このフォームを使用して、会議室グループの属性を設定します。会議室グループの属性は、この会議室グループに属するすべての会議室に影響します。ただし、会議室に固有の属性が設定されている場合は、その属性が優先されます。
承認
メッセージに承認が必要
この会議室グループの会議室に送信されるすべてのメッセージは、主催者の承認なしに他のユーザが開くことができないようにします。
添付ファイルに承認が必要
添付ファイル付きメッセージ、およびこの会議室グループの会議室に直接アップロードされるすべてのファイルに承認が必要となります。
サイズ制限
メッセージ最大容量
この会議室グループの会議室に送信されるメッセージの最大容量(文字+添付ファイル)です。
処理
これは、メッセージに容量制限を行っている場合のみ有効です。指定したサイズ制限を越える容量のメッセージの処理方法を設定します。
・ 拒否して不達メッセージ送信―メッセージを拒否して、差出人に不達メッセージを返信します。
この選択がほとんどの会議室に最適と思われます。ただし、この会議室グループの会議室がインターネットなどのFirstClass以外のシステムに複製されている場合は除きます。例えば、会議室をインターネットのニュースグループとして利用していると、不達メッセージがインターネットに返信され、そこからニュースグループに参加しているおびただしい数のサイトに送信されてしまいます。
・ 拒否してログに記録―差出人に通知することなくメッセージを拒否し、サーバのログに記録します。
・ 未承認メッセージとして許可―メッセージは許可されますが、未承認状態となります。
この会議室グループの会議室がゲートウェイされていて、ユーザから大容量の添付ファイル付きメッセージが送信される心配がある場合に有効です。
・ 拒否のみ―メッセージを拒否し、それ以外の動作をしません。
この会議室グループの会議室がインターネットなどのFirstClass以外のシステムに複製されている場合に、最も適した選択です。
有効期間
アイテム数
この会議室グループの会議室で許可される最大アイテム数です。この値は、会議室の利用頻度に基づいて決定してください。有効期限が切れたアイテムは、監査が行われている間に古いものから削除されます。ただし、有効期間が[無期限]に設定されているアイテムは削除されません。
メッセージの有効期間(日数)
アイテムが、この会議室グループの会議室から削除されるまでの日数です。「デフォルト」を選択すると、ご利用のサーバで設定されているデフォルトの有効期間になります。
オプション
使用するフォーム
この会議室グループの会議室でユーザが[メッセージ]>[新規メッセージ]を選択したときに開かれる、デフォルトのメッセージフォームです。この[会議室グループの権限]フォームでデフォルトのメッセージフォームを指定したくない場合には、このフィールドを「−」のままにしてください。
返信の選択
この会議室グループの会議室に返信メッセージを送信するデフォルトの方法です。
・ 会議室にのみ返信―会議室だけに返信します。
・ 全員に返信―差出人と他のすべての受信者に返信します。
・ 差出人にのみ返信―差出人だけに返信します。
・ デフォルト―会議室が他の会議室グループにも所属している場合、この会議室グループの[返信の選択]が使用されます。
[返信の選択]を設定している会議室グループがない場合は、[会議室にのみ返信]が使用されます。
サーバ設定の並び順を利用
会議室のレイアウトが、つねに自分の設定した本来のレイアウトになるようにします。これを選択しない場合、レイアウトは各ユーザが保存したものに変わります。このオプションは、並び順、グループ表示、フォント、サイズだけに適用されます。他のレイアウト情報はすべてサーバによって設定されます。
ユーザまたはグループ
この会議室グループの会議室へのアクセス権限を設定したいユーザまたは<ユーザグループ>の名前です。メッセージを送信するのと同じように、名前を入力してください。後で説明するように、ユーザとグループが登録される並び順が重要になります。名前を途中に挿入するには、挿入したい場所のすぐ上にある名前をクリックしてから、EnterキーまたはReturnキーを押してください。名前を移動するには、リスト内で名前を選択して、移動したい場所までドラッグしてください。名前を削除するには、選択してDeleteキーを押してから、EnterキーまたはReturnキーを押してください。
レベル
[ユーザまたはグループ]欄に追加したユーザまたはユーザグループごとに権限レベルを選択してください。
権限
必要に応じて、個別の権限を利用してこの権限をカスタマイズしてください。
会議室グループの権限レベル
権限レベルは、個別の権限をあらかじめ組み合わせたものです。権限レベルを指定するか、個別の権限を有効、無効にしてカスタマイズすることができます。
すべて禁止
この会議室グループの会議室にアクセスできません。
表示可
会議室にあるアイテムの一覧は閲覧することができますが、開くことはできません。
閲覧可
[表示可]の権限+メッセージを開くことができます。
検索可
[閲覧可]の権限+添付ファイルのダウンロード、アイテムの履歴表示、検索ができます。
送信可
[検索可]の権限+この会議室グループの会議室へのメッセージ送信、自分が送信したアイテムの削除、この[会議室グループの権限]フォームの閲覧ができます。これは、[All Users]グループのデフォルトの権限レベルです。
承認可
[送信可]の権限+未承認アイテムを開くこと、および承認することができます。
