標準的な再構築が失敗した場合は、オプションを選択してもう一度再構築を試みることができます。
警告
この作業を行う前に、まず標準的な再構築を試してください。それでも問題が解決しなかった場合は、必ずディレクトリの復元作業を行ってから、標準的な再構築を再び行うか、この「オプションを利用した再構築」を試してください。オプションを利用した再構築は、標準的な再構築作業で問題が解決しなかった場合に有効ですが、正しく利用しないと問題を引き起こす可能性があります。
1 [File]>[Rebuild User Directory]を選択してください。
2 必要に応じて、以下のオプションを選択してください。
Use alternate index(代替インデックスを使用) |
バックアップの代替インデックスを使用します。リモート名とルートは代替インデックスには含まれません。そのため、このオプションを選択すると、リモート名とルートはディレクトリから削除されます。 このオプションは、ディレクトリの主インデックスが損傷した場合など、再構築が失敗した場合に選択してください。このオプションを選択して再構築が失敗した場合には、代替インデックスも損傷を受けていることになります。その場合は、直近のバックアップからネットワークストアを復元してください。 |
Remove duplicates(重複エントリを削除) |
ディレクトリからすべての重複エントリを削除します。このオプションは、同じ会議室またはユーザに重複エントリがある場合に選択してください。重複エントリは、旧バージョンのサーバソフトウェアを使用していたサーバを切り替えた場合に発生することがあります。このオプションによって、再構築にかかる時間が25%増加します。 |
Check associated files(関連ファイルの検証) |
ディレクトリに登録されているエントリがすべて存在するかどうかをチェックします電源異常などの問題により、ディレクトリの情報とFirstClassのネットワークストアの内容とに間に不整合が起こることがまれにあります。不整合が起こると、存在しないアイテムのエントリがネットワークストアにディレクトリに含まれてしまいます。このオプションは、再構築の際にディレクトリ内のエントリをすべてチェックし、関連ファイルやフォルダが存在することを確認したい場合に選択してください。見つからないファイルやフォルダがあると、そのエントリはディレクトリから削除されます。 |
Prompt on questionable entries (疑わしいエントリごとに処理を確認) |
損傷したエントリが見つかる度に、そのエントリをそのままにするか削除するかを尋ねる画面を表示します。このオプションは、損傷したエントリごとに処理方法を決めたい場合に選択してください。このオプションを選択しなかった場合、FirstClassサーバは損傷したすべてのエントリを自動的に削除します。 |
3 [Rebuild]ボタンをクリックしてください。
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