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 C500
 



システムの利用状況の監視

サーバモニタには、現在実行中のタスクの種類、ハードウェアにかかっている負荷、サーバが最後に再起動されてからの動作状況の一覧など、システムの実行状況に関する情報が表示されます。サーバモニタを見るには、管理者デスクトップにある[Core Services]フォルダを開いてください。また、サーバモニタにはFirstClassのサービスアプリケーションとミラーボリュームに関する情報も表示されます。

セッションモニタには、ログイン中のユーザ名と、そのユーザの動作がリアルタイムに表示されます。セッションモニタを見るには、[管理]>[セッションモニタ]を選ぶか、管理者デスクトップにある[Core Services]フォルダを開いてください。このウィンドウから、ユーザのログオフ、ユーザのデスクトップの表示、ユーザのプロフィール表示などの作業を行うことができま。




セッションモニタ

セッションモニタには、ログイン中のユーザ名と、そのユーザの動作がリアルタイムに表示されます。セッションモニタを見るには、[管理]>[セッションモニタ]を選ぶか、管理者デスクトップ上で[Core Services]、[Session Monitor]の順にダブルクリックしてください。
セッションモニタには、アクティブなセッションが1行ごとに表示されます。

20070112_134958_2.png


説明
20070112_130420_0.png
接続プロトコル−FirstClassサーバへの接続に使用されている接続プロトコルを表すアイコンです。
ID
セッションIDです。詳細は、オンラインヘルプのFirstClassツールズリファレンスを参照してください。
20070112_135723_4.png
接続の種類−接続の種類を表すアイコンです。インターネット接続はすべて、プロトコルを表す文字付きのアイコンで表示されることにご注意ください。詳細は、「接続の種類を表すアイコン」の表をご覧ください。
20070112_130457_2.png
Empty/Full−ユーザが1日あたりの接続時間制限、または非アクティブ状態からログオフまでの時間に達したかどうかを表します。
名前
ユーザのフルネームです。
ユーザID
ユーザのユーザIDです。
最後の動作
このユーザが現在実行している動作です。このフィールドが空白の場合は、このユーザが直近に何の動作もしていないことを表します。
最後に開いたオブジェクト
ユーザが直近に使用したオブジェクトです。
開いているオブジェクト
ユーザが現在開いているすべてのオブジェクトです。


接続の種類を表すアイコン


       20070112_130538_3.png
Mac OS X
       20070112_130650_6.png
Windows
       20070112_130752_7.png
Gateway
      20070112_130905_8.png
Voice Services
       20070112_131132_9.png
Internet Services
       20070112_131155_10.png
Java
       20070112_131353_14.png
HTTP
       20070112_131213_11.png
LDAP
       20070112_131424_17.png
NNTP
       20070112_131247_12.png
FTP
       20070112_131444_18.png
Finger
       20070112_131307_13.png
IMAP4
       20070112_131502_19.png
SMTP





ディスク使用量の統計値

FirstClassは、監査を実行するとディスク使用量のレポートを作成します。このレポートには、各ユーザが使用しているハードディスクの容量が記録されます。ディスク使用量のレポートの名前は、DiskUse.txtです。

20070112_131516_20.png注意
ネットワークストア内の全アイテムに対する監査が終わる前に予定終了時刻が来て)監査が完了しなかった場合には、diskuse.tmpファイルが作られます。このファイルは、監査が再開されてネットワークストア全体の監査が完了するまで使用されます。監査が完了すると、このファイルはdiskuse.txtという名前になります。

ディスク使用量の統計値は、FirstClassかテキストエディタで見ることができます。また、スプレッドシートにインポートすることができます(詳細は表計算ソフトのマニュアルを参照してください)。

このレポートでは、以下の情報が1行につき1ユーザずつ表示されます。
・第1列−ユーザに固有のユーザID
・第2列−ユーザのアカウントが登録されているボリューム名。
・第3列−総容量
パフォーマンス上の理由から、FirstClassはこのフィールドの内容を保持しません。このフィールドはログ解析プログラムなどで下位互換性を保つために残していますが、その値は常に0となります。

