テンプレートのないドキュメントの表示
[MIME Types]ファイルは、テンプレートのないドキュメントを表示するためにも使用できます。
通常は、FirstClassのWebドキュメントが開かれると、その表示にテンプレートが使われます。しかし、HTMLや、XML(eXtensible Markup Language)などの他のマークアップ言語でWebページを作成して、自分のWebサイト上で表示したい場合もあると思われます。インターネットサービスは、テンプレートを使わないで、そのようなファイルをブラウザに送信しなければなりません。その設定は、ドキュメントの拡張子を特定のファイルタイプに関連付けて行うことができます。
マークアップ言語のドキュメント
HTMLドキュメントの場合は、[MIME Types]ファイルに以下のコード行を登録します。
text/htm<タブ>text<タブ>MSIE<タブ>.html
この登録によって、.html拡張子を持つすべてのファイルが、直接ブラウザに送信されます。
標準外の拡張子
.wwsのような、標準外の拡張子のHTMLページを表示させるには、[MIME Types]ファイルに次のコード行を入力してください。
text/html<タブ>text<タブ>MSIE<タブ>.wws
この登録によって、.wws拡張子を持つすべてのファイルが、直接ブラウザに送信されます。
ブラウザによる非HTMLファイルの識別
[MIME Types]ファイルを使用して、ブラウザ上で非HTMLファイルを識別し、ディスク保存以外の動作が行われるようにすることができます。通常は次のように登録します。
audio/mp3<タブ>"mp3 "<タブ>????<タブ>.mp3
このうち、
audioはファイルタイプです。
mp3はこのファイルのサブタイプで、"mp3 "はMacintoshファイルのタイプです(4文字未満になっています)。
???? は、任意のブラウザを示しています。
.mp3はこのファイルの拡張子です。
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