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クラスタサービスの作成

以下の手順に従って、FirstClassの基本的なクラスタサービスを作成してください。

1       管理者デスクトップの[Clustered Services]フォルダを開き、ツールバーの[インターネットサービス用クラスタの新規作成]ボタンをクリックしてください。

2       新規クラスタのゲートウェイ情報を入力して、[OK]ボタンをクリックしてください。

20070118_175211_0.png

20070112_165849_0.png 注意

[ゲートウェイユーザID]に論理的な番号を付けて、テクニカルサポートで必要になった時にゲートウェイを識別できるようにしておくことをお勧めします。例えば、元のインターネットサービスのIDが1000000000であれば、1000000001 または 2000000000を使用してください。また、4000000000、 9000000000、および9000000001のIDは、ディレクトリサービスなど各種サービスに関連したIDなので使用しないでください。

3       作成したいクラスタを[FCDialog]ウィンドウから選択してください(この例では、インターネットサービス用クラスタ)。

[Clustered Services]フォルダ内に、作成した各クラスタのフォルダが作られます。

20070118_180656_2.png

新しく作られたフォルダ名は、ゲートウェイ(サービス)名の後に「Config」の文字が付いた名前になります。この例では、New cluster Configです。このフォルダ内には、元の[Internet Services]フォルダ内にあるのと同じフォルダとフォームが作られています。

20070118_181643_3.png

20070112_165933_5.png 警告

元の[Internet Services]フォルダを管理者のデスクトップから削除したり、他の場所に移動したりしないでください。

4       [インターネットの基本設定]フォームを設定してください。

20070112_165933_5.png 警告

[全般]タブの[インターネットサービスを自動的に開始する]は無効にしてください。クラスタサービスに対してこのオプションを有効にすると、インターネットサービスの複製がいくつも起動してしまいます。

20070118_181911_4.png

新しいサービスを設定が完了したら、管理者デスクトップの[Gateways & Services]フォルダにある[ゲートウェイの設定]フォームで設定を行わなければなりません。

5       作成したサービスの[ゲートウェイの設定]フォームを開いてください。

20070118_193142_1.png

この段階で、このフォームに変更を加えて(例えば、[ゲートウェイ名]の名前を再入力するなど)保存しなければなりません。

20070112_165849_0.png 注意

[メイン]タブの[サービス名(アカウント名)]と[アカウント番号(ユーザID)]は、すでに入力されているはずです。

このフォームをもう1度開くと、下図のようになります。

20070118_193142_1.png

このような3つのタブがあるフォームが表示されれば、新しいクラスタサービスが作成できたことになります。

20070112_165849_0.png 注意

インターネットモニタは、このサービスのアカウント番号にバインドされます。この番号を変更した場合は、FirstClassスクリプトを利用して、インターネットモニタを新しい番号にバインドする必要があります。この作業は、以下のようにPUTコマンドを使用して実行できます。

PUT "<PATH TO CLUSTER>:Internet Services monitor" 1302 0 <NEW SERVICE ACCOUNT NUMBER>

例えば、新しいクラスタのサービスアカウント番号を200000080に変更した場合は、以下のコマンドを使用します。

PUT "Clustered services:New cluster Config:Internet Services monitor" 1302 0 200000080

[ディレクトリ情報]ボタンをクリックして、[ディレクトリ情報]フォームでこのゲートウェイの「パスワード」を設定してください。

20070118_193352_3.png

ゲートウェイのパスワード設定の詳細については、インターネットゲートウェイの設定を参照してください。

新しいクラスタ用ゲートウェイの[ディレクトリ情報]フォームと新しいクラスタの[ゲートウェイの設定]フォームを両方とも閉じて保存してください。

以上の作業を完了したら、新しいクラスタサービスをサーバマシンに接続しなければなりません。

20070112_165849_0.png 注意

[インターネットの基本設定]フォームで入力する情報は、クラスタサービスによって異なる場合があります。したがって、汎用の設定は存在しません(インターネットの基本設定を参照)。





新しいサービスのサーバマシンへの接続

以上の作業が完了したら、新しいクラスタサービスごとに、インターネットサービスの複製を1つインストールしなければなりません。通常のインターネットサービスのインストールと同じ要領でインストールを行ってください(FirstClassのデスクトップにあるヘルプを参照してください)。インストールしたら、サーバマシンにゲートウェイするために新しいサービス設定しなければなりません。

1       (クラスタサービスごとに)INETSVCS.rez設定ファイルをダブルクリックして、以下の項目を入力してください。

・ユーザID。
・クラスタ化するインターネットサービスのパスワード。
[接続設定]フォームの[ドメイン名またはIP]欄に、サーバの名前またはIPアドレス

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2       [設定]ボタンをクリックしてください。

新しいクラスタサービスは、下図のような設定になります。

20070118_193714_5.png

3       [接続設定]フォームを閉じ、この新しい設定ファイルでサーバにログインしてください。

ログインに成功したら、このマシン上でクライアントを閉じてもかまいません。

20070112_165849_0.png 注意

この[ログイン]フォームで使用するパスワードは、サーバマシン上のゲートウェイで使用するパスワードと同じものにしてください。




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