・第4列−合計ファイル数
パフォーマンス上の理由から、FirstClassはこのフィールドの内容を保持しません。このフィールドはログ解析プログラムなどで下位互換性を保つために残していますが、その値は常に0となります。

・第5列−合計使用量
ユーザのメールボックスとフォルダ内にある送信メール、受信メール、ドキュメント、アップロードしたファイルの総容量をキロバイト単位で表します。

・第6列−合計使用ファイル数
ユーザのメールボックスとフォルダ内にある送信メール、受信メール、ドキュメント、アップロードしたファイルの合計をファイル数で表します。

・第7列−ユーザ権限
ユーザに与えられている特別な権限です。このフィールドには、以下の権限の中から1つまたは複数が表示されます。

A−管理者(または副管理者)
E−(ユーザ情報の編集
U−(非公開ディレクトリの閲覧
V−ユーザ情報の閲覧
Pは、ユーザアカウントに対して監査が行われていることを表します。


FirstClassでのディスク使用量レポートの閲覧
FirstClassにログインした状態でディスク使用量レポートを閲覧するには、

1   管理者デスクトップの[Reports]フォルダを開いてください。
2   [Statistics Folder]フォルダを開いてください。
3   Shiftキーを押したままDiskUse.txtをダブルクリックしてください。

 
テキストエディタでのディスク使用量レポートの閲覧
FirstClassにログインしないでディスク使用量レポートを閲覧するには、

1   ハードディスク上にある[FCNS]フォルダ(Windows)または[fcns]フォルダ(Mac OS X)を開いてください。
2   [STATS.DIR]フォルダを開いてください。
3   DiskUse.txtファイルを別の場所にコピーしてください。
4   コピーしたDiskUse.txtファイルを開いてください。




ディスクスペースの開放

システムプロファイルで、ご利用のサーバの各ボリュームで必要な最小空きディスク容量を設定できます。あるボリュームの空きディスク容量が、設定した最小空き容量以下になると、サーバはユーザやゲートウェイから送られてくるメッセージの受信をそのボリューム上で拒否します。

その場合は、以下の方法で空き容量を増やすことができます。

DiskUsageレポートを調べて、ディスク容量を大量に消費しているユーザを特定してください。特定したユーザに自分のメールボックスを空にするよう依頼してください。(ユーザグループの[グループ権限]フォームか(ユーザのユーザ情報]フォームで、ディスク使用量制限を設定してください。

・サイズの大きい添付ファイル付きのファイルを探して削除してください(添付ファイルを削除してからファイルを削除してください

・削除したアイテムのすべてのエイリアスも必ず削除してください。あるアイテムによって利用されていたディスクスペースに空きが生まれるのは、そのアイテムのコピーがすべて削除された場合だけです。サイズの大きいファイルを削除しても、送信者のメールボックスと他の全受信者のメールボックスからそのファイルのエイリアスを削除しない限り、ディスクに空きは生まません。[システムプロファイルフォームか投稿の多い会議室の[会議室の権限]フォームで、アイテムの有効期間を短くしてください。

・統計値ファイルとログファイルを削除してください。これらのファイルの削除は、何かの問題が再発した時に原因を調べる場合に備え、バックアップを取ってから行うことをお勧めします。

Mac OS Xでは、統計値ファイルはfcns\stars.dirに、ログファイルはfcns\logfilesに保存されます。
Windowsでは、統計値ファイルはFCNS\STATS.DIRに、ログファイルはFCNS\LOGFILESに保存されます。

空きディスクスペースを増やすには、ファイルの削除後に必ず監査を行ってください。監査は、すぐに行うこともできますし、スケジュール設定した次の監査まで待つこともできます。




ユーザの統計値

FirstClassでは、ユーザを選択して、そのアクティビティの統計値を収集することができます。デフォルトの統計値には、ユーザID、時刻、日付の各フィールドに加え、記録する統計値の種類に固有なフィールドが含まれます。ユーザの統計値ファイルは、yymmddまたはyymmddIという名前になります。yymmddはこのログファイルが作成された日付で、日付の後の「I」はインターネットのユーザの統計値だけに表示されます。このファイルは、毎日午前0時に更新されます。サーバが午前0時の時点で停止している場合は、サーバの再起動時に新しいファイルが作成されます。



