FirstClassでのFTPの利用
管理者デスクトップの[Internet Services]フォルダにある[FTP]フォルダを使用すると、FirstClassのシステム上にあるファイルをダウンロードできるようになります。
[FTP]フォルダに会議室、フォルダ、ファイルなどを保存して、FTPプロトコルでダウンロードできるようにすることが可能です。
また、(与えられた権限に応じて)ファイルを[FTP]フォルダにアップロードしたり、会議室とフォルダのエイリアスやFirstClassドキュメントを[FTP]フォルダ内に作成したりすることもできます。このフォルダ内のあらゆるアイテムを、登録済みユーザや匿名ユーザ(設定を有効にした場合)が利用したり、FTPクライアント(任意のFTPプログラム)からアクセスしたりすることが可能になります。[Advanced Web & File(Webとファイルの詳細設定)]フォームの[FTP]タブで、アノニマスFTP(匿名FTP)ユーザを許可することもできます。
アップロードしたファイルやドキュメントは、[FTP]フォルダに直接アップロードされたものかエイリアスが作られたものであるかに関わらず、FTPでダウンロードすることができます。会議室のエイリアス内にあるメッセージもダウンロードできますが、そのメッセージの添付ファイルはダウンロードできません。FTPユーザにダウンロードさせたい添付ファイルがあれば、別にアップロードしておく必要があります。
Mac OS Xでは、[FTP]フォルダに保存するファイルはダウンロードに適した形式にしなければいけません。例えば、マルチフォークのMacintoshファイルはFTP転送に対応していないため、BinHex形式かMacBinary形式に変換しておかなければなりません。インターネットサービスが動的にファイル形式を変換することはありません。
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