ｲﾝﾀｰﾈｯﾄｻｰﾋﾞｽスクリプトのグローバル定数


	AUTH_TYPE CONTENT_TYPE CONTENT_LENGTH COMSPEC (Windowsのみ) DATE_GMT DATE_LOCAL DOCUMENT_NAME DOCUMENT_URI FTP_DOMAIN GATEWAY_INTERFACE HTTP_ACCEPT HTTP_DOMAIN HTTP_PORT HTTP_REFERER HTTP_USER_AGENT HTTPS HTTPS_CIPHER HTTPS_KEYSIZE HTTPS_PORT HTTPS_SECRETKEYSIZE LAST_MODIFIED LDAP_DOMAIN NNTP_DOMAIN PATH_INFO PRIMARY_DOMAIN QUERY_STRING QUERY_STRING_UNESCAPED REMOTE_ADDR REMOTE_HOST REMOTE_USER REQUEST_METHOD SERVER_ADDR SERVER_DOMAIN SERVER_NAME SERVER_PORT SERVER_PROTOCOL SERVER_SOFTWARE SMTP_DOMAIN SSL_CIPHER SSL_CIPHER_ALGKEYSIZE SSL_CIPHER_EXPORT SSL_CIPHER_USEKEYSIZE SSL_CLIENT_A_SIG SSL_CLIENT_A_KEY SSL_CLIENT_CERT SSL_CLIENT_DN SSL_CLIENT_I_CERT SSL_CLIENT_I_DN SSL_CLIENT_I_DN_CERT SSL_CLIENT_I_DN_DN SSL_CLIENT_V_END SSL_CLIENT_V_START SSL_CLIENT_VERIFY SSL_EXPORT SSL_KEYSIZE SSL_PROTOCOL SSL_PROTOCOL_VERSION SSL_SECKEYSIZE SSL_SERVER_A_KEY SSL_SERVER_A_SIG SSL_SERVER_CERT SSL_SERVER_DN SSL_SERVER_I_CERT SSL_SERVER_I_DN SSL_SERVER_I_DN_CERT SSL_SERVER_I_DN_DN SSL_SERVER_S_DN SSL_SERVER_S_DN_CERT SSL_SERVER_S_DN_DN SSL_SERVER_V_END SSL_SERVER_V_START SSL_SESSION_ID SSL_SSLEAY_VERSION SSL_VERSION_LIBRARY SSLEAY_VERSION SystemRoot (Windowsのみ) Windir (Windowsのみ) ここでは、インターネットサービススクリプトグローバル定数およびその構文と機能の簡単な説明をアルファベット順に示します。関数については、インターネットサービススクリプトについてを参照してください。 AUTH_TYPE 現在のページにアクセスするために必要なユーザIDとパスワードをエンコードするための認証方法を表示します。注意このスクリプトグローバル変数は、「basic」または値なし（認証されていなユーザ）です。先頭へ CONTENT_TYPE COMSPEC環境変数の値を返します。Windowsでは、この変数は、C:\Windows\system32 \cmd.exeなどコマンドインタープリタの完全なパスに設定されます。構文 CONTENT_TYPE インターネットサービスがCOMSPEC環境変数の値を出力します。値型文字列先頭へ CONTENT_LENGTH ブラウザからの要求に含まれるデータのバイト数を返します。これは通常ゼロです。ただし、要求がFORMポストの結果である場合を除きます。構文 CONTENT_LENGTH（数値）インターネットサービスがCONTENT_LENGTHヘッダ変数の値を出力します。値型数値先頭へ COMSPEC（Windowsのみ） COMSPEC環境変数の値を返します。Windowsでは、この変数は、C:\Windows\system32 \cmd.exeなどコマンドインタープリタの完全なパスに設定されます。構文 COMSPEC インターネットサービスがCOMSPEC環境変数の値を出力します。値型文字列先頭へ DATE_GMT GMTに基づいてサーバの日付と時刻を表示します。注意このグローバル定数の書式は、#config timefmtスクリプトコマンドを使用して制御することができます。先頭へ DATE_LOCAL ローカルタイムゾーンに基づいてサーバの日付と時刻を表示します。先頭へ DOCUMENT_NAME 現在のドキュメントのファイル名を表示します。先頭へ DOCUMENT_URI 現在のドキュメントのURLを表示します。先頭へ FTP_DOMAIN ［インターネットの基本設定］フォームで設定された［FTPサーバのドメイン名］フィールドの値を返します。構文 FTP_DOMAIN FTPクライアントが接続したときに表示されるバナー文字列に使用する値を文字列で出力します。