ユーザ統計値レポートのカスタマイズ
1 管理者デスクトップの[Reports]フォルダを開いてください。
2 [ログ管理]フォームをダブルクリックしてください。
3 フォーム上部の3つのフィールドを設定してください。
4 ユーザの統計値ファイルに記録したい動作を[記録する情報]欄で選んでください(詳細は[記録する情報]欄のユーザアクティビティを参照してください)。 ご利用のFirstClassシステムで選択した情報の数とアクティビティのレベルによって、統計値ファイルのサイズが決まります。
5 このフォームを閉じて、変更を保存してください。



ユーザの統計値の閲覧
1 ログ管理]フォームの[ログ保存場所のパス]で指定したフォルダを開いてください。
2 閲覧したいファイルを開いてください。 このファイルは、「TextEdit」(Mac OS X)や「メモ帳」(Windows)で開くことができます。



ユーザ統計値ファイルの形式
ユーザ統計値ファイルには、[ログ管理]フォームで指定した情報のフィールドが、区切り文字で区切られて記録されます。

以下は、どのレコードにも共通で使用できるフィールドの種類です。
・動作を行ったユーザのユーザIDUser ID)。
・動作を行った日付dateddmmyy形式。
・動作を行った時刻time)。hh:mm:ss:am|pm形式。
・動作が行われたコンピュータのIPアドレスIP address)。
・ユーザの第一組織単位OU)。
・処理中のファイルまたはフォルダに固有のファイルIDfileID)。
FirstClassは、ファイルIDを使用してボリューム上のファイルやフォルダにアクセスします。

・操作を行ったユーザのクライアントIDclientID)。
FirstClassは、一意のクライアントIDを各ユーザに割り当てます。同じクライアントIDが他のユーザに割り当てられることは絶対にありません。

・処理中のメッセージのメッセージIDmessage ID)。
 FirstClassのすべてのメッセージには、一意のメッセージIDが与えられます。
・処理中のオブジェクト名obj name)。
・処理中のオブジェクトの種類obj type)。
・処理中のオブジェクトの親オブジェクトparent obj)。
 例えば、ある会議室内にあるアイテムの親オブジェクトは、その会議室になります。
・処理中のオブジェクトのファイルサイズ(file size)。バイト単位。
・動作が行われたクライアントマシンのIPアドレス(選択されている場合)。
・動作を行ったユーザの第一組織単位(OU) (選択されている場合)。



[記録する情報]のユーザアクティビティ

レコード名
このレコードが記録される動作
このレコードを記録する情報
レコードの形式
AddUser
[管理]>[ユーザの追加]操作によってユーザが追加された時。
ユーザの追加/削除/変更
date, time, AddUser, user ID, IP address, OU, new user ID, last name, first name, initial, client ID
ApplyModel
ユーザグループのモデルデスクトップが更新され、所属メンバーにモデリングが再び適用された時。
モデルデスクトップ
date, time, ApplyModel, userID, IP address, OU, priv group name
Approve
ユーザがオブジェクトを承認または未承認にした時。
アイテムの承認
date, time, Approve, userID, IP address, OU, approved, conference, messageID, fileID

approvedには、承認状態なら0、未承認j状態なら1が入ります。
Attach
メッセージへのファイル添付が完了した時。
アップロード/ファイル添付
date, time, Attach, userID, IP address, OU, filename, file size, messageID
AutoReg
ユーザが自動登録された時。
セッション(ログイン/ログアウト)
ChangeUser
ユーザ情報が変更された時。
ユーザの追加/削除/変更
date, time, ChangeUser, userID,IP address, OU, changed userID
Close
メッセージ、フォルダ、会議室などのオブジェクトが閉じられた時。
メールボックスを開く、個人のメッセージを開く、フォルダを開く、会議室を開く、会議室のアイテムを開く、テキスト/その他を開く、外部フォルダを開く
date, time, Close, userID, IP address, OU, type, name, parent obj
CommLinkFail
クライアントとサーバ間の接続が切れた時。ログアウトの記録が同時に作られます。この記録を調べて、モデムやTCPの問題を見つけることができます。
モデムキャリアの損失、Commリンクの障害
date, time, CommLinkFail, userID, IP address, OU, session number
ConfCreate
会議室が作成された時。
会議室の作成/削除
date, time, ConfCreate, userID, IP address, OU, parent conference, conference name, fileID
ConfDelete
会議室が作成された時。
会議室の作成/削除
date, time, ConfDelete, userID, IP address, OU, parent conference, conference name, fileID
ConfDelivery
アイテムが会議室に送信された時。
会議室への配信
date, time, ConfDelivery, server, IP address, OU, conference name, from name, subject, messageID

