクトに対して未読フラグを明示的に無効にします。
0 選択したオブジェクトの未読フラグを切り替えます。
1 選択したオブジェクトに対して未読フラグを明示的に有効にします。
このパラメータは、あらゆるFirstClassオブジェクトで使用できます。
Approve=<-1|0|1>
FirstClassオブジェクトの承認状態を設定します。インターネットサービスは、「204 No Content」応答を返します。また、[Error 204]テンプレートがあれば、そのテンプレートを返します。
引数
-1 選択したオブジェクトを承認します。
0 選択したオブジェクトの承認状態を切り替えます。
1 選択したオブジェクトを未承認にします。
このパラメータは、あらゆるFirstClassオブジェクトで使用できます。
NewName=<名前>
FirstClassオブジェクトの名前を変更します。インターネットサービスは、「204 No Content」応答を返します。また、[Error 204]テンプレートがあれば、そのテンプレートを返します。
<名前>引数は、オブジェクトに付ける新しい名前にする必要があります。
このパラメータは、あらゆるFirstClassオブジェクトで使用できます。
NewSubject=<件名>
FirstClassオブジェクトの件名を変更します。インターネットサービスは、「204 No Content」応答を返します。また、[Error 204]テンプレートがあれば、そのテンプレートを返します。
<件名>引数は、オブジェクトに付ける新しい件名にする必要があります。
このパラメータは、あらゆるFirstClassオブジェクトで使用できます。
NewIcon=<[Marker]アイコンID>
FirstClassオブジェクトのアイコンを変更します。インターネットサービスは、「204 No Content」応答を返します。また、[Error 204]テンプレートがあれば、そのテンプレートを返します。
<アイコンID>引数は、オブジェクトに使用する新しいアイコンを表す数値IDにする必要があります。
このパラメータは、あらゆるFirstClassオブジェクトで使用できます。
NewLocation=<x>_<y>
アイコン表示のFirstClassオブジェクトのアイコン位置を変更します。インターネットサービスは、「204 No Content」応答を返します。また、[Error 204]テンプレートがあれば、そのテンプレートを返します。
<x>引数と<y>引数は、オブジェクトのアイコンの新しい座標を表す数値にする必要があります。(0,0)は、画面の左上角です。
このパラメータは、あらゆるFirstClassオブジェクトで使用できます。
サーバに保存されるアイコン座標によって、アイコン表示モードでアイコンを配置する際にクライアントが使用する位置が定義されます。ただし、この設定によってWebインタフェースに問題が起きることがあります。
大きいアイコン表示
FirstClassクライアントがアイコンの位置を決める方法は、ブラウザがオブジェクトの位置を決める方法と互換性がないのが普通です。クライアントは、アイコンの左上角から右側に24ピクセル、下側に5ピクセルずらした「中心」点を使用して、アイコンの位置を決めます。クライアントは、アイコン名のテキストを、そのテキストの長さに関わらずアイコンの下側に1行で中揃え表示しま。
中揃え表示されたアイコン名をブラウザで表示するには、アイコンとそのテキストを含むテーブルを作成して、画面上でそのテーブルの左上角の位置を絶対位置で決める必要があります。この問題は、テーブル全体の幅がアイコン名の長さによって決まることが原因です。テーブルの幅はアイコンより長くなるのが普通で、その正確な長さはクライアントマシンにインストールさているOS、ブラウザ、およびフォントパッケージによって異なるため、インターネットサービスがその長さを判断できないためです。(Webサーバの動作には該当しない範囲です)。その結果、大きいアイコン表示での水平位置は、正確な位置からやや外れる傾向にあります。
小さいアイコン表示
FirstClassクライアントは、アイコンの左上角の相対位置でアイコンの位置を決め、アイコン名はアイコンの右側に並べて表示されます。これは、ブラウザがオブジェクトの位置を決める方法と似た方法です(少なくともフォントが通常サイズの場合)。したがって、小さいアイコン表示での位置は正しい位置に近くなる傾向にあります。
フォントサイズが大きい場合、クライアントは小さいアイコンの左上角を使用して位置を決め、ブラウザはアイコンとアイコン名を含むテーブルの左上角を使用して位置を決めることから、水平位置が不正確になることがあります。
ListReorder=<-1|1>
コンテナ一覧で並べ替えをしていないオブジェクトの一覧を整理しなおします。主に、メールルールの優先順位を上げるか下げるために使用されます。インターネットサービスは、「204 No Content」応答を返します。また、[Error 204]テンプレートがあれば、そのテンプレートを返します。
引数
-1 リスト内でオブジェクトを1つ上に移動します。
1 リスト内でオブジェクトを1つ下に移動します。
このパラメータはFirstClassのあらゆるオブジェクトで使用できますが、結果が反映されるのは、そのオブジェクトの親コンテナが並べ替えされていない場合だけです。
Complete[=1]
カレンダーの作業の完了状態を切り替えます。
構文の「=1」部分はオプションで、出力結果に対して機能的な影響は与えず、値が含まれないURLパラメータに対応していないブラウザへの対応のために存在しています(初期のWMLブラウザの大半にはこの種の制限があります)。
このパラメータは、カレンダーの作業だけで使用できます。
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