Advertising banner:
 
 
 L33
Home • Images • jp • OnlineHelp Repository • Pre 8.3JP OnlineHelp • W0 • Client Help • L33
 
81203_43854_21.png



FirstClassについて
FirstClassは使いやすい高度な通信情報システムです。FirstClassを利用すると、次のようなことが可能になります。
・電子メールを送受信する。
・他のユーザが利用できるようにファイルを転送する。
・他のユーザも使用できる共有スペースでメッセージの読み取りや送信を行う。
・オンラインカレンダーを管理し、これにより他のユーザとの会議スケジュールを調整する。
・コンタクトを管理し、ここにアドレスに関する情報を保存する。
・オンライン中の他のユーザとインスタントメッセージセッションを行う。
・使いやすいようにアイテムを整理する。
・WWW(Web)に情報を公開する。



FirstClassのシステム構成
FirstClassのシステムは、サーバとそれに接続するクライアントの2つの部分から構成されます。
サーバ
サーバにはすべてのメッセージとドキュメント、メールボックス、会議室、そしてこれらのアイテムを含んだフォルダ群が保存されます。さらに、サーバに登録されたすべてのユーザに関する情報も保存されます。
組織によってはサーバが複数存在する場合もありますが、その複数のサーバにも接続することできます。各サーバで、そのサーバの管理者から表示の権限が与えられているオブジェクトを表示できます。通常接続するサーバはホームサーバと見なされます。
クライアント
クライアントソフトウェアはお使いのコンピュータで実行します。クライアントソフトウェアはサーバに接続し、FirstClassのオブジェクトの操作を可能にするインタフェース(メニューコマンドなど)を提供します。
次のいずれかのクライアントを使用してサーバに接続できます。
・FirstClassに付属しているスタンドアロンのクライアントソフトウェアで、Windows、Mac OS、Mac OS X、またはLinuxコンピュータにインストールして実行します(このヘルプではこのクライアントの使用を前提にしています)。
・Webブラウザ。
・クライアントソフトウェアと同じようなデザインと機能を持つ、Internet Explorer用のプラグイン。
・携帯端末。
注意
このヘルプドキュメントはサーバに保存されいます。したがって、このサーバに付属するバージョンのクライアントについて、ここでは説明しています。現在実行しているクライアントに関する記述がこのヘルプにない場合は、管理者に連絡して使用中のクライアントのバージョンを確認してください。



FirstClassのオブジェクト
FirstClassにはFirstClassの使用時に操作する基本のオブジェクトがあります。
メッセージ
メッセージとは、FirstClassから送信される電子メールのことです。メッセージは次の方法で送信できます。
・同一のFirstClassサーバ上でローカルに送信する。
・他のFirstClassサーバ、または他のメッセージシステムに接続するゲートウェイ経由で送信する。
・電子メールの受信が可能なユーザにインターネット経由で送信する。
ドキュメント
FirstClassではメッセージと同様にドキュメントを作成できます。メッセージとドキュメントの違いは次のとおりです。
メッセージ:
・電子的なメール配信を目的としているため、ヘッダにアドレス情報を保存するための領域があります。
・通常、送信後には編集できません(ただし、FirstClassではメッセージの送信取り消しが可能です)。
・デフォルトでは一定期間が過ぎると有効期限切れになります(FirstClassでは期限切れのオブジェクトは自動的に削除されます)。
・[名前]欄に、差出人(受信メールの場合)または宛先(送信メールの場合)の名前が自動的に付きます。
ドキュメント:
・他のユーザが見ることができる場所に直接投稿することを目的としているため、メール配信はできません。
・投稿後も編集が可能です。
・デフォルトでは有効期限切れはありません。
・自分で名前を付ける必要があります。
ファイルのアップロード
他のユーザが利用できるように、ワープロファイルや画像ファイルなどのファイルをアップロードすることができます。これらのファイルはメッセージに添付したり、コンテナに直接保存したりできます。
フォルダ
FirstClassフォルダはOSで使い慣れている他のフォルダと同じように機能します。フォルダを作成し、名前を付け、それらのフォルダにメッセージやドキュメントを入れて、作業領域を使いやすいように整理できます。
[マイドキュメント(My Documents)]フォルダは個人用のドキュメントやファイルなどを置く場所です。[マイ共有ドキュメント( My Shared Documents)]は他のユーザと共有するオブジェクトを置く場所です。
管理者は、さらに外部フォルダを作成できます。
会議室
一見するとFirstClassの会議室はフォルダと似ています。会議室は共通のトピックを持つアイテムを1か所に置くという点ではフォルダと同じですが、会議室とフォルダにはいくつかの重要な違いがあります。
フォルダ:
・整理することを主に目的としています。
・アクセス権限を直接設定することはできず、フォルダが保存されるコンテナによってアクセス権限が決まります。
・そのフォルダに移動したメッセージだけを保持することができます。
・閉じられている状態では、未読メールがあるかどうかは表示されません。
会議室:
・主に情報交換のためのオンラインフォーラムとして利用することを目的としています。
・アクセス権限を設定することができます。会議室を表示、操作するためには、特定の権限を与えられる必要があります。
・会議室をメッセージの受信者にすることができます。
・未読メールがある場合はフラグが表示されます。
カレンダー
FirstClassには、会議や、締め切りのある作業など、期限が決まっている用件を記録するオンラインカレンダー機能があります。個人カレンダーの他に、共有カレンダーを使用して、互いに都合がよいときに会議のスケジュールを組むことが可能になります。
コンタクト
メッセージの宛先設定を簡単にするために、コンタクトに個人のアドレスとメールリストを保存できます。各ユーザには[コンタクト(Contacts)]フォルダという個人コンタクトが用意されています。さらに、個人のアドレスとメールリストを共有するための共有コンタクトを作成できます。
インスタントメッセージ
インスタントメッセージとは、現在サーバに接続している他のユーザと、リアルタイムにオンラインで会話を行う機能です。
デスクトップ
FirstClassサーバに接続すると、デスクトップが開きます。デスクトップにはメールボックスと、自分自身または管理者が配置したコンテナがあります。
メールボックス
FirstClassのメールボックスには次のものが保存されます。
・自分宛に送信されたメッセージ。
・自分が送信したすべてのメッセージ。
・作成したが未送信のメッセージ。