conference nameにはアイテムが投稿された会議室の名前が、from nameには(ゲートウェイから送信されたアイテム用に)そのアイテムが作成したシステム名が入ります。
ConfItemDel
アイテムが会議室から削除された時。
会議室のアイテムの削除
date, time, ConfItemDel, userID, IP address, OU, subject, messageID, fileID
ConfPermissions
ユーザが会議室の権限を表示した時。
会議室の権限の表示、会議室の権限の編集
date, time, ConfPermissions, userID, IP address, OU, obj name, fileID
ConfSubscribe
ユーザが会議室の参加者一覧に追加された時。
会議室への参加
date, time, ConfSubscribe, userID, IP address, OU, obj type, obj name, subscribed user ID
Control
[管理]>[サーバ管理]にあるメニュー項目が選ばれた時。
管理/System Profile/同報
date, time, Control, userID,IP address, OU, control command, success

successには、選ぶことができれば0、アクセス拒否されればError 1030が入ります。
Create
(メッセージ、フォルダ、会議室などの)オブジェクトが作成された時。
メッセージの作成、会議室の作成/削除
date, time, Create, userID, IP address, OU, obj type, parent obj, fileID
DeleteUser
[管理]>[ユーザの削除]操作によって、ユーザアカウントが削除された時。
ユーザの追加/削除/変更
date, time, DeleteUser, userID, IP address, OU, deleted userID
Directory
ユーザがディレクトリを検索した時。
ディレクトリの検索
date, time, Directory, userID, IP address, OU, pattern
Download
メールの添付ファイルではないファイルをユーザが会議室からダウンロードした時。
ダウンロード/添付の保存
date, time, Download, userID,IP address, OU, filename, messageID, fileID
EditPermissions
ユーザが会議室やカレンダーの権限を編集した時。
権限の編集
date, time, EditPermissions, userID, IP address, OU, conference name, fileID
FoldCreate
フォルダが作成された時。
会議室の作成/削除
date, time, FoldCreate, userID, IP address, OU, folder name, fileID
FoldDelete
フォルダが削除された時。
会議室の作成/削除
date, time, FoldDelete, userID, IP address, OU, folder name, fileID
GetInfo
ユーザが[ファイル]>[プロパティ](Windows)または[情報を見る](Mac OS/Mac OS X)を選んでオブジェクトの情報を表示した時。
プロパティ/情報を見る
date, time, GetInfo, userID, IP address, OU, obj name, fileID
History
ユーザがメッセージの履歴を表示した時。
履歴の表示
date, time, History, userID, IP address, OU, subject, messageID, fileID
Login
ユーザがログインした時。
セッション(ログイン/ログアウト)、ゲートウェイ
date, time, Login, userID, IP address, OU, interface, platform, link type, session #, modem speed, client version, protocol, network address

このコマンドでは、

Interfaceには、GUI、CLUI、ゲートウェイのいずれかが入ります。

Platformには、Mac OS、Windows、DOS、VT100のいずれかが入ります。

link typeには、SerialまたはLANが入ります。

client versionには、8000(バージョン8.0の場合)などの数字が入ります。

Protocolには、AppleTalk、IPX、TCP/IP、Localのいずれかが入ります。

Network addressには、以下のいずれかが入ります。

ネットワーク番号.ノード番号.ソケット番号(AppleTalkの場合)(例えば、2.56.235)

ネットワーク番号.ノード番号.ソケット番号(IPXの場合)(例えば、000000D3.00-C2-EE-00-01-34.4032)