先頭へ GATEWAY_INTERFACE 現在のCGIインタフェースバージョンを返します。構文 GATEWAY_INTERFACE 文字列書式で値CGI/1.1を返します。先頭へ HTTP_ACCEPT ユーザエージェント（ブラウザ）によってサポートされているファイル形式を表示します。出力はブラウザによって異なります。先頭へ HTTP_DOMAIN この接続が解決した完全修飾ドメイン名を返します。構文 HTTP_DOMAIN ［複数サイトと複数言語の設定］フォームの［ドメイン名］フィールドまたは［インターネットの基本設定］フォームの［Web（HTTP）サーバのドメイン名］からの値を返します。値型文字列先頭へ HTTP_PORT 現在の接続が受け付けられたTCP/IPポートの数値を返します。構文 HTTP_PORT デフォルト値は80ですが、［複数サイトと複数言語の設定］フォームで上書きされる場合があります。先頭へ HTTP_REFERER 現在のページにリンクしているHTMLページのURLを表示します。先頭へ先頭へ HTTP_USER_AGENT ブラウザとそのブラウザを実行しているオペレーティングシステムの情報を表示します。標準値 Netscape Mozilla 4.08 {en}(Win98;1) Microsoft Internet Explorer: Mozilla 4.0 (compatible;MSIE4.0;Windows 98) 先頭へ HTTPS 使用されているHTTPSを表示します。注意 HTTPSスクリプトのグローバル変数が使用されている場合、インターネットサービスは値を「on」に設定します。値型フラグ先頭へ HTTPS_CIPHER Cipherの仕様名（SSL/TLS cipherspec）を表示します。注意 Cipherとは、暗号化アルゴリズムのことです。構文 HTTPS_CIPHER インターネットサービスとブラウザとの間でネゴシエーションされた接続に応じて異なる値がインターネットサービスによって出力されます。値型文字列先頭へ HTTPS_KEYSIZE セッション鍵のビット数を設定します。構文 HTTPS_KEYSIZE インターネットサービスとブラウザとの間でネゴシエーションされた値がインターネットサービスによって出力されます。これは、暗号化アルゴリズムに依存します。値型数値先頭へ HTTPS_PORT 現在の接続が受け付けられるTCP/IPポートの数値を返します。構文 HTTPS_PORT このデフォルト値は443ですが、［複数サイトと複数言語の設定］フォームで上書きされる場合があります。値型数値先頭へ HTTPS_SECRETKEYSIZE 秘密鍵のビット数を設定します。構文 HTTPS_SECRETKEYSIZE インターネットサービスとブラウザとの間でネゴシエーションされる値がインターネットサービスによって出力されます。これは、暗号化アルゴリズムに依存します。値型数値先頭へ LAST_MODIFIED 現在のドキュメントが最後に変更された日付を表示します。注意書式は、#config timefmtスクリプトコマンドを使用して制御することができます。先頭へ LDAP_DOMAIN ［プライマリドメイン名］フィールドの値を返します。構文 LDAP_DOMAIN この文字列は現在使用されていません。値型数値先頭へ NNTP_DOMAIN ［インターネットの基本設定］フォームの［ニュース］タブで設定された［ニュース（NNTP）サーバのドメイン名］フィールドの値を返します。構文 NNTP_DOMAIN NNTPクライアントが接続したときに表示されるバナー文字列に使用する値を出力します。値型文字列先頭へ PATH_INFO サイトのルートを基準として、現在のドキュメントのパスを表示します。先頭へ PRIMARY_DOMAIN ［インターネットの基本設定］フォームで設定された［プライマリドメイン名］フィールドの値を返します。構文 PRIMARY_DOMAIN POP3クライアントが接続したときに表示されるバナー文字列に使用する値を出力します。またこの値は、他の複数の場所で使用されます。値型文字列先頭へ QUERY_STRING 要求URLのクエリ部分を返します。構文 QUERY_STRING 文字列として最初の疑問符の後に続くURLのクエリ部分を出力します。先頭へ QUERY_STRING_UNESCAPED このドキュメントのURIパラメータのエスケープ処理されていない一覧を表示します。先頭へ REMOTE_ADDR 現在の接続のクライアント側のTCP/IPアドレスをドット区切りの10進表記で表示します。構文 REMOTE_ADDR 値型文字列例 127.0.0.1 先頭へ REMOTE_HOST ブラウザを実行しているマシンのDNSホスト名を表示します。注意コンピュータにホスト名が設定されていない場合、またはDNS逆引き参照に失敗した場合は、IPアドレスが表示されます。先頭へ REMOTE_USER リモートユーザログイン名を表示します（該当するユーザがシステムにログインしている場合）。