  FirstClassディレクトリについて
FirstClassディレクトリはサーバに保存されており、メールの宛先として設定できるユーザとオブジェクトに関する情報を保持しています。ユーザは、ディレクトリを開いて、その中のユーザとオブジェクトを一覧表示できます。また、ディレクトリを利用すると、ユーザやオブジェクトの名前を入力するだけでメールの宛先を設定できます。
ディレクトリには、宛先に設定できる次のエントリが保存されています。
・サーバに登録されているすべてのユーザ。
例えば、組織で１台のサーバを所有している場合は、組織内でそのサーバに登録されているすべてのユーザが一覧表示されます。また、ユーザが所属するグループの情報を管理者が設定している場合は、そのグループも表示されます。
・個人アドレスとメールリスト。
この２つはユーザが作成するものです。ユーザは、自分が作成した個人アドレスとメールリストは表示できますが、他のユーザが作成した個人アドレスとメールリストは表示できません。
・サーバに登録されている会議室、ゲートウェイ、およびカレンダー。
注意
管理者はユーザのディレクトリ閲覧を制限できるため、ディレクトリのエントリが一部表示されない場合があります。また、非公開に設定されているエントリはディレクトリに表示されません。太字になっている名前は、現在ログインしているユーザですが、名前が斜体になっているユーザは、インスタントメッセージの招待を受けることができません。
ディレクトリを開く
ディレクトリを開くには、［ツール］＞［ディレクトリ］を選択します。
ディレクトリ一覧の絞り込み
ディレクトリ一覧に表示されるエントリの数を、次の方法で絞り込むことができます。
・特定の種類のエントリだけを表示。
・検索パターンと一致する名前だけを表示。
［ディレクトリ］ウィンドウには、３つの種類に対応する次のチェックボックスがあります。
・［ローカル名］（サーバに登録されているユーザ、および個人アドレスとメールリスト）。
・［リモート名］（サーバにゲートウェイ経由で接続されている他のサーバに登録されているユーザ）。
・［会議室］（カレンダーを含む）。
一覧から特定の種類のエントリをすべて非表示にするには、該当するチェックボックスのチェックを外します。
ある文字と一致する名前だけを表示するには、［検索］欄にその文字を入力します。例えば、姓か名にAkikoという文字が含まれるエントリのみを表示する場合は、arのように入力します。Akiko Kandaというエントリを検索する場合は、名前全体またはak kaのように入力します。
ディレクトリでの操作
ディレクトリでエントリを選択してショートカットメニューを開くと、次の操作を実行できます。
・そのエントリのプロフィールの表示。
・ディレクトリ情報の表示。
ショートカットメニューの［ユーザ情報フォームを開く］を選択します。このコマンドは、ユーザ情報フォームを参照する権限がある場合にだけ表示されます。
・そのエントリのカレンダーの表示。
・そのエントリを宛先にしたメッセージの作成。
・そのエントリをインスタントメッセージに招待。
・エントリの呼び出し。
また、そのエントリの共有ドキュメントを表示することもできます。
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