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関連トピック






ユーザグループと組織単位の新規作成
あらかじめ作成されている標準グループ群のグループに加えて、ご利用環境に合わせて独自のユーザグループを作成することができます。
ユーザグループまたは組織単位を新しく作成するには、以下の手順に従ってください。
1       管理者デスクトップの[Groups]フォルダを開いてください。
2       [管理]>[追加]>[ユーザグループ]を選択してください。
3       このユーザグループに付ける名前を[グループ名]フィールドに入力してください。
4       [グループ権限]フォームで権限を設定してください。
または
FirstClassスクリプトのNEWコマンドを使用してください。
20070112_155155_2.png注意
新しく作成するグループはすべて、管理者デスクトップの[Groups]フォルダ内に作成、保存してください。他の場所にグループを作成すると正常に動作しなくなります。また、[Groups]フォルダ内にフォルダを作ってそこにグループを保存しても、正常に動作しなくなります。




ユーザグループと組織単位の削除
ユーザグループまたは組織単位を完全に削除するには、以下の手順に従ってください。
1       [管理]>[ディレクトリの一覧]を選択して、管理者用ディレクトリを開いてください。
2       [表示]を[その他]にしてください。
3       [検索]ボタンをクリックしてください。
4       削除するグループを選択してください。
5       [ディレクトリの一覧]フォームの上部にある[削除]ボタンをクリックしてください。
または
FirstClassスクリプトのDELコマンドを使用してください。
20070112_155126_0.png注意
監査が行われる前であれば、グループの削除を取り消すことができます。
グループの削除を取り消すには、以下の手順に従ってください。
1       [Groups]フォルダを開いてください。
2       [表示]>[削除したアイテムの表示]を選択してください。
3       表示されたアイテムを右クリック(Windows)またはctrl+クリック(Mac OS X)して、[削除の取り消し]を選んでください。




[All Users]グループのデフォルトの権限設定
グループとユーザに権限を設定する前に、まず[All Users]グループでデフォルトの権限を設定してください。[All Users]グループでの設定がデフォルト値となり、他のあらゆるグループの[グループ権限]フォーム上でチェックボックスが「変更なし」の状態(網掛け)になります。
1       [Groups]フォルダで[All Users]グループをダブルクリックしてください。
2       ご利用のシステム全体に適用したいデフォルトの権限を、お使いになる企業や学校のニーズ、方針、あるいはセキュリティ規定に従って、[All Users]の[グループ権限]フォームで設定してください。この設定内容を控えておき、後で参照できるようにしておくとよいでしょう。
20070112_155155_2.png注意
[All Users][All Conferences]または[All Calendars]の各グループで「変更なし」の状態(網掛け)になっているチェックボックスがあれば、そのままにしないでください。すべてのボックスを必ずオン(選択された状態)かオフ(クリアな状態)にしてください。

グループ権限の編集
グループの権限を設定するには、以下の手順に従ってください。
1       権限を設定したいグループをダブルクリックしてください。
2       [グループ権限]フォームで権限を設定してください。

セキュリティを考慮した機能と権限の設定
以下の例は、システムに必要なセキュリティを考慮した機能と権限の設定方法です。  
ユーザに対して、他の内部ユーザへのメール送信は許可する一方、インターネットメールの送受信はできないようにするとします。そのためには、以下の手順に従ってください。
1       ユーザが所属するグループの[グループ権限]フォームの[機能]タブで、[他ユーザへのメール送信]を有効にしてください。
2       ([Gateways & Services]フォルダ内にある)[Internet]ゲートウェイフォームを開いてください。
3       [権限]ボタンをクリックしてください。
4       [対象]フィールドにこのユーザグループ名を入力し、[アクセスレベル]フィールドで[すべて禁止]を選択してください。




権限設定のヒント
[基本設定]タブで[ユーザに自分の基本設定の編集を許可]を有効にすると、そのグループのユーザが自分の基本設定を変更できるようになります。この権限をゲストアカウントに与えないようにすれば、ゲストアカウントを常に同じ状態に保つことができます。
[制限]タブでは、[個人のメールの有効期間][1日あたりの接続時間][非アクティブ状態からログオフまでの時間]および[ディスク使用量制限]について、デフォルト設定を利用するか新たな設定を優先させます。[ディスク使用量制限]以外の制限はすべて、システムプロファイルで設定されています。したがって、[All Users]グループの[グループ権限]フォームでこれらの制限を「デフォルト」に設定した場合は、システムプロファイルの設定が適用されます。あるグループの[グループ権限]フォームで設定を変更すると、その設定内容はシステムプロファイルの設定より優先され、そのグループのユーザすべてに適用されます。
[ディレクトリ]タブでは、システム全体のディレクトリ閲覧制限を設定することができます。デフォルトでは、標準グループ群のどのグループにも閲覧制限は設定されていません。
[Unauthenticated Users]グループのユーザは、Webとファイルの詳細設定]フォームで「認証なしでディレクトリへのアクセスを許可する」が無効になっている限り、ディレクトリを見ることができません。

その他の方法
その他にも、ご利用のシステムでユーザの権限を設定する方法がいくつかあります。
・ユーザグループでは権限設定を全く行わずに、各ユーザの[ユーザ情報]フォームで個別に権限を設定することもできます。
20070112_155126_0.png注意
この方法は非常に時間がかかります。どのような設定変更でも、ユーザグループ全体に対して一括で行うのではなくユーザごとに行うことになります。
・「質問窓口」のような名前のユーザアカウントを作成して、顧客からの質問はそのユーザアカウントで受け付けるようにすることができます。この場合、[他ユーザへのメール送信]権限を顧客に与える必要があります。

小規模なシステムでの設定方法
構築するシステムが非常に小規模で、ユーザグループ(あるいはユーザ)ごとに権限を設定したい場合は、[All Users]グループの[グループ権限]フォームで、すべてのタブの全チェックボックスを空白にしてください。他のグループのフォームで「変更なし」状態(網掛け)になっているチェックボックスのデフォルト設定が、すべて[All Users]フォームで設定したオフの状態になります。
この方法は、[All Users]グループですべてのチェックボックスを有効にしてから、制限したいチェックボックスだけを各グループフォームでクリアにするよりは安全です。ただし、どちらの方法もあまりお勧めできません。このような設定を行うと、すべてのユーザに独自の権限設定が適用されることになるため、FirstClassシステムの監視や管理が非常に難しくなってしまいます。そのため、ご利用のシステムの規模が大きくなるにつれて問題が起こる可能性があります。





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