主催者
[承認可]の権限+すべてのアイテムの削除、子フォルダへのアイテムの移動、容量制限を越えるメッセージの送信、ドキュメントとステーショナリの編集、子フォルダの作成と移動、子会議室の移動ができます。
サブコントローラ
[主催者]の権限+会議室ウィンドウの移動とサイズ変更、会議室の表示と並び順の変更、子会議室の作成ができます。子会議室を作成するには、ユーザは[会議室の作成]権限をもっていなければなりません。
コントローラ
[サブコントローラ]の権限+この[会議室グループの権限]フォームの編集、他のユーザから送信されたメッセージの編集ができます。また、新規ルールの追加、会議室からのメッセージの作成、会議室のプロフィールの編集、会議室のディレクトリ情報の閲覧が可能です。
ユーザ設定
個別の権限を選択して権限レベルを設定します。上記以外の権限レベルを自分でカスタマイズすると、自動的に「ユーザ設定」になります。
会議室グループの[ユーザまたはグループ]フィールドの並び順
[ユーザまたはグループ]フィールドにユーザとユーザグループを登録する場合は、意図した権限設定になるよう、正しい並び順にしなければなりません。設定できる権限レベルについて十分に理解してから、ユーザおよびユーザグループの登録順を決めてください。
ユーザがこの会議室グループの会議室を開くと、FirstClassは[ユーザまたはユーザグループ]のリストを上からチェックします。そのユーザまたはそのユーザが所属するグループを最初に見つけると、FirstClassはそこで設定されている権限レベルを使用します。したがって、[All Users]グループをいちばん上に登録して、その権限レベルを「すべて禁止」にすると、誰もこの会議室グループの会議室にアクセスできなくなってしまいます。
個別の会議室グループ権限
[権限]欄の各アイコンは、個別の権限を表しています。各権限アイコンの内容を表示させるには、マウスをそのアイコンに乗せてください。権限を有効または無効に切り替えるには、アイコンをクリックしてください。
権限によっては、次に説明するように、特定のユーザ権限と組み合わた場合にだけ使用できるものがあります。
与えることのできる個別の権限は次のとおりです。
権限の編集
この[会議室グループの権限]フォームを編集することができます。この権限には、ルールの作成と、ユーザおよびユーザグループの[ユーザまたはグループ]欄への追加が含まれます。
主催者
ユーザに主催者の肩書きを与えます。自分が主催している会議室でユーザにアイテムを承認させるには、アイテムの承認権限が必要になります。
すべてのアイテムの削除
他のユーザから送信されたものも含むすべてのアイテムの削除、およびフォルダまたは子会議室へのアイテムの移動ができます。
アイテムの作成
ドキュメントとフォルダの作成、会議室へのアイテムの移動、容量制限を越えるメッセージの送信ができます。また、([アップロード権限]を持っているユーザが、メッセージにファイルを添付するのではなく)ファイルを直接アップロードすることができます。
読み取り専用アイテムの編集
送信されたメッセージのような、通常は編集できないアイテムを編集することができます。この権限を有効にするには、[アイテムの編集]権限も有効にしなければなりません。この権限だけは、管理者にも自動的に割り当てられません。この権限は通常のFirstClassの動作より優先されますので、有効にする場合はご注意ください。
この権限は、ユーザが作成した会議室に与えないことをお奨めします。管理者が作成した会議室だけに設定してください。
アイテムの編集
ドキュメントの編集、ステーショナリの修正、この会議室グループの会議室内でのフォルダと子会議室の移動ができます。
ウィンドウと表示のプロパティの保存
この会議室グループの会議室のウィンドウに対して、デフォルトの位置、大きさ、表示を変更することができます。この権限をもつユーザは、他のユーザが設定している会議室のデフォルト表示を変更することになるので、有効にする場合はご注意ください。
アイテムの承認
未承認メッセージを開くこと、および承認することができます。この権限をもつユーザが送信したメッセージは、自動的に承認されます。
自分のアイテムの削除
自分のアイテムのを削除と、プロパティの変更を行うことができます。
会議室を開く
この会議室グループの会議室を開くことができます。これにより、ユーザは会議室にあるアイテムの一覧を見ることはできますが、開くことはできません。
アイテムの検索
この会議室グループの会議室を検索することができます。ただし、ユーザは[検索]権限をもっていなければなりません。
アイテムの送信
この会議室グループの会議室にメッセージを送信することができます。ただし、ユーザは[会議室へのメール送信]権限をもっていなければなりません。
アイテムを開く
メッセージとドキュメントを開くことができます。
子会議室の作成
この会議室グループの会議室内に子会議室を作成することができます。ただし、ユーザは[会議室の作成]権限をもっていなければなりません。
ファイルと添付ファイルのダウンロード
添付ファイルと、この会議室グループの会議室に直接アップロードされたファイルをダウンロードできます。ただし、ユーザは[ダウンロード]権限をもっていなければなりません。
権限の表示
この[会議室グループの権限]フォームを閲覧することができます。
履歴の表示
メッセージの履歴を閲覧することができます。
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