複製されるオブジェクトは以下の通りです。
複製される情報は以下の通りです。
対応するLDAPコマンド
対応しているLDAPバージョン3のコマンドは以下の通りです。
・ADD
・DELETE
・MODIFY
・SEARCH
CHANGE RDNコマンドには対応していません。外部LDAPサーバがあるエントリのRDNを変更した場合、このコマンドを使用するとスレーブモードで問題が起こることがあります。FirstClassディレクトリサービスは既存のエントリに対してこの変更が行われたことを検知できないため、2つのディレクトリに不整合が起こります。この問題は、以下のいずれかの操作によって解決できます。
・ディレクトリの完全同期を行う。
・外部LDAPサーバ上でRDNの変更を行わない。
その代わりに、そのエントリを削除して、更新済みのRDNで新しいエントリを作成してください。
MODIFY DNコマンド
このコマンドは、ユーザ、コンタクト、および公開メールリスト(リーフノード)だけに対応します。 このコマンドは以下で利用します。
・汎用のLDAPのAPI(ASN.1でエンコードした「Modify DN」コマンド)。ただし、クライアント駆動型でLDAPバージョン3に対応した標準のMODIFY DNコマンドであること。
・ LDIFファイルのインポートと、標準的のLDIFフォーマットでエンコードしたMODIFY DNコマンド。
・ 複製エンジンのスキャニング(Active DirectoryおよびFirstClassディレクトリサービスの汎用LDAP複製エンジン)
複製エンジンのスキャニングでは、MODIF DNコマンドの検出が、correlator属性を使用して行われます。
SEARCHコマンド
SEARCHフィルタには以下の制限事項があります。
・以下のLDAP属性だけが検索可能です。
・commonName
・givenName
・mail
・surname
・uniqueIdentifier
・userid
・FirstClassディレクトリサービスが対応するブジェクトクラスはすべて検索できます。
・要求するリターン属性はFirstClassディレクトリサービスが対応する属性になります。
・APPROXIMATEフィルタとEXTENSIBLEフィルタには対応しません
・数値に対してGTEフィルタとLTEフィルタを使用することはできません。
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