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ネットワーク接続の問題
ネットワーク上のサーバに接続できない場合は、次の問題がないか確認してください。
・設定ファイルが正しく設定されていません。
例えば、サーバドメイン名が間違っています。
・適切な.fcpファイルがFirstClassの[FCP]フォルダにありません。
・サーバが動作していません。
・サーバ上のすべてのセッションが使用中です。
サーバが処理する同時接続の数に制限が設定されています。その場合は後で再試行してください。
・ネットワークインタフェースカード(NIC)が正しく設定されていないか、NICまたはケーブルに障害が発生しています。
NICの設定方法については、NICに付属のマニュアルを参照してください。



モデム接続の問題
モデムの設定をテストするには、ターミナルエミュレーション用のツール(Windowsシステム用のWindows ターミナルなど)を使用して他のモデムに接続します。詳細については、モデムに付属のマニュアルを参照してください。
FirstClassによって問題が報告されることがあります。この場合は、FirstClassエラー番号が付いています。管理者に連絡する必要があるときは、この番号を書き留めておいてください。
サーバのモデムから応答がない場合
このエラーは次の原因で発生する可能性があります。
・相手方のモデムがFirstClassシステムに接続されていません。
接続設定情報で、モデムの正しい電話番号および必要な局番を指定していることを確認してください。
・使用しているモデムに、サーバのモデムとの互換性がありません。
この問題は、特に高速または最新式のプロトコルを提供するモデムでよく起こります。接続情報でボーレートを低くしてみてください。
・低品質の電話接続のために回線ノイズが発生しています。
これは長距離電話の場合によく起こります。もう一度呼び出してみてください。
・接続情報を設定したときに、モデムに対して不適切なモデムの種類を指定しました。
・接続タイムアウトレジスタ(S7)の値が短かすぎます。
テキストエディタで使用中のモデムファイル(.mdm)を開き、MLTO値を変更します。この値は、60分の1秒単位です。90秒(MLTO=5400)に設定して再試行してください。指定した値はS7レジスタにマップされます。S7レジスタの詳細については、モデムに付属のマニュアルを参照してください。
ホストがFirstClassサーバとして認識されない場合
このエラーは次の原因で発生する可能性があります。
・2台のモデムはネゴシエーションを完了しましたが、一方のシステムがFirstClassのログイン要求に応答しませんでした。
サーバ設定情報で、モデムの正しい電話番号および必要な局番を指定していることを確認してください。
・ハードウェアハンドシェイクに問題があります(Mac OSのみ)。
ハードウェアハンドシェイクに対応したケーブルを使用していることを確認してください。
接続中に通信が切断される場合
呼び出し中にモデム接続に失敗する場合は、原因の特定が難しいこともあります。考えられる原因としては、次のものがあります。
・低品質の電話接続のために回線ノイズが発生しています。
これは長距離電話の場合によく起こります。もう一度呼び出してみてください。
・スクリーンセーバ、グラフィックアプリケーション、またはファイル圧縮ユーティリティなど、コンピュータ上で動作している他のアプリケーションが、使用可能なシステムリソースを消費しています。
他のアプリケーションを終了して、再試行してください。
・高速モデムとネットワークの両方に接続している場合は、ネットワークパケットがシリアルポートに干渉している可能性があります。
ネットワーク接続を無効にして、再試行してください。
・接続情報を設定したときに指定したボーレートが高すぎます。



接続情報の記録
ユーザは、FirstClassクライアントとサーバ間の接続の状態を示すトレース情報を記録できます。この情報は、ユーザが自力でまたは管理者の助けを借りて問題解決を行う際に使用できます。さまざまな接続イベントのトレース情報がログに記録されます。この情報は、FirstClassクライアントのログファイルにある標準のログ情報に追加されます。
記録するトレース情報の指定
1       [FirstClassログイン]フォームを開きます。
2       トレース情報を記録する接続の種類(Local networkなど)を使用する設定ファイルが、[接続先]で選択されていることを確認します。
        注意
トレース情報は、この接続の種類を使用する設定ファイルごとに記録されます。
3       [設定]をクリックして、[接続設定]フォームを開きます。
[接続方法]の値を参照すると、正しい接続方法を設定していることを確認できます。例えば、モデム接続のトレース情報を記録する場合、[接続方法]フィールドは[MODEM.FCP]でなければなりません。
4       [設定]をクリックします。
5       [接続方法の設定]フォームの[詳細設定]タブをクリックします。
6       [診断トレースのオプション]で、トレース情報が必要なイベントを選択します。
ログの生成
Windows
ログファイルを生成するには、[Windows]フォルダにあるFCIC.iniファイルの[FCSetup]セクションに次の行を追加します。
debug=1
ログファイルの名前はFCIC.logになり、FirstClassのアプリケーションフォルダに置かれます。次回FirstClassを起動したときに、このファイルは.oldの拡張子で保存されます(debug=1がまだ設定されている場合)。複数のログファイルを保存する必要がある場合は、次にFirstClassを起動する前に、それぞれのファイル名を一意な名前に変更してください。
Mac OSおよびMac OS X
ログファイルを生成するには、コマンド+Optionを押しながらFirstClassを起動します。生成されているログのオンラインバージョンであるコンソールウィンドウが表示されます。
ログファイルの名前はFirstClass.logで、FirstClassのアプリケーションフォルダ(Mac OS)または~/Library/FirstClass(Mac OS X)にあります。ログファイルは、ユーザがコマンド+Optionを使用してクライアントを起動するたびに上書きされます。ログ情報を上書きせずに保存するには、次にFirstClassを起動する前にログファイルの名前を変更します。
Linux
ログファイルを生成するには、FirstClassクライアントをターミナルウィンドウから起動し、選択したファイル名と場所にログ情報をリダイレクトします。次の例は、FirstClassを起動し、ログ情報をfcc.logという名前で~/firstclassディレクトリにリダイレクトします。
/opt/firstclass/fcc >~/firstclass/fcc.log &
ログファイルは、ユーザがこのコマンドを使用してクライアントを起動するたびに上書きされます。ログ情報を上書きせずに保存するには、次の方法があります。
・次にFirstClassを起動する前に、ログファイルの名前を変更します。
・リダイレクトコマンドで>の代わりに>>を使用して、ログ情報を既存のファイルに追加します。



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