CGIとISAPIによるインターネットサービスの拡張
スクリプト機能を追加することによって、ご利用のサイトの機能を拡張し、今まで以上に動的な動作が実行できるようにすることが可能です。インターネットサービスは、以下の2種類のスクリプトに対応しています。
どちらの場合も、アプリケーションを作成、実行する(PerlやPHPなどの)スクリプト言語を、あらかじめご利用にマシンにインストールしておかなければなりません。 例えば、ActiveState
PerlFirstClassの最新バージョンをインストールすると、Cドライブのルートに[Perl]ディレクトリが作られ、Perlの実行ファイルへの絶対パスはc:\Perl\bin\perl.exeとなります。
FirstClassでCGIかISAPIのアプリケーションを使用するには、以下の3つの作業を行う必要があります。
・アプリケーションを作成する。
・作成したアプリケーションを、ハードディスク上の適切な場所([cgi-bin]フォルダ)に保存する。
・このアプリケーションへのリンクをWebサイトのHTMLページに記述して、利用できるようにする。
CGIとISAPIスクリプトについての説明は、FirstClassに関連する内容だけです。また、CGIやISAPIでアプリケーションを作成する方法については説明いたしません。
[cgi-bin]フォルダ
CGIスクリプトとISAPIスクリプトを動作させるためには、スクリプトを[cgi-bin]フォルダに保存しなければなりません。[cgi-bin]フォルダは外部フォルダで、インターネットサービスの実行ファイルと同じフォルダ内に置きます。デフォルトでは作成されないため、自分で作らなければ
なりません。スクリプトがたくさんある場合などは、サブフォルダを作成して、スクリプトを種類ごとに分けて保存することもできます。また、2つのスクリプトに同じ名前付ける場合は、その2つを[cgi-bin]フォルダ内の異なるサブフォルダに保存してください。
さらに、インターネットサービスでは、[cgi-win]フォルダを作成し、(Visual
Basicアプリケーションなど)WinCGIプロトコルに準拠した実行ファイルを利用することもできます。[cgi-win]フォルダも外部フォルダであり、デフォルトでは作成されないため、[cgi-bin]フォルダと同じ位置に作成しなければなりません。このフォルダは、管理者デスクトップ上の[Internet Services]フォルダではなく、インターネットサービスを実行しているマシン上に作成するため、そのマシンに物理的に接続しているユーザだけが、実行ファイルの追加、削除を行うことができます。
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