フォームのタブ
このタブを使用して、メールの表示とプロトコルの変更を行います。標準的ではないインターネット設定にしない限り、これらのプロトコルを変更する必要はありません。
[テキストのスタイル]タブ
このタブを使用して、受信されるインターネットメールの表示を変更します。
メッセージのテキスト
メッセージのテキストを表示するフォント、サイズ、スタイル、色です。[フォント]では、フォントを選択するか、利用できるフォント名を入力することができます。
引用テキスト
引用テキストを表示するフォント、サイズ、スタイル、色です。[フォント]では、フォントを選択するか、利用できるフォント名を入力することができます。
HTML形式
HTMLメッセージをFirstClassで配信、表示する方法です。次の選択肢があります。
・デコードして添付する−HTMLメッセージをFirstClassのメッセージ本文中にデコードして表示し、元のHTMLメッセージは添付ファイルにします。
・デコードしてメッセージ本文に入れる−HTMLメッセージをFirstClassのメッセージ本文中にデコードして表示するだけです。
・添付する−HTMLメッセージを添付ファイルにします。
文字セット
システムで使用する文字セットです。
[送信]タブ
このタブを使用して、送信するインターネットメールのエンコード方法を設定します。
MIMEを有効にする
送信する添付ファイルとメッセージ本文をMIMEでエンコードします。このオプションを有効にする場合は、[MIMEを有効にした場合]の各フィールドを設定してください。
添付ファイル
添付ファイルのエンコード方法です。[Base64]を選択することをお奨めします。
Mac OS添付ファイル
リソースフォークを含む添付ファイルのエンコード方法です。[MacMIME]を選択することをお奨めします。
メッセージの本文
メッセージの本文のフォーマット対象です。
・テキスト形式のみ−プレーンテキストのメッセージ本文が対象です。
・HTML形式のみ−HTMLテキストのメッセージ本文が対象です。
・テキスト形式とHTML形式−プレーンテキストとHTMLテキストの両方のメッセージ本文が対象です。
テキスト形式
MIMEを有効にしなかった場合、またはMIMEを有効にしたものの[メッセージの本文]で[テキスト形式のみ]を選んだ場合は、次の内容を設定してください。
・メッセージのテキスト行を折り返す行の長さ。
・メッセージの引用テキストの前に付ける文字。
[SMTP]タブ
このタブを使用して、受信または送信するインターネットメールのSMTPプロトコルを設定します。
SMTPポート
SMTPモジュールがメールを受け取るTCPのポートです。
通常、デフォルトの25番を許可します。SMTP管理者から指示がない限り、このポート番号は変更しないでください。
TLS(SSL)
SMTPプロトコルでのSSL接続とその証明書名を有効にします。[有効にする]を選択した場合は、セキュアなログインと通常のログインの両方が許可されます。[要求する]を選択した場合は、セキュアなログインだけが許可されます。
セキュリティ証明書を作成する方法については、SSL証明書の作成を参照してください。
重要度(低)
[重要度(低)]と判定するメールの最小サイズです。
0以外の値を設定すると、このサイズより大きい、重要度が[高]ではないメッセージは、重要度が[低]のメールとして配信待機状態になります。[インターネットサービスの基本設定(Basic Internet Setup)]フォームの[メール]タブの[最大送信メール数]で指定した数以上の送信メッセージがある場合は、重要度が[高]のメールと[標準]のメッセージが送信された後に、重要度が[低]のメールが送信されます。この数を小さくすると、重要度が[低]と判定されたメッセージは、ピークの時間帯は待機状態となり、ピークが終わってから送信される可能性が高くなります。また、他の重要度のメッセージは、これまで以上に時間通りに送信されるようになります。
配信の試行
転送が失敗した時に再試行するまで待つ時間と、再試行する最大回数を設定します。
大規模なサイトでは、ピークの時間帯に何度も再試行が必要になります。
タイムアウト
次の時間を設定します。
・通常−SMTPサーバからのコマンド、またはSMTPサーバに送信したコマンドへの応答を待つ時間です。この時間を過ぎると接続を切断します。
・グリーティング−SMTPサーバに接続を試みてから最初の応答が返ってくるのを待つ時間です。この時間を過ぎると接続を切断します。
・データ−メッセージの受信中に確認応答またはデータを待つ時間です。この時間を過ぎると接続を切断します。
