このフォームを使って、コンタクトの基本設定を行い、他のユーザにこのコンタクトへのアクセス権限を設定します。
使用するフォーム
このコンタクトで開くデフォルトのフォームです。[クラシック]は、バージョン8.0より前のFirstClassのユーザになじみのあるフォームです。[Palm]は、Palm? Computing Connected Organizerのユーザになじみのあるフォームです。[Outlook]は、Outlook Expressのユーザになじみのあるフォームです。[デフォルト]を選択すると、管理者がデフォルトとして選択したフォームか、またはユーザが[基本設定]の[表示]でデフォルトフォーム以外のフォームを指定した場合は、そのフォームが使用されます。
サーバ設定の並び順を利用
詳細表示した時に、ユーザの設定ではなく、サーバで設定されたデフォルトの並び順とグループ表示を適用します。このフィールドを選択すると、他のユーザにこの設定が強制されることになるため、通常はこのフィールドは選択しません。
対象
コンタクトへのアクセスレベルを指定する対象ユーザとユーザグループの名前です。[次のユーザ/グループを]に名前を入力し、[次のユーザ/グループの下に]でその名前を表示する位置を選択して、[追加]をクリックします。ユーザとユーザグループを一覧に指定する並び順が重要になります。
名前を削除するには、名前の横にある[削除]アイコンをクリックします。名前の位置を変更するには、表示する位置に名前を追加し、元の名前を削除します。
アクセスレベル
[対象]で入力したユーザとユーザグループごとにアクセスレベルを選択します。
権限
必要に応じて、このアクセスレベルの個別の権限をカスタマイズします。
参加者一覧
コンタクトに直接アクセスする権限を与える対象ユーザの名前。[対象]に登録したユーザでも、参加者に登録しないと、そのユーザはコンタクトを見ることができません。参加者に登録すると、登録されたユーザのデスクトップにこのコンタクトが表示されます。
メッセージの宛先を入力するのと同じ要領で、そのフィールドにユーザ名を入力し、[追加]をクリックします。参加者を削除するには、その参加者の横にある[削除]アイコンをクリックします。
アクセスレベル
アクセスレベルは、個別の権限をあらかじめ組み合わせたものです。アクセスレベルをそのまま使用することも、個別の権限を有効、無効にしてカスタマイズすることもできます。
すべて禁止
コンタクトにアクセスできません。
一覧表示可
コンタクトを開いてコンタクト内の登録アドレスにメッセージを送信できますが、登録アドレスを開いて内容を見ることはできません。
個別表示可
[一覧表示可]のすべての権限に加え、コンタクトの登録アドレスを開くことができますが、そのアドレスの更新や新しいアドレスの追加を行うことはできません。
作成者
[個別表示可]のすべての権限に加え、コンタクトのアドレスを更新および作成できます。
ユーザ設定
選択した個別の権限によって、アクセス権限が定義されます。上記以外のアクセスレベルをカスタマイズすると、自動的に[ユーザ設定]になります。
[対象]フィールドの並び順
ユーザとユーザグループは、意図した権限設定になるよう、正しい並び順で[対象]フィールドに登録する必要があります。使用できるアクセスレベルについてよく理解してから、ユーザとユーザグループを入力する順序を決めてください。
ユーザがコンタクトにアクセスを試みると、FirstClassは[対象]の一覧を上から順にチェックします。最初にそのユーザまたはそのユーザが属しているユーザグループを見つけると、FirstClassはそのアクセスレベルをユーザに対して適用します。したがって、[All Users]グループを一覧の最初に登録し、このグループに[すべて禁止]のアクセスレベルを設定すると、どのユーザもコンタクトにアクセスできなくなります。
個別の権限
[権限]欄のアイコンは、個別の権限を表しています。各アイコンの意味については、ツールチップを参照してください。権限を有効または無効にするには、アイコンの下にあるチェックボックスにチェックを付けるか、またはチェックを外します。
権限の中には、その権限に関連する機能を実行するユーザ権限を管理者が与えている場合にだけ機能するものがあります。ユーザ権限を与えてもユーザがコンタクトで実行できない操作がある場合は、管理者に連絡するようそのユーザに伝えてください。
割り当てることのできる個別の権限は以下のとおりです。
権限の編集
この[権限]フォームを編集できます。[対象]にユーザやユーザグループを追加し、[参加者一覧]にユーザを追加することができます。
主催者
コンタクトには適用されません。
すべてのアイテムの削除
他のユーザが作成したエントリを含め、すべての登録アドレスを削除できます。
アイテムの作成
新しいアドレスを作成して、このコンタクトに保存することができます。
読み取り専用アイテムの編集
コンタクトには適用されません。
アイテムの編集
登録アドレスを編集できます。
ウィンドウと表示のプロパティの保存
コンタクトページを詳細表示にした時の並び順とグループ表示のデフォルト設定を変更できます。この権限を持つユーザは、他のユーザが設定しているコンタクトのデフォルトの詳細表示を変更できるため、この権限を選択する場合は注意が必要です。
アイテムの承認
コンタクトには適用されません。
自分のアイテムの削除
ユーザが自分で追加したアドレスの削除と変更、およびプロパティの変更を行うことができます。
会議室を開く
コンタクトを開くことができます。コンタクト内の登録アドレスを表示することはできますが、そのアドレスを開いて内容を見ることはできません。
アイテムの検索
コンタクトを検索できます。
アイテムを開く
エントリを開いて内容を見ることができます。
子会議室の作成
このコンタクト内にコンテナを作成できます。
ファイルと添付ファイルのダウンロード
登録アドレスに添付されているファイルをダウンロードできます。
権限の表示
この[権限]フォームを表示できます。
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