 カレンダーについて
システム手帳とは違い、他のユーザに自分のFirstClassカレンダーの閲覧と更新を許可できます。これにより、全員が互いに都合のよい時間にミーティングのスケジュールを設定できます。
FirstClassカレンダーの機能は、会議室によく似ていて、管理者が共有カレンダーを作成してユーザにアクセス権を与えたり、ユーザが独自のカレンダーを作成して他のユーザからアクセスさせたりすることができます。
カレンダーの種類
FirstClassでは、次の種類のカレンダーがサポートされています。
・個人カレンダー
これは、ユーザ専用のカレンダーです。自分で作成したカレンダーの権限を更新するのと同様に、個人カレンダーの権限を更新して、個人カレンダーへの他のユーザからのアクセスを制限できます。
・共有カレンダー
特定のグループのユーザが時間や作業を調整するために使用できる共有カレンダーです。
・備品カレンダー
プロジェクタなどの特定の備品を管理する公開カレンダーです。備品カレンダーは、ユーザがカレンダーの予定を作成する際、備品を予約することで更新されます。
・場所カレンダー
会議室などの特定の場所を表す公開カレンダーです。場所カレンダーは、備品カレンダーと同様に更新されます。
カレンダーを開く
個人用カレンダーを開くには、［カレンダー］をクリックします。
他のユーザのカレンダーを開くには、以下の操作を行います。
1 ディレクトリまたは在席確認の一覧でユーザを選択します。
2 ［ユーザのカレンダーを開く］をクリックします。
カレンダーの表示
会議室と同じく、［詳細表示］を使用してカレンダーを表示できます。この表示では、削除したアイテムの表示など、メッセージと同じ操作を実行できます。［詳細表示］へは、［詳細表示］をクリックして移動します。
また、次のような特別なカレンダー表示もあります。
・月表示 - ［月表示］をクリックします。
・週表示 - ［週表示］をクリックします。
・日表示（時間帯を表示。予定のみ。） - ［日表示］をクリックします。
作業および終日の予定は、この表示の上部に表示されます。
［月表示］と［週表示］には、［今日の一覧］があります。ここには、今日行う予定、およびまだ進行中か今日完了する作業が表示されます。
カレンダーの移動
カレンダー上部の日付範囲の前後にある矢印（< と >）をクリックすると、カレンダーのページを進めたり戻したりすることができます。
特定の日付を含むページに移動するには、日付フィールドから目的の日付を選択し、［表示］をクリックします。また、現在の月、週、または日に移動するには、日付フィールドの横の［今日へ移動］をクリックします。
月表示から特定の週の週表示に移動するには、その週の横の三角印をクリックします。
週表示から特定の日の日表示に移動するには、その日付をクリックします。
カレンダー表示のカスタマイズ
次のように、月および週のカレンダー表示をカスタマイズできます。
・週番号を表示する（月表示）
・週が始まる曜日を変更する（月表示と週表示）
カレンダー表示をカスタマイズするには、［基本設定］の［カレンダー］で必要な変更を行います。
リマインダ
カレンダーの予定または作業を作成する時に、リマインダを表示するように設定できます。ログインしている場合、リマインダは指定した時間になると、ツールバーに［リマインダ］ボタンとして表示されます。
リマインダを表示するには、［リマインダ］をクリックします。予定または作業の詳細を表示するには、［リマインダ］フォームで［詳細］をクリックします。このリマインダを再表示するには、［再通知］の横のフィールドにリマインダを再表示する時間を指定し、［再通知］をクリックします。
作成するすべての予定と作業のデフォルトのリマインダ時間を指定するには、［基本設定］の［カレンダー］で［リマインダのデフォルト］を更新します。
ログインしていない場合、リマインダはメールボックスにメッセージとして送信されます。
携帯電話へのリマインダの転送
電子メール対応の携帯電話システムを利用している場合は、携帯電話にリマインダを通知できます。
リマインダを携帯電話に転送するには、［基本設定］の［メッセージ］セクションの［携帯電話］を編集します。［カレンダーのアイテム］で［する］または［重要度（高）のみ］を選択します。
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