FirstClassディレクトリサービスのログ
FirstClassディレクトリサービスのアクティビティのログは、プレーンテキストファイルとコンソールの両方に記録されます。
ログファイルは、1日につき1つ生成されます。ログファイルは、FirstClassDSフォルダに保存されます。当日のアクティビティはFCDS.LOGファイルに記録されます。このログファイルは、午前0時になると以下のように名前が変更されます。
FCDS_年_月_日_時_分_秒.LOG (日付と時刻はログ取得開始時のもの)
変更後、新しいFCDS.LOGファイルが作成されます。
ログファイルの名前は、FirstClassディレクトリサービスを停止した場合にも変更されます。
ただし、停電などの原因で、午前0時の時点でFirstClassディレクトリサービスが異常終了していた場合には、ログファイルの名前は変更されません。その代わりに、当日のFCDS.LOGファイルだけが残されます。当日のログ情報を保存するには、手動でログファイル名を変更してください。
ログレベルの変更
ログレベルは、FirstClassディレクトリサービスを設定する際に詳細を設定します。このレベル変更はコンソールから行い、選択肢からログレベルを選ぶことができるほか、新しいレベルを作成することも可能です。
FirstClassディレクトリサービスがWindowsのサービスとして実行されている場合は、[Directory Services]フォルダの[ディレクトリモニタ]フォームで、[ログレベル]の各ボタンを使用することもできます。
選択肢にない独自の設定値を取得しないよう設定して、それからログレベルを新たに選択すると、その独自の設定値は失われてしまいます。
トレース情報の記録
問題が発生したためにカスタマーサポート等に問い合わせると、FirstClassディレクトリサービスの特定のアクティビティについてトレース情報を記録するよう求められることがあります。このトレース情報は、ログファイルに追加されます。
トレース情報が記録されるようにするには、以下の手順に従ってください。
1 ログレベルが「デバッグ」になっていることを確認してください。
2 [Log Level]>[Trace Component]を選択し、記録したい1つまたは複数のアクティビティを選択してください。
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