[POP3]タブ
このタブを使用して、受信するインターネットメールのPOP3プロトコルを設定します。
POP3ポート
POP3クライアントがメールを受信するために接続するTCPのポートです。
通常は、デフォルトの110番を許可します。POP3管理者から指示がない限り、このポートは変更しないでください。
SSL
POP3プロトコルでのSSL接続と、その証明書名、ポート番号(デフォルトは995)を有効にします。[有効にする]を選択した場合は、セキュアなログインと通常のログインの両方が許可されます。[要求する]を選択した場合は、セキュアなログインだけが許可されます。
セキュリティ証明書を作成する方法については、SSL証明書の作成を参照してください。
タイムアウト
次の時間を設定します。
・通常−ユーザのログイン後にPOP3クライアントからのコマンドを待つ時間です。この時間を過ぎると、そのクライアントを切断します。
・認証−クライアントがサーバに接続してから、認証要求を待つ時間です。この時間を過ぎると、そのクライアントを切断します。
[IMAP4]タブ
このタブを使用して、受信するインターネットメールのIMAP4プロトコルを設定します。
IMAP4ポート
IMAP4クライアントがメールを受信するために接続するTCPのポートです。通常は、デフォルトの143番を許可します。IMAP4管理者から指示がない限り、このポートは変更しないでください。
IMAP4タイムアウト
ユーザのログイン後にIMAP4クライアントからのコマンドを待つ時間を秒数で指定します。
SSL
IMAP4プロトコルでのSSL接続と、その証明書名、ポート番号(デフォルトは993)を有効にします。[有効にする]を選択した場合は、セキュアなログインと通常のログインの両方が許可されます。[要求する]を選択した場合は、セキュアなログインだけが許可されます。
セキュリティ証明書を作成する方法については、SSL証明書の作成を参照してください。
[ルーティング]タブ
このタブを使用して、送信メールをルーティングする(宛先サイトに送信する)方法を設定します。
1つのSMTPサーバを経由させる
すべての送信メールを[IPアドレス]に指定したサーバにルーティングします。以降のルーティングはすべてこのサーバ上で行われます。
常時接続ではなく、ダイヤルアップでインターネットに接続する場合は、このオプションを有効にしてください。インターネットサービスが電子メールを直接配信する場合には、有効にする必要はありません。メールを他のサーバにルーティングしてからインターネットに送信する場合にだけ有効にしてください。
IPアドレス
すべてのメールをルーティングするサーバのIPアドレスです。この機能は、[1つのSMTPサーバを経由させる]を選択している場合にだけ有効です。
[制限]タブ
このタブを使用して、受信メールに対する制限を設定します。
最大受信セッション数
受信メールを配信するためのセッション数を制限します。
重要度(低)の最大セッション数
重要度が[低]と判定された受信メールを配信するためのセッション数を制限します。
最大インポートセッション数
他のメールサーバからメールをインポートするためのセッション数を制限します。
[Antivirus]タブ
このタブを使用して、シマンテック社のアンチウィルススキャンエンジンをご利用のシステムで利用するための設定を行います。
シマンテック社AntiVirusスキャンエンジン
受信メールの添付ファイルと送信メールの添付ファイルのスキャンを有効にします。
スキャンエンジンのIP一覧
シマンテックアンチウィルススキャンエンジンがインストールされているマシンのIPアドレスです。複数のIPアドレスを登録するには、コンマ( , )を使用してください。
シマンテックアンチウィルススキャンエンジンは、Windowsの2000以降かLinuxのマシンだけにインストールできます。
ウィルスが受信メッセージから発見された場合の警告文/ウィルスが送信メッセージから発見された場合の不達メッセージ
スキャンエンジンが受信メッセージか送信メッセージの添付ファイルにウィルスを発見した場合に、ユーザに送信されるデフォルトのメッセージです。これらのメッセージは、ニーズに合わせて変更することができます。
文字列「^2」には、発見されたウィルス名が入ります。また、文字列「^1」には、そのウィルスに感染している添付ファイル名が入ります。この2つの文字列は、アンチウィルススキャンエンジンによって自動的に置換されます。
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