先頭へ REQUEST_METHOD HTTP要求キーワード構文 REQUEST_METHOD 通常はGETまたはPOSTを出力します。値型文字列先頭へ SERVER_ADDR 現在の接続でのサーバのTCP/IPアドレス（ドット区切りの10進表記）構文 SERVER_ADDR 値型文字列例 127.0.0.1 先頭へ SERVER_DOMAIN ［システムプロファイル］フォームの［ドメイン名］フィールドで指定されたドメイン名を返します。構文 SERVER_DOMAIN FCP URLの作成に使用する値を文字列として出力します。先頭へ SERVER_NAME インターネットサービスがインストールされているマシンの名前を表示します。先頭へ SERVER_PORT ［HTTPポート］フィールドで設定されているHTTPポート番号を表示します。標準値 80 先頭へ SERVER_PROTOCOL お使いのサーバに実装されているプロトコルのバージョンを表示します。標準値 HTTP/1.1 値型文字列先頭へ SERVER_SOFTWARE テキスト「FirstClass/（バージョン番号）」を表示します。標準値 FirstClass/8.0 先頭へ SMTP_DOMAIN ［インターネットの基本設定］フォームの［メール］タブで設定された［SMTPサーバのドメイン名］フィールドの値を返します。構文 SMTP_DOMAIN SMTPクライアントが接続したときに表示されるバナー文字列に使用する値を文字列として出力します。先頭へ SSL_CIPHER 「HTTPS_CIPHER」を参照してください。構文 SSL_CIPHER 値を文字列として出力します。値型文字列先頭へ SSL_CIPHER_ALGKEYSIZE （可能な）暗号ビットの数を返します。構文 SSL_CIPHER_ALGKEYSIZE 値を数値として出力します。ビット数が多いほど、暗号化が強化されます。例：128ビット先頭へ SSL_CIPHER_EXPORT 暗号がexport cipher（エクスポート暗号）の場合、trueを返します。構文 SSL_CIPHER_EXPORT 「true」または「false」のブール値を返します。先頭へ SSL_CIPHER_USEKEYSIZE クライアントの証明書の署名に使用するアルゴリズムを返します。構文 SSL_CLIENT_A_SIG 値を文字列として出力します。現在は何も返されません。これは、今後のために予約されています。先頭へ SSL_CLIENT_A_SIG クライアントの証明書の公開鍵に使用するアルゴリズムを返します。構文 SSL_CLIENT_A_KEY 値を文字列として出力します。現在は何も返されません。これは、今後のために予約されています。先頭へ SSL_CLIENT_A_KEY クライアントの証明書の公開鍵に使用するアルゴリズムを返します。構文 SSL_CLIENT_A_KEY 値を文字列として出力します。現在は何も返されません。これは、今後のために予約されています。先頭へ SSL_CLIENT_CERT Base64エンコードされたクライアント証明書を設定します。構文 SSL_CLIENT_CERT 値を文字列として出力します。先頭へ SSL_CLIENT_DN クライアントのセキュリティ証明書で識別名（DN）を設定します。注意識別名とは、会社名や組織の単位名など、サイトの最も正式な名称を指します。構文 SSL_CLIENT_DN 値を文字列として出力します。先頭へ SSL_CLIENT_I_CERT クライアントの証明書に対する発行者のPEMエンコードされた証明書を返します（ブラウザなど）。先頭へ SSL_CLIENT_I_DN クライアント証明書の発行者DNを返します。構文 SSL_CLIENT_I_DN 値を文字列として出力します。値型文字列先頭へ SSL_CLIENT_I_DN_CERT 無効先頭へ SSL_CLIENT_I_DN_DN 無効先頭へ SSL_CLIENT_V_END クライアント証明書の有効期限終了日を返します。構文 SSL_CLIENT_V_END 日付は、YYMMDDHHMMSSZの書式で返されます。ZはGMTを指します。値型文字列先頭へ SSL_CLIENT_V_START クライアント証明書の有効期限開始日を返します。構文 SSL_CLIENT_V_STAR 日付は、YYMMDDHHMMSSZの書式で返されます。ZはGMTを指します。値型文字列先頭へ SSL_CLIENT_VERIFY クライアント証明書の検証結果を返します。構文 SSL_CLIENT_VERIFY インターネットサービスでは現在、SSL接続をネゴシエーションするとき、クライアントに対して有効な証明書を提示することを要求するようにSSLを設定することをサポートしていないため、「NONE」を返します。値型文字列先頭へ SSL_EXPORT 「SSL_CIPHER_EXPORT」を参照してください。先頭へ SSL_KEYSIZE 「SSL_CIPHER_ALGKEYSIZE」を参照してください。先頭へ SSL_PROTOCOL クライアントとサーバがこの接続に使用するネゴシエーションされたプロトコルを返します。