インターネットサービスのマシンでのファイル共有の無効化
インターネットサービスのCIFS/SMBモジュールを起動するには、インターネットサービスのマシン上で実行されている他のファイル共有サーバをあらかじめ無効にしてください。ご利用のOSでファイル共有機能がどのように動作しているかを、あらかじめ理解しておいてください。
サーバのシステム要件についての最新情報は、弊社のWebサイトの製品紹介ページを参照してください。
FirstClassでは、以下のプラットフォームでCIFSを利用することができます。
・Microsoft Windows 2000/2003
・Macintosh OS XおよびLinux
Microsoft Windows 2000/2003の場合
ファイル共有を無効にするには、以下の手順に従ってください。
1 [コントロールパネル]を開いてください。
2 [管理ツール]を開いてください。
3 [コンピュータの管理]を開いてください。
4 左側のペインにある[デバイスマネージャ]を選択してください。
5 [表示]>[非表示のデバイスの表示]を選択してください。
[プラグ アンド プレイではないドライバ]という項目が、新しく右のペインに現れます。
6 [プラグ アンド プレイではないドライバ]のツリーを開いて、[NetBIOS over Tcpip]ドライバをダブルクリックしてください。
7 [全般]タブを選択してください。
8 [デバイスの使用状況]のドロップダウンメニューから[このデバイスを使わない(無効)]を選択してください。
9 マシンを再起動してください。
Macintosh OS XおよびLinuxの場合
この2つのOSでは、ファイル共有サーバが自動で有効になることはありません。Mac OS X(サーバまたはワークステーション)では、ファイル共有は自動的にインストールされますが、デフォルトでは無効になっています。Linuxでは、ファイル共有は自動的にはインストールされず、インストールしてもデフォルトでは無効になっています。どちらのシステムでも、インターネットサービスがCIFSポートにアクセスできるようにするには、ファイル共有を無効にしなければなりません。
Mac OS Xのサーバでファイル共有を無効にするには、以下の手順に従ってください。
[システム環境設定]>[共有]>[サービス]>[Windowsファイル共有]を選択し、[Windowsファイル共有]のチェックボックスをクリアにしてください。
Mac OS Xのワークステーションでファイル共有を無効にするには、以下の手順に従ってください。
[ワークグループマネージャ]>[共有]>[プロトコル]>[Windowsファイル設定]を選択し、[SMBによる共有]チェックボックスをクリアにしてください。
Linuxのサーバでファイル共有を無効にするには、以下の手順に従ってください。
[メインメニュー]>[システム設定]>[サーバ設定]>[Sambaサーバ]を選択し、設定フォームの登録をすべて削除してください。
インターネットサービスのマシン上でのCIFSモジュールの起動
ご利用のOSに合わせてインターネットサービスのマシンの設定を行ったら、CIFSモジュールを起動することができます。このためには、[Basic Internet Setup(インターネットの基本設定)]フォームの[ファイル]タブを開き、[CIFS/SMBを有効にする]を選択してください。
[Webとファイルの詳細設定]フォームの[CIFS]タブで、標準のタイムアウト、ポート番号、セキュリティ関連機能などの詳細オプションを設定することができます。サーバの標準的な権限設定を行って、FirstClassのコンテナとアップロードファイルのセキュリティを確保するようにしてください。
ローカルマシン上でのFirstClassデスクトップのマッピング
ご利用のマシン上でFirstClassデスクトップをマウントする作業は、ネットワークドライブをマッピングするのと同じ要領で行います。
インターネットサービスは、Mac OS XマシンからのCIFS接続は受け付けません。
ご利用のマシンで(マイコンピュータやエクスプローラを利用して)ボリュームかドライブを表示させてください。
マッピングするドライブを選択したら、正しいパスを入力しなければなりません。このパスは、FirstClassのデスクトップがあるインターネットサービスのマシン(あるいは、CIFSプロトコルに対応したインターネットサービスクラスタのマシン)に割り当てられたIPアドレスかドメイン名のパスです。以下に例を示します。
Windows 2000/2003の場合
目的のユーザのFirstClassデスクトップに自分のドライブをマッピングすると、ユーザIDとパスワードを尋ねる画面が現れます。下図はその例です。
ログインに成功すると、デスクトップのオブジェクトがすべてドライブに一覧表示されます。下図はその例です。
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