FirstClassサーバに接続する時のセキュリティは、次の内容によって決まります。
・クライアント(FirstClassに送信するコマンド)とサーバ(送信したコマンドに対するFirstClassの応答)間でやり取りされるすべてのデータに適用される暗号化のレベル。
・ログイン時のユーザ認証(有効なユーザかどうかの確認)方法。
暗号化レベルの変更
同じ接続プロトコルを使用するすべての接続に適用するデータ暗号化レベルのデフォルトを変更するには、以下の操作を行います。
1 [接続方法の設定]フォームを開きます。
2 [詳細設定]タブの[暗号化]で目的のセキュリティレベルを選択します。
ある接続の[接続設定]フォームで[暗号化]を更新すると、この接続ではその暗号化設定がデフォルト設定に優先して適用されます。
注意
サーバによってはユーザが指定した暗号化レベルに関係なく、自動的に接続をセキュアにするものもあります。
接続を[高度]に設定している場合
暗号化が[高度]に設定された接続を使用してサーバにログインする場合
・サーバに初めて接続すると、公開鍵に関するメッセージが表示される場合があります。
これはこのセキュリティの仕組みです。これにより、自分のクライアントソフトウェアに接続するサーバが識別されます。どのような公開鍵が使われているかを知っている場合は、表示された鍵が正しいかどうかを確認してください。どのような公開鍵か知らない場合は、表示された値をそのまま了承してください。
・接続すると、ステータスバーに錠のアイコンが表示されます。
注意
サーバでセキュアな接続をサポートできないという通知が表示された場合は、セキュリティレベルを[通常]に変更します。
認証方法の変更
ログインの認証方法は管理者が決定します。ログインは、FirstClassサーバ(FirstClassセキュア認証)、リモートサーバ、またはその2つを組み合わせて認証されます。
ある接続に対して、リモートサーバでの認証によるログインを行いたくない場合は、その接続の[接続設定]フォームで[ユーザ認証時にFirstClassセキュア認証のみを使用]を選択します。
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