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FirstClassのシステム構成を検討する際、ユーザがログインする方法と、ログインしたユーザをサイトの誘導したい場所を考えることが大切です。一般のWebサイトでは、Mac OS X、Windows、Linuxなど異なるOSのユーザが利用し、様々なバージョンのNetscapeやMicrosoft Internet Explorer(場合によっては、Opera、Safariなど他のブラウザ)でユーザは閲覧します。FirstClassに付属しているデフォルトのテンプレートセット(.templates)を標準のクラシックモードで実行している場合、ユーザはどのブラウザを使用しても同じように自分のデスクトップを見ることができます。
注意
デフォルトのテンプレートセットを拡張モードで実行することもできます。詳細は、Webサイトの Webサイトのページレイアウトの変更を参照してください。



ブラウザのよる振り分けで異なるテンプレートセットを利用する方法
カスタマイズしたテンプレートを適用する場合、現在のバージョンより上のブラウザでしか見ることができない内容が含まれているため、Internet Explorerのバージョン5以上を利用しているすべてのユーザに、カスタマイズしたテンプレートを適用したくなる場合があります。HeaderMatchの構文を使用すると、そのためのコマンドを自分のHeaderMatchドキュメントに追加することができます。
*: IF User-Agent == "MSIE [5-9]\..+Win" SET .templates = .customtemplates
このうち、
・* は、ご利用のWebサーバ上にあるすべてのWebサイトに共通です。
・User-Agent は、特定のブラウザを設定します(この例では、 Microsoft Internet Explorerのバージョン5から9です)。
・\..+Win の円マーク(\)はエスケープ文字で、プラス(+)に特別な意味を与えないようし、大括弧([ ])0から9の数字を特殊文字に変換します。
・.temlates = は、ご利用のシステムでデフォルトのテンプレートセット(この例では.customtemplates)をユーザに適用します。
カスタマイズしたテンプレートを作成するには、テンプレートのカスタマイズを参照してください。



インターネットサービスのスクリプト変数の設定
ハンドヘルド端末のような表示スペースが限られているユーザに対して、特別なインタフェースを使用させたい場合は、インターネットサービスのスクリプトの変数を使用して設定することができます。次の例は、HeaderMatchドキュメントにスクリプトの変数を追加したものです。
*: IF User-Agent == "Windows CE" VAR ROWS = 10
このうち、
・* はどのサイトでも使用します。
・IF は、条件が一致した場合に動作を開始するキーワードです。
・User-Agent はHTTPヘッダの名前です。
・== は、検索したい語句がHTTPヘッダの値に含まれるかどうかをテストします。
・"Windows CE" は、照合する語句です。
・VAR ROWS = 10 は、行番号を10に設定します。



HeaderMatchドキュメントへのSET変数の追加
User-Agent文字列をテストするには、照合したいブラウザや端末を表す最も短い固有名をテストするのが最適な方法です。例えば、ハンドヘルド端末用ブラウザの多くは、ディスプレイの大きさをUser-Agentの文字列の一部として送信します。文字列全体をテストすれば、互換性がある他の端末がテストに適合しないようにすることができます。次の例は、HeaderMatchドキュメントにSET変数を追加したものです。
*: IF User-Agent == "AppleWebKit" SET calendarview = 158
このうち、
・*は どのサイトでも使用します。
・IF は、条件が一致した場合に動作を開始するキーワードです。
・User-Agent はHTTPヘッダの名前です。
・== は、検索したい語句がHTTPヘッダの値に含まれるかどうかをテストします。
・"AppleWebKit" は、照合する語句です。
・SETは、照合する語句がHTTPヘッダに含まれている場合に、1つまたは複数の内部変数を設定します。
・calendarviewは、カレンダーを表示するために使用するフォームをインターネットサービスに指示する内部変数です。
・= は、代入演算子です。
・158 は、カレンダーを月表示で表示するためのフォーム番号です。デフォルトの表示方法は週表示で、フォーム番号は159です。



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