構文 SSL_PROTOCOL SSLv2、SSLv3、TLSv1のいずれかを返します。値型文字列先頭へ SSL_PROTOCOL_VERSION SSLバージョン番号を返します。返される可能性がある番号は、バージョン２またはバージョン３です。構文 SSL_PROTOCOL_VERSION 値型文字列先頭へ SSL_SECKEYSIZE 「SSL_CIPHER_USEKEYSIZE」を参照してください。先頭へ SSL_SERVER_A_KEY サーバの証明書の公開鍵に使用するアルゴリズムを返します。構文 SSL_SERVER_A_KEY 値型文字列例 rsaEncryption、またはUNKNOWN（不明な場合）先頭へ SSL_SERVER_A_SIG サーバの証明書の署名に使用するアルゴリズムを返します。構文 SSL_SERVER_A_SIG 値型文字列例 md5WithRSAEncryption、またはUNKNOWN（不明な場合）先頭へ SSL_SERVER_CERT サーバがこの接続に使用しているSSL証明書のPEMエンコードされた値を返します。構文 SSL_SERVER_S_CERT -----BEGIN CERTIFICATE-----から-----END CERTIFICATE-----までの証明書の内容。パスワードまたは秘密鍵は含まれません。値型文字列先頭へ SSL_SERVER_DN サーバ証明書のDNを表示します。構文 SSL_SERVER_DN 値型文字列先頭へ SSL_SERVER_I_CERT サーバ証明書用の発行者のPEMエンコードされた証明書を返します。例：サーバ証明書を署名するために使用されるVeriSignの証明書先頭へ SSL_SERVER_I_DN サーバ証明書の発行者のDNを表示します。構文 SSL_SERVER_I_DN 値型文字列先頭へ SSL_SERVER_I_DN_CERT 無効先頭へ SSL_SERVER_I_DN_DN 無効「SSL_SERVER_CERT」を参照してください。先頭へ SSL_SERVER_S_DN 現在の接続をネゴシエーションするためのSSL証明書内のサーバ識別名の値構文 SSL_SERVER_S_DN PEMエンコードされたDNは、スラッシュ（/）によって区切られた属性と値のペアのリストを含んだ文字列です。属性は、以下のリストから取得されます。C、CN、ST、L、O、OU、Email、T、I、G、S、D、UID 値型文字列例 SSL_SERVER_S_DN="/C=XY/ST=Snake Desert/L=Snake Town/O=Snake Oil, Ltd/OU=Webserver Team/CN=www.snakeoil.dom/Email=www@snakeoil.dom" 先頭へ SSL_SERVER_S_DN_CERT 無効先頭へ SSL_SERVER_S_DN_DN 無効先頭へ SSL_SERVER_V_END サーバ証明書の有効期限終了日を返します。構文 SSL_SERVER_V_END 日付は、YYMMDDHHMMSSZの書式で返されます。ZはGMTを指します。値型文字列先頭へ SSL_SERVER_V_START サーバ証明書の有効期限開始日を返します。構文 SSL_SERVER_V_START 日付は、YYMMDDHHMMSSZの書式で返されます。ZはGMTを指します。値型文字列先頭へ SSL_SESSION_ID 使用するCGIの16進エンコードされた数値または文字列を返します。そのCGIはその数値または文字列を生成しないか、生成できません。構文 SSL_SESSION_ID 返される文字列は、０～９とA～Fの組み合わせの64 ASCII文字です。値型文字列数値先頭へ SSL_SSLEAY_VERSION インターネットサービスで使用しているSSLライブラリのバージョンを返します。注意インターネットサービスでは、「OpenSSL 0.9.6 24 Sep 2000」SSLライブラリバージョンを使用します。構文 SSL_SSLEAY_VERSION 先頭へ SSL_VERSION_LIBRARY SSL機能を提供するためのライブラリのバージョンを識別する文字列を返します。構文 SSL_VERSION_LIBRARY 現在のライブラリバージョンは、OpenSSL/0.9.6です。値型文字列先頭へ SSLEAY_VERSION SSL_VERSION_LIBRARYと同じ情報を返します。下位互換性のために提供されます。先頭へ SystemRoot（Windowsのみ） SystemRoot環境変数の値。この値は、有効なWindowsインストールを含んだ最上位レベルのフォルダの場所です。構文 SystemRoot 通常はWINDIRと同じ値です。値型文字列先頭へ WINDIR（Windowsのみ） WINDIR環境変数の値。この値は、有効なWindowsインストールを含んだ最上位レベルのフォルダの場所です。構文 SystemRoot この値は、Windows固有の情報を検出するために使用します。値型文字列先頭へ