IPアドレス(ドット形式、TCP/IPの場合)(例えば、198.133.37.10)
LoginFail
ユーザ化ケーとウェイがログインを試み、不正なパスワードを入力した時
セッション(ログイン/ログアウト)、ゲートウェイ
date, time, LoginFail, userID, IP address, OU, interface, platform, link type, session #, modem speed, client version, protocol, network address
Logout
ユーザのログオフか接続時間切れによって、サーバがセッションを終了した時。
セッション(ログイン/ログアウト)
date, time, Logout, userID, IP address, OU, seconds since login
MsgDelete
ユーザがメールボックスからメッセージを削除した時。
メッセージの削除
date, time, MsgDelete, userID, IP address, OU, subject, messageID, fileID
MsgDelivery
メッセージが配信された時。

Delivery to Mailbox
date, time, MsgDelivery, server, IP address, OU, to, from, subject, messageID
MsgForward
ユーザがメッセージを転送した時。自動転送によってメッセージが転送されても、MsgForwardは記録されません。
メッセージの転送
date, time, MsgForward, userID, IP address, OU, subject, messageID, fileID
MsgReply
ユーザがメッセージに返信した時。自動返信によってメッセージが返信されても、MsgReplyは記録されません。
メッセージの返信
date, time, MsgReply, userID, IP address, OU, subject, messageID, fileID
Open
(メッセージ、フォルダ、会議室などの)オブジェクトが開かれた時。
メールボックスを開く、個人のメッセージを開く、フォルダを開く、会議室を開く、会議室のアイテムを開く、テキスト/その他を開く、外部フォルダを開く
date, time, Open, userID, IP address, OU, obj type, obj name, fileID
OpenDesktop
管理者がユーザのデスクトップを開いた時。
ユーザのデスクトップを開く
date, time, OpenDeskTop, userID, IP address, OU, opened userID
Password
ユーザが自分のパスワードの変更を試みた時。
パスワードの変更
date, time, Password, userID, IP address, OU, success

successには、変更できれば0、アクセス拒否されれば1030、パスワードが間違っていれば1035が入ります。
PrivateChat
ユーザがインスタントメッセージを開始したか、インスタントメッセージに参加した時。
インスタントメッセージ
date, time, PrivateChat, userID, IP address, OU, obj name, fileID
PublicChat
ユーザが公開チャットルームに入った時。
公開チャット
date, time, Open, userID,IP address, OU, chat room name, fileID
R+1sum+1s
ユーザがプロフィールか[ユーザ情報]フォームを見た時。
プロフィールの表示、会議室のプロフィールの表示
date, time, R+1sum+1, userID, IP address, OU, whose r+1sum+1, clientID, type

typeには、プロフィールを見た時は0、[ユーザ情報]フォームを見た時は1が入ります。
SaveAttach
ユーザがメッセージの添付ファイルを保存した時。
ダウンロード/添付の保存
date, time, SaveAttach, userID, IP address, OU, attachment name, file size, messageID
Search
ユーザが検索を実行した時。
検索
date, time, Search, userID, IP address, OU, parent obj, search string, flags, number of hits, duration in seconds

flagsは、[検索]フォームで選択されたチェックボックスを表します。
Upload
メールの添付ファイルではないファイルをユーザが会議室にアップロードした時。
アップロード/ファイル添付
date, time, Upload, userID, IP address, OU, filename, file size, fileID
WhosOnline
ユーザが[ツール]>[在席確認]を選んだ時。
在席確認
date, time, WhosOnline, userID, IP address, OU, search pattern

search patternは常に空になります。




サーバ統計値

サーバ統計情報ファイル(Stats.txt)には、サーバが初めてインストールされてから今までにサーバで行われた全動作の累積集計が記録されます。このファイルは、毎日午前0時に更新されます。サーバが午前0時の時点で停止している場合は、サーバの再起動時に新しいファイルが作成されます。

サーバ統計値は、FirstClassかテキストエディタで見ることができますディスク使用量の統計値を参照してください)。また、スプレッドシートにインポートすることができます(詳細は、表計算ソフトのマニュアルを参照してください)。