FirstClassとともにインストールされるファイルとフォルダ
Windows、Mac OS X、およびLinuxでFirstClassを利用する場合、1台のマシンで複数のユーザが使うことができます。これを行うために、OSの共有アプリケーション領域が利用されます。この領域は、アプリケーションに付属するサポートファイルおよびサポートフォルダが保存される場所です。
自分のコンピュータに管理者以外のユーザでログインして(したがって、共有領域への書き込み権限を持たずに)共有領域にあるFirstClassファイルのいずれかを更新すると、更新したファイルは各個人ユーザ領域内の適切なフォルダに保存されます(他のユーザにとっては、共有領域にあるオリジナルのファイルは変更されないことになります)。それ以降、FirstClassは各ユーザ領域にあるファイルがを使用します。たとえコンピュータ管理者であっても、ファイルを追加すると、そのファイルは各ユーザ領域にある適切なフォルダに追加されます。
ファイルの場所(Windowsの場合)
アプリケーションファイル:Program Files\FirstClass
共有ファイルおよびフォルダ:OSの共有領域にある[FirstClass]フォルダ(例:Documents and Settings\All Users\Application Data\FirstClass)
ユーザ領域:OSのユーザ領域にある[FirstClass]フォルダ(例:\My Documents\FirstClass)
ファイルの場所(Mac OS Xの場合)
アプリケーションファイル:/Applications
共有ファイルおよびフォルダ:/Library/FirstClass
ユーザ領域:/Users/your user space/Library/FirstClass
ファイルの場所(Linuxの場合)
アプリケーションファイル:/opt/FirstClass
共有ファイルおよびフォルダ:/opt/FirstClass
ユーザ領域:~/FirstClass
ファイルの場所(Mac OSの場合)
Mac OS対応のクライアントは、複数ユーザで使用することができません。FirstClassのインストール時に、フォルダがハードディスクに置かれます。このフォルダには、FirstClassのアプリケーションファイルと、他のFirstClassのファイルおよびフォルダが含まれています。
FirstClassのアプリケーションファイルがFirstClassのフォルダと同じフォルダにあることを確かめてください。同じフォルダにないとFirstClassは正常に実行されません。
FirstClassのフォルダ
Download
このフォルダはサーバからダウンロードするファイルを保存するためのデフォルトフォルダです。
Fcctemp
このフォルダには、外部アプリケーションで表示するために一時的にダウンロードされたファイルが保存されます。このフォルダの場所はOSによって異なります。
FCP
このフォルダには、サーバに接続するときに使用する接続ファイル(.fcpファイル)が保存されます。ファイル名は接続の種類を示します。
Images
このフォルダに画像ファイルを保存すると、FirstClassのウィンドウやオブジェクトに背景画像を設定する際に選択することできます。このフォルダにファイルを追加することにより、FirstClassに最初から付属している画像の選択肢を増やすことができます。
Modems
LinuxまたはMac OS Xでは使用できません。
このフォルダには、モデムのためのコマンドファイル(.mdmファイル)が保存されます。ファイル名はモデムを示します。設定作業の際にモデムを選ぶ時に、利用可能なモデム選択のリストにこのフォルダの内容が表示されます。
Plugins
このフォルダには、FirstClassでQuickTimeファイルを表示できるようにするビューアが保存されます。特別なビューアまたはFirstClassの機能を拡張する他のファイルが管理者によって提供された場合は、それらもこのフォルダに保存されます。
Scripts
LinuxまたはMac OS Xでは使用できません。
このフォルダは、サーバに接続するときに必要なモデム接続スクリプトファイル(.fclファイル)を保存する場所です。
Settings
このフォルダには、FirstClassに付属する設定ファイル(Windowsの場合は.fcファイル)と、ユーザが作成した追加ファイルが保存されます。
Tools
このフォルダには、FirstClassに付属する辞書が保存されています。この辞書はFirstClassによるテキストのスペルチェック時に使用されます。



hirosue Shino Web Site