サーバ統計値ファイルは、標準のコンマ区切り形式で作成され、以下の情報が記録されます。

・Remote user statistics(リモートユーザの統計値)


Total Logins
ログイン数。
Total Opens
開かれたウィンドウの数。
Total Closes
閉じられたウィンドウの数。
Total Creates
作成されたメッセージとファイルの数。
Total Submits
送信されたメッセージの数。
Total DirSearches
ディレクトリで検索が行われた回数。
Total Timeouts
1日の接続時間制限を越えたために終了したセッション数。
Total Failed UIs
接続失敗によって終了したセッション数。
Bytes Uploaded
サーバにアップロードされた(ファイルと添付ファイルの)バイト数。
Bytes Downloaded
サーバからダウンロードされた(ファイルと添付ファイルの)バイト数。
Total Connect
全ユーザの接続時間の合計。


・Network user statistics(レギュラーユーザの統計値)
レギュラーユーザの統計値で、内容は上述のリモートユーザと同じです。

CLUI statistics(コマンドラインユーザインタフェースの統計値
ターミナル、ターミナルエミュレーション、およびtelnetの統計値で、内容は上述のリモートユーザと同じです。

・Server statistics(サーバ統計値)
サーバの統計値で、以下の内容が記録されます。


Total Deliveries
送信されたメッセージの数。
Recoveries
(停電などからの)サーバの再復帰数。
Users Added
登録されたユーザアカウント数。
Users Deleted
削除されたユーザアカウント数。
Rejected Sessions
すべてのセッションが使用中のためにユーザが接続できなかった回数。

この数値が高い場合は、追加セッションの購入を検討した方がよいでしょう。
Auto-registers
自動登録の回数。
Write Protects
ディスク容量不足やファイル数の超過によって、サーバが書き込み禁止専用モードになった回数。

この数値が高い場合は、ご利用のFirstClassシステムを今より容量の大きいボリュームに移すことを検討してください。




サーバ統計値のリセット
サーバ統計値の数値をリセットするには、Stats.txtファイルを削除してください。



サーバ統計値ファイルの削除
統計値ファイルは定期的に削除して、利用できるディスク容量を確保するようにしてください。ただし、これらのファイルの削除は、解決しない問題の原因を後で調べる際に使用する場合に備えて、バックアップを取ってから行うことをお勧めします。
20070112_131555_22.png注意
サーバ統計値の数値をリセットしたい場合以外は、統計値ファイルを削除しないでください。




日別ログファイル
FirstClass[Marker]は、サーバが稼働している間は毎日、コンソールに出力された動作のログファイルを作成します。ログファイルは、yymmdd.txtという名前になります。yymmddはログファイルが作成された日付です。このファイルは、毎日午前0時に更新されます。サーバが午前0時の時点で停止している場合は、サーバの再起動時に新しいファイルが作成されます。



ログファイルの表示
FirstClassにログイン中にログファイルを開くには、

1     管理者デスクトップの[Reports]フォルダ内にある[Log Files]フォルダを開いてください。
2     見たい日付のログファイルを開いてください。

このログファイルは、「メモ帳」(Windows)や「TextEdit(Mac OS X)で開くことができます。

FirstClassにログインしていない時にログファイルを開くには、
1     [FCNS]フォルダ(Windows)または[fcns]フォルダ(Mac OS X)を開いてください。
2     [LOGFILES]フォルダを開いてください。
3     見たい日付のログファイルを開いてください。

このログファイルは、「メモ帳」(Windows)や「TextEdit(Mac OS X)で開くことができます。



ログファイルの削除
サーバのログファイルは定期的に削除して、利用できるディスク容量を確保するようにしてください。ただし、これらのファイルの削除は、解決しない問題の原因を後で調べる際に使用する場合に備えて、バックアップを取ってから行うことをお勧めします。
20070112_131516_20.png注意
コンソールのログをファイルに記録したくない場合は、サーバコンソールのウィンドウでこのオプションを無効にするか、ハードディスクから[LOGFILES]フォルダを削除してください。ただし、管理者デスクトップにある[Logfiles]フォルダは絶対に削